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- 形成外科2024年6月号 【特集】形成外科分野におけるロボット手術の現状と展望
商品情報
内容
形成外科領域のロボット手術は世界的に広がりを見せ,本邦でも導入の機運が高まっている。本特集では「形成外科ロボット手術検討委員会」委員会メンバーを中心として,形成外科領域における海外のロボット手術の現状,本邦における形成外科分野の状況や今後の展望を解説した。
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序文
企画にあたって
ロボット手術はda Vinci(Intuitive Surgical社)を主として現在多くの分野で行われるようになってきています。泌尿器科以降,呼吸器外科,婦人科,消化器外科,心臓血管外科,耳鼻咽喉科など多くの分野で保険収載がされるようになりました。しかし,形成外科分野においては諸外国での報告が見られるようになってはきてはいるものの,本邦においては実施された報告は現在まで認められておりません。ロボットを使用するためのcertificationが形成外科領域の手術ではとれておらず,臨床で使用するためのハードルが高いのも問題となっております。本年4月にはマイクロロボットのSymani Surgical System(MMI社)がFDAの認可を取得しており,世界的に形成外科領域でもロボット手術が広まり,本邦でも導入へ機運が高まってきました。日本形成外科学会では2023年よりロボット手術検討委員会(上村哲司委員長)を立ち上げ,保険収載への道筋を議論しているところです。
保険収載にあたってはまずは内視鏡手術の保険収載が必要であるとの外保連(外科系学会社会保険委員会連合)での議論もあるため,形成外科での内視鏡手術もあわせて検討していく必要があります。実際のトレーニングも委員会メンバーを中心として行われており,今後ロボット手術を広めていくためにどのようにすべきなかどの課題もあります。またda Vinci以外にも国産ロボットhinotori(Medicaroid社)も上梓されており国内でも開発が進んでおります。
本特集では,委員会メンバーを中心として,形成外科領域における海外のロボット手術の現状,本邦における形成外科分野の状況や今後の展望についてご執筆いただきました。
編集責任者
筑波大学医学医療系形成外科 関堂 充
目次
随想
ソフトウエア(西本 聡)
特集 形成外科分野におけるロボット手術の現状と展望
企画にあたって (関堂 充)
形成外科領域におけるロボット手術の海外の現状と今後の日本の動向 (上村哲司)
内視鏡下の乳癌・乳房再建術―ロボット支援下乳房手術に向けて― (淺野裕子 ほか)
形成外科における国産手術支援ロボットの展望 (橋川和信)
形成外科ロボット支援下手術を実現させるための出口戦略―保険収載を目指した取り組み― (佐武利彦 ほか)
カダバーによるロボット支援下手術トレーニングの現状 (井上義一 ほか)
Robotic microsurgeryの「これまで」と「これから」―九州大学における血管吻合専用ロボット開発の展望―(門田英輝)
コラム:編集委員長コラム[第58回] (細川 亙)
連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
本音 (林田健志)
連載:教室だより北~南
No.114産業医科大学病院 形成外科 (兵藤伊久夫)
連載:ザッツ形成外科!
Vol.6器用さ (中村 優)
症例
涙囊悪性黒色腫に対して拡大切除術後に免疫チェックポイント阻害薬を施行した1例 (小久保健一 ほか)
膜性腎症の免疫抑制療法中に発生したScedosporium apiospermum下肢深在性皮膚真菌症の1例 (西岡 嶺 ほか)
工夫
眼窩陥凹に対する組織充填を目的とした眼輪筋弁付き挙筋前転術 (中村 優 ほか)
外国文献抄訳 PRS Vol.152 No.4
(清水史明)
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書籍情報
- ISBN:9784014106706
- ページ数:104頁
- 書籍発行日:2024年6月
- 電子版発売日:2024年9月3日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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