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形成外科2024年9月号 【特集】総合病院における美容医療の実践

  • 書籍発行日 : 2024年9月
  • 電子版発売日 : 2024年10月29日
3,630
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商品情報

内容

【特集】総合病院における美容医療の実践

すでに総合病院で本格的な美容医療を提供している全国の施設の先生に,総合病院での美容医療の運営にまつわる困難や苦渋,あるいは知恵や利点を執筆頂いた。施設で美容医療を始めた経緯や,難しい問題をどう乗り切ったか,あるいは乗り越えることができなかったかなど,様々なハードルが存在する総合病院での美容医療を赤裸々に記載した1冊。


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序文

企画にあたって


美容医療の担い手はほとんどがプライベートクリニックです。なかには全国にクリニックを展開する大手の美容医療チェーンもありますが,これについても事実上は個人経営というのが現状です。

個人経営が必ず悪いというわけではありませんが,必ずしも良い医療を提供しているクリニックばかりとはいえません。個人経営では医療に対するチェック機能が働きにくいという弊害があります。健康保険医療においては,提供すべき医療が厚生労働省によって細かく定められているので,プライベートクリニックであってもその定めに従った医療提供が行われます。そこでは厚生労働省によるチェックが機能しているわけです。しかし,自費診療である美容医療においては,提供する医療の内容も価格も医療機関の裁量に任されています。そのような医療機関でチェック機能がなければ,そこでの医療提供は安易な方向,悪しき方向へと流れていきやすいことは十分想像できるでしょう。

総合病院の中で美容医療を行えば,病院として持っているさまざまなチェック機能が働きます。真っ当な医療かつ真っ当なビジネスである美容医療を発展させていくには,多くの美容医療が総合病院で行われるようになることが最も早道であると考えます。しかし,総合病院で美容医療を運営していくには,さまざまなハードルがあるのも事実です。

本企画では,すでに総合病院で本格的な美容医療を提供している全国の施設の先生に,総合病院での美容医療の運営にまつわるさまざまな困難や苦渋,あるいは知恵や利点などについて,赤裸々に記載していただきました。

この企画が,日本において総合病院での美容医療の実践が普及する起爆剤になればと期待します。


2024年9月

編集責任者
大阪みなと中央病院名誉院長 細川 亙

目次

随 想

上手な玉子焼きが作りたくて:形成外科の認知と協業の向上作戦 小室明人

特別企画 総合病院における美容医療の実践

企画にあたって 細川 亙

総合病院における美容医療の難しさ 吉村 圭

持続可能な美容医療を目指して 石川 心介 ほか

地方の公立基幹病院における美容外科 近藤昭二 ほか

大阪みなと中央病院における美容医療の創設と運営 細川 亙

神戸大学での美容外科の実践―美容外科を学問とするための提言― 原岡剛一 ほか

久留米大学病院が美容外科を標榜し実践する意義 力丸英明

連載

形成外科Topics!

第29回日本形成外科手術手技学会を開催して ―コロナ禍後の完全現地開催― 上村哲司

私の心に残る1症例 No.

古川洋志

みんなで考えよう! 足病カンファレンス season 2 潰瘍を再発しにくく歩ける足の形状を作るのは形成外科医である

内田みさ子

だれでもわかる手の外科の基本―アンチ丸暗記・虎の巻― No.11掌側板―関節の「舵取り役」―

永竿智久

形成外科NEXT―次世代の本音― がん診療と形成外科

大﨑健夫

教室だより北~南 No.117川崎医科大学 形成外科

戎谷昭吾

ザッツ形成外科! Vol.9イカソーメン

中村 優

原著

Oblique triangular flapの役割

西村礼司 ほか

症例

抗癌薬投与により難治化した皮膚潰瘍の3例

松本優衣 ほか

モーターパラグライダーによって生じた髄膜炎を伴う開放性頭蓋骨骨折を遊離大網弁移植で再建した1例

森 隆裕 ほか

乳房に生じた線維肉腫成分を伴う隆起性皮膚線維肉腫の1例

福田摩莉佳 ほか

PET/CT検査で偶発的に発見された右大腿部の結節性筋膜炎の1例

横川 愛 ほか

外国文献抄訳

PRS Vol.153 No.1

河合建一郎

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書籍情報

  • ISBN:9784014106709
  • ページ数:0頁
  • 書籍発行日:2024年9月
  • 電子版発売日:2024年10月29日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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