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- 救急・集中治療(36巻2号)重症呼吸管理
商品情報
内容
今号の特集では「重症呼吸管理」に長年携わっている各領域のエキスパートが、基礎から応用まで、“人工呼吸とECMOの最前線”と題しコアとなる知識を幅広く解説。好評を博している連載記事も含め、集中治療医・救急医のみならず、関連するスタッフにも必携の一冊です。
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序文
重症呼吸管理─人工呼吸とECMOの最前線—
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を代表とする重症急性呼吸不全では,いまだに有効な薬物治療が開発されていません.このため,肺胞上皮傷害が回復するまでの間,人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO)を使用して,傷害の回復を待つのが治療の中心となっています.しかし,一言で「肺保護換気法」とは申しましても,その内容は時々刻々と変化を遂げてきており,現在では,一回換気量制限以外にも,様々な指標を同時にコントロールして呼吸管理を行う必要が出てきました.
このため,重症急性呼吸不全患者の診療に携わる医師が,様々な場面において直面する可能性の高い項目を厳選し,その解決のヒントにして頂きたいと考え,本書を企画いたしました.
本書は「人工呼吸器 編」と「ECMO 編」の2つの大項目に分かれております.
「人工呼吸器 編」では,駆動圧・経肺圧・EIT・肺コンプライアンス・肺ヒステレシス・呼吸仕事量・リクルータビリティ・不同調など,人工呼吸管理において,近年注目を集めているテーマを挙げさせて頂きました.
「ECMO 編」では,ECMO中のオープンラング・腹臥位・SpO2低下への対応・水分管理・呼吸仕事量制御の期間・awake ECMO・終末期医療など,ECMO管理において明確な答えが分かっていないテーマを取り上げさせて頂きました.
著者の先生方には,エキスパートの立場からエビデンスを踏まえつつ,臨床現場で役立つ内容になるようご執筆頂きました.
重症急性呼吸不全医療の第一線でご活躍されている超一流の先生方の知識と経験を集結し,読者の皆さまにとって,本書が臨床現場で役立つヒントになれば幸いです.
(文責:大下慎一郎)
目次
特 集:重症呼吸管理 —人工呼吸とECMOの最前線—
I.人工呼吸 編
駆動圧と肺コンプライアンス
経肺圧とEITはどちらが有用か?
静的呼吸器系圧容量曲線(PVカーブ)とヒステリシス
リクルータビリティの評価方法 ―リクルータビリティとは何か? どのように評価するのがよいのか―
“最適な”PEEPとは何か?
過剰PEEPの弊害
腹臥位療法・高PEEPとのコンビネーション
呼吸仕事量をどう評価するか?
不同調(非同調)制御と横隔膜保護
人工呼吸の限界/ECMOの導入時期
II.ECMO編
ECMO中のオープンラング
ECMO中の腹臥位
SpO2(SaO2)低下へのさまざまな対応法
水分管理のコツ
ECMO中の画像評価法
いつまで呼吸仕事量を厳密に制御すべきか?
Awake ECMOが有効な症例とは?
さまざまなECMO離脱テスト
終末期医療へ移行する指標
連 載
徹底ガイド 医療機器・デバイス
第2回 V-V ECMO管理のコツ
知っておきたい! 臓器提供・ドナー管理・臓器移植
第2回 脳死下臓器提供,心停止後臓器提供の全体像
救急・集中治療とサイトカイン
第2回 Tumor necrosis factor
医学研究の方法
第2回 基礎医学研究のトレンドと今後の発展
救急・集中治療の歴史
第2回 救急医療の歴史
施設紹介
鹿児島大学病院救命救急センター
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書籍情報
- ISBN:9784883785827
- ページ数:200頁
- 書籍発行日:2024年7月
- 電子版発売日:2024年7月19日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:2
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