• m3.com 電子書籍
  • 画像診断 2024年6月号(Vol.44 No.7)治療に役立つ腹部画像診断レポートのポイント

画像診断 2024年6月号(Vol.44 No.7)治療に役立つ腹部画像診断レポートのポイント

  • ページ数 : 124頁
  • 書籍発行日 : 2024年5月
  • 電子版発売日 : 2024年6月11日
¥3,025(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 55pt ( 2 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

治療に役立つ腹部画像診断レポートのポイント

腹部画像診断レポートを、臨床科にとってより一層有用なものにすべく、腹部の臓器別に、病変の進展範囲評価のコツや重要な脈管の破格などを解説。
代表的疾患における“治療前に画像で評価すべき項目”を学べる特集!

※p.703図2は未掲載です.

≫ 「画像診断」最新号・バックナンバーはこちら
「画像診断」年間購読、受付中!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
「購入済ライセンス一覧」よりオンライン環境でPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。

序文

序説


腹部画像診断は消化管(上部,下部),肝胆膵,泌尿器(腎〜膀胱,前立腺),婦人科(子宮,卵巣)を含む幅広い領域をカバーしており,領域ごとに想起すべき疾患や注目すべきポイントが異なる.画像診断医にとって,病変の有無や質的診断を行うことは最も重要かつ基本的なプロセスであり,日常臨床においてそれらを画像診断レポートに記載していることと思う.一方で,近年の技術進歩によって,特定の疾患の拾い上げや良悪性の鑑別など,単一のタスクに限れば人工知能(AI)でかなり正確な情報を得ることができるようになってきた.当然,最終的な診断を行うのは我々画像診断医であるが,単に病変の有無や質的診断を行うだけでなく,それらに加えて治療方針の決定にかかわる事項を記載できれば,より一層有用な画像診断レポートになると考える.

そこで本特集では,腹部の領域ごとに代表的疾患の治療前に画像で評価すべき項目(病変の進展範囲評価のコツや重要な脈管の破格など)を学ぶことを目標とした.例えば,胆管癌術前精査目的のCTで病変の局在や質的診断,進展範囲を評価することは基本的事項であるが,それに加えて胆管や脈管の分岐形態に破格がある場合には,想定よりも広範囲の切除が計画されることがある.「外科医が術前の計画を立てる段階で評価するので,画像診断レポートでそこまで言及しなくても問題ない」と考える方もおられるかもしれないが,我々がそのような重要な破格をレポートに記載することで,より入念な治療計画を立てることができるかもしれないし,画像診断医のプレゼンスを向上させることにもつながる.しかしながら,腹部・骨盤部を専門にしない画像診断医にとって,詳述された教科書や解剖学アトラスなどで系統的に学習する時間を作り出すことは容易ではない.そこで本特集では,症例ベースで原稿の組み立てを可能な限りシンプルにすることに努めた.

今回は誌面の都合上,取り上げることができなかった疾患もあるが,執筆してくださった各領域のプロフェッショナルの先生方に,珠玉の症例をもとに,「これを知っていれば大きな誤りにつながらない,あるいは主治医が治療方針を決定する上で必要とする最低限の情報提供が可能となる」知識をご紹介いただいた.ご多忙の中,素晴らしい原稿を執筆してくださった先生方に,この場を借りてお礼申し上げます.新年度が始まって早い時期に本特集を取り上げていただいたので,新たに画像診断医となった皆様には,読影時に注目すべき+aの所見を知っていただくきっかけになると思う.もちろん,中堅やベテランの先生方の学び直しや専門外の知識習得にもうってつけである.本特集を明日からの診療にお役立ていただければと思う.


市川新太郎(浜松医科大学放射線診断学講座)

目次

序説

市川新太郎

1 肝・胆道

小坂一斗

1 TACEを施行する際に注意すべき血管の破格・異常

2 肝細胞癌術前に注意すべきポイント(脈管侵襲)

3 遠位胆管癌や肝門部領域胆管癌の進展範囲評価を正しく行うためのポイント

4 肝術前の胆管解剖:胆管の北回りと南回りなど

5 膵頭十二指腸切除術時に注意が必要な肝動脈破格

2 膵

神吉 昭彦,福倉 良彦

1 膵頭部癌 ─ 切除可能性分類のポイント

2 膵頭部癌 ─ 術前診断のポイント

3 膵体尾部癌 ─ 術前診断のポイント

4 膵腫瘍 ─ 注意すべき肝動脈の分岐・走行異常

5 膵腫瘍 ─ 注意すべき門脈系の合流・走行異常

3 上部消化管

松浦 秀司,鶴丸 大介 ほか

1 食道癌 ─ 最新の食道癌取扱い規約(第12版)に基づくT4診断

2 食道癌 ─ 術前に評価すべき動脈破格,走行

3 食道癌 ─ 術前に評価すべき静脈破格など

4 胃癌 ─ CT上での胃癌の同定,膵浸潤

5 胃癌 ─ 動脈破格,それ以外の脈管異常

4 下部消化管

1 上行結腸癌 ─ 大腸癌の指摘と右半結腸切除術で注意すべき血管破格 / 井上 明星,三宅 亨

2 下行結腸癌 ─ T stagingと左半結腸切除術で注意すべき血管破格 / 井上 明星,三宅 亨

3 直腸癌 ─ extramural venous invasion(EMVI) / 井上 明星

4 直腸癌 ─ tumor deposits(TDs) / 井上 明星

5 直腸癌 ─ mesorectal fascia(MRF)status / 井上 明星

5 腎~膀胱

中本 篤

1 腎腫瘍および腎移植ドナー ─ 術前の血管解剖評価

2 小径腎細胞癌 ─ 術前評価のポイント

3 静脈腫瘍栓を伴う腎細胞癌 ─ 進展範囲評価のポイント

4 腎盂・尿管癌 ─ 進展範囲評価のポイント

5 膀胱癌 ─ 術前評価のポイント

6 前立腺

上野嘉子,祖父江 慶太郎 ほか

1 前立腺癌 ─ 画像診断レポートに記載すべき項目:総論 

2 前立腺癌 ─ 辺縁域癌(および中心域癌)を検出するポイント

3 前立腺癌 ─ 移行域癌を検出するポイント

4 前立腺癌 ─ 被膜外浸潤評価のポイント

5 前立腺癌 ─ 精嚢浸潤評価のポイント

7 子宮卵巣

大彌 歩,藤永 康成

1 産婦人科領域のIVR ─ 注意すべき基本的な血管

2 子宮体癌 ─ 鏡視下手術,妊孕性温存を考慮した画像診断

3 子宮頸癌 ─ 主に早期子宮頸癌の治療を想定して

【連載】

すとらびすむす

放射線科のやりがい / 村上 康二

TOPICS

令和6年度診療報酬改定 ─画像診断にかかわる要点と要件─ / 内川 慶,青木 茂樹

画像診断と病理

卵巣甲状腺腫 / 桐山 郁子,菅原 敬文 ほか

ここが知りたい!

画像診断2024年1月号特集「症例から学ぶ心臓血管放射線診断」

宇都宮 大輔,橋村 宏美 ほか

Case of the Month

Case of June / 池之内 穣,佐藤 典子

THE KEY TO Case of April / 池之内 穣,佐藤 典子

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

画像による子宮体癌の予後因子の評価 / 樋本 祐紀,木戸 晶

続General Radiology診断演習 

異常所見は腹水のみ? / 井上 麻美,町田 洋一

読影レポートLesson

泌尿器編「充実性腎腫瘍の鑑別」 / 秋田 大宇,陣崎 雅弘

Refresher Course

症例とシェーマでみる! 胸部領域の体循環静脈・肺静脈 ─正常変異,先天的異常を中心に─ / 室田 真希

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:49.4MB以上(インストール時:102.6MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:197.6MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:49.4MB以上(インストール時:102.6MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:197.6MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784059886426
  • ページ数:124頁
  • 書籍発行日:2024年5月
  • 電子版発売日:2024年6月11日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。