PT・OTビジュアルテキスト 神経障害理学療法学 第2版

  • ページ数 : 415頁
  • 書籍発行日 : 2024年2月
  • 電子版発売日 : 2024年3月6日
6,380
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商品情報

内容

神経障害を理解し,評価から介入への思考プロセスが身に付く!
多彩な症状を呈する脳・神経疾患を正しく理解し,評価から介入への思考プロセスが身に付くテキストが改訂.「高次脳機能障害」などの3項目を新たに追加し,より充実した解説で実習や国試で活かせる知識が学べる!

>『 PT・OTビジュアルテキスト』シリーズはこちら

序文

第2版の序


本書の初版が発刊されて約6年が経過しました.発刊以来,主に理学療法士養成施設のテキストとして多くの方々に本書が受け入れられたことは,編者として誠に喜ばしい限りです.また,読者の皆様からさまざまなご指摘やご要望をいただきましたことも感謝いたしております.

この6年の間に,理学療法士教育の指定規則の改正が行われ,それに伴って,日本理学療法士協会から2019年に「理学療法教育モデル・コア・カリキュラム」が発行されています.

さらに,生涯学習制度の充実化がはかられ,各分野別に学会・研究会が開催されるとともに,2021年には日本理学療法学会連合から「理学療法ガイドライン第2版」が発行されています.したがって,このような理学療法ならびに理学療法教育を取り巻く情勢の変化を受けて,今般の改訂では,できるだけ最新のデータに基づいた内容に更新することに努めました.

当然のことながら,本書で前出の資料の内容全体を網羅することは困難ですが,養成教育のなかで最低限必要となる事項については記載されております.

引き続き,読者の皆様から忌憚のないご意見やご指摘を賜りますようお願い申し上げます.


2024年1月

潮見泰藏

目次

第2版の序[潮見泰藏]

第1版の序[潮見泰藏]

第1章 総論

1.神経障害と理学療法[潮見泰藏,小林麻衣]

1 神経系の機能と構造

2 神経障害の定義

3 神経障害に対する理学療法介入

4 神経障害に対する理学療法の考え方

5 神経障害に共通する理学療法アプローチの進め方

2.脳画像の見方[大村優慈]

1 脳画像のどこをみるか

2 CT画像・MRI画像の使い分け

3 画像の経時的変化

4 主要な脳領域の画像解剖と損傷時にみられやすい症状

第2章 中枢神経疾患と理学療法

1.脳血管障害 急性期[金子純一朗,潮見泰藏]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]右被殻出血,左片麻痺

3 理学療法の実践

4 リスク

2.脳血管障害 回復期[加藤宗規]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学・病態生理

3 症状

4 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]右大脳梗塞,左片麻痺

3 理学療法の実践

4 リスク

3.脳血管障害 維持期[加藤宗規]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学・病態生理・症状

3 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]左被殻出血,右片麻痺,失語症,観念失行

3 理学療法の実践

4 リスク

4.パーキンソン病[五日市克利]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]パーキンソン病(on 時:ステージⅢ~Ⅳ,off 時:ステージⅤ)

3 理学療法の実践

4 リスク

5.脊髄小脳変性症[五日市克利]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]脊髄小脳変性症(SCA1 疑い)〔重症度分類III度(旧厚生省研究班)〕

3 理学療法の実践

4 リスク

6.脊髄損傷[加藤宗規]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]急性横断性脊髄炎

3 理学療法の実践

4 リスク

7.高次脳機能障害[加藤宗規]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 症状

3 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]右視床出血,左片麻痺

3 理学療法の実践

4 リスク

8.筋萎縮性側索硬化症[金子純一朗]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]筋萎縮性側索硬化症

3 理学療法の実践

4 リスク

9.多発性硬化症[小林麻衣]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]多発性硬化症(再発寛解型)

3 理学療法の実践

4 リスク

10.外傷性脳損傷[橋本尚幸]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]脳挫傷,硬膜下・硬膜外血腫,両側片麻痺

3 理学療法の実践

4 リスク

11.脳腫瘍[金子純一朗]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]転移性脳腫瘍

3 理学療法の実践

4 リスク

第3章 末梢神経筋疾患と理学療法

1.ニューロパチーとギラン・バレー症候群[小林麻衣]

1 末梢神経障害(ニューロパチー)

◆ 症状・障害の理解(ギラン・バレー症候群)

2 疾患の概要

3 疫学

4 病態生理

5 症状

6 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]ギラン・バレー症候群(急性運動性軸索型ニューロパチー)

3 理学療法の実践

4 リスク

2.末梢神経損傷[加藤宗規]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]左胸郭出口症候群

3 理学療法の実践

4 リスク

3.筋ジストロフィー[韮澤 力]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介:歩行期

[症例A]デュシェンヌ型筋ジストロフィー:歩行期(ステージⅢ)

3 理学療法の実践:歩行期

4 症例紹介:車椅子期

[症例B]デュシェンヌ型筋ジストロフィー:車椅子期(ステージⅣ)

5 理学療法の実践:車椅子期

6 リスク

4.多発性筋炎・皮膚筋炎[小林麻衣]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]皮膚筋炎,間質性肺炎合併

3 理学療法の実践

4 リスク

5.重症筋無力症[渡邉真生]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 診断

6 病型分類

7 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]重症筋無力症:AChR 抗体陽性 MG 病型:TAMG

3 理学療法の実践

4 リスク

第4章 認知症と理学療法

1.認知症[仙波浩幸]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]アルツハイマー型認知症,肺炎後の廃用症候群

3 理学療法の実践

4 リスク

2.脳血管障害患者の精神症状[仙波浩幸]

◆ 症状・障害の理解

1 疾患の概要

2 疫学

3 病態生理

4 症状

5 治療

◆ 理学療法の理論と実際

1 一般的な理学療法介入の考え方(方針)

2 症例紹介

[症例]脳梗塞右片麻痺,うつ病を合併

3 理学療法の実践

4 リスク

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書籍情報

  • ISBN:9784758114370
  • ページ数:415頁
  • 書籍発行日:2024年2月
  • 電子版発売日:2024年3月6日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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