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- X発! 10秒で読める画像診断 インフルエンサーから学ぶ実践的知識
商品情報
内容
2022年4月から、X(旧Twitter)上で画像診断教育に関するポストに「#Rdiag」がつけられるようになりました。本書では、それらの症例の中でも重要なもの、間違いやすいものなどの自験例を集め、1ページごとに解説しています。診断の部位も1つにとらわれることなく、中枢神経系、頭頸部、胸部、腹部、骨軟部・骨盤部、全身、その他と多岐にわたります。見たことがない画像、なかなか見る機会がない画像、見てみたかった画像、見たことがあるけれど診断に苦労した画像など201例を厳選し収載しました。症例ごとに見落としがちな点や、その症例に出合った場合の読影ポイントを掲載しています。執筆陣は読影コンペ受賞者が多いことも本書の特色です。本書を片手に画像診断を楽しみながら行い、自身のスキルアップにつなげてみませんか?
序文
はじめに
「画像診断の最適な勉強法は何か?」という問いに対して,【効率×回数(あるいは時間)】の掛け算が重要であることは間違いないはずですが,「効率」の部分ばかりが重視されがちです.
「効率の良い勉強法」の例を挙げれば,方針を決定しながら問題解決を図るAuntMinnie.com方式,評判の良い教科書・雑誌を読むこと,指導医が隣に座って一緒にページングしながらの読影,クイズ形式の勉強会や講演会への参加,あるいは,ただただひたすら読影する……など,様々な方法が日々実践されています.
では,どの勉強法が最も効率的なのか?結局のところ,環境や性格を含め「人それぞれ」としか言いようがありません.
教科書や雑誌を読んでも内容がさっぱり頭に入ってこないが講演で聴いた話は忘れづらい,という人もいれば,人前では本領が発揮できずむしろ黙々と教科書を読みながら日々の症例を振り返る方が性に合う,という人もいます.
どういった勉強法を採用するにせよ(勤務日に「ひたすら読影する」ことが画像診断医にとって避けられない現実なのは置いておいて),「継続すること」は誰にとっても最も重要な要素の一つであると私は思います.何が言いたいかと言うと,【効率×回数(あるいは時間)】の「回数」の部分も重視しましょう,という話です.
X(旧Twitter)の投稿を読むことは,1分で1つの整理された知識を経験できる画期的な勉強方法であり,表題と添付画像を見るだけなら10秒でも可能です.この方法の一番の特長は,「継続しやすい」ことです.なぜなら,趣味や"推し"の投稿が流れる中にさりげなく画像診断関連の投稿が流れてくるので,日常生活に自然と溶け込むからです.また,多くの投稿者がいろいろな切り口で様々な病態・画像診断についての知識を投稿しているので,部位・分野・種類を問わずオールジャンルの読影が要求されやすい日本の画像診断の環境にすごく適しています.
本書は,画像診断に関連したXの投稿の中から特に教育的であるものをピックアップし,「診断一般」「AuntMinnie(一発診断)」「鑑別リスト」「治療関連」「ピットフォール」の5つの章にまとめた,初の「X発の画像診断の本」です.ぜひお楽しみください.
最後に,いつも勉強になる投稿を続けてくださっている,本書の共著者を始めとする先生方,Xでの私の投稿を読んでくださっている方々,そして出版を終始サポートしてくださった金芳堂編集部の藤森様,井上様に感謝申し上げます.
黒川遼(@Rdiag2)
目次
Part 1 診断一般
中枢神経系
イチオシ! Case 001 最もシンプルな中心溝同定法の一つは皮質の信号を見ること
イチオシ! Case 002 一発診断! 特徴的な画像的所見を覚えよう
頭頸部
イチオシ! Case 003 COVID-19関連の浸潤性副鼻腔炎に要注意
胸部
イチオシ! Case 004 PE相でCTEPHを見つけよう
イチオシ! Case 005 多発空洞形成性肺炎の鑑別にMRSAを
イチオシ! Case 006 この子の胸腺めっちゃ白いんですけど!
腹部
イチオシ! Case 007 上部尿路に“3か所の生理的狭窄部”は存在しない
イチオシ! Case 008 秋の小腸炎は毒キノコ中毒にご用心
イチオシ! Case 009 小腸閉塞の原因となった高級果物を特定せよ
イチオシ! Case 010 見慣れない腹壁内の石灰化の原因は?
イチオシ! Case 011 単純CTではないのに造影CTだけ腸炎がある……?
イチオシ! Case 012 絞扼しているか、していないか、そこが問題だ!
イチオシ! Case 013 上腸間膜動脈塞栓症を見逃がすな!
イチオシ! Case 014 急性虫垂炎画像診断七か条
骨軟部・骨盤部
イチオシ! Case 015 脊椎周囲の炎症は結晶沈着の有無を矢状断像で確認しよう
イチオシ! Case 016 鼠径ヘルニアと大腿ヘルニアの楽な鑑別法
イチオシ! Case 017 下肢の炎症(蜂窩織炎など)では同側の鼠径リンパ節腫大を伴う
イチオシ! Case 018 化学療法中のびまん性骨転移?
イチオシ! Case 019 圧迫骨折を侮るな!
中枢神経系
Case 020 免疫チェックポイント阻害薬関連下垂体炎は2種類ある
Case 021 肺炎球菌性髄膜炎後の内耳障害
Case 022 Dural ectasiaとsuperficial siderosis
Case 023 PRESの造影増強効果:leptomeningeal ± corticalが最多
Case 024 DPPX抗体関連脳炎とIgLON5抗体関連疾患
Case 025 馬尾のparagangliomaはparagangliomaではない
Case 026 銅欠乏性ミエロパチー
Case 027 脈絡叢/脳室内転移:腎癌の頻度が高い
Case 028 片側PICAの閉塞により両側小脳梗塞が発生することがある
Case 029 透析患者で硬膜動静脈瘻(AVF)様の所見を見たら、頸静脈の逆流に要注意
Case 030 石灰化脳塞栓(calcified cerebral embolism)
Case 031 多発脳梗塞の原因は……?
Case 032 MRAで見られる海綿静脈洞部の信号は一体?
頭頸部
Case 033 首の腸間膜リンパ節に転移したって??
Case 034 鎖骨上リンパ節? 鎖骨上窩リンパ節? 鎖骨下リンパ節?
Case 035 菊池病のリンパ節はT2強調像低信号が特徴的!
胸部
Case 036 線維性縦隔炎の画像診断
Case 037 感染によるPancoast症候群はそう稀ではない
Case 038 胸膜の石灰化を伴う腫瘤は結核も鑑別に入れよう
Case 039 特発性血気胸の場合は肺尖部に出血源がないかを調べよう
腹部
Case 040 医療用手袋の異食による腸閉塞。特徴的な形態を覚えよう
Case 041 成人の脾梗塞の4割には複数の原因がある
Case 042 AFP産生胃癌
Case 043 両側副腎骨髄脂肪腫でチェックすべきは?
Case 044 膵癌術後のperivascular soft tissue(PVST)は注意深く読影すべし
Case 045 肝蛭症は特徴的な画像を呈する。体内の移動経路と併せて所見を覚えよう
Case 046 一部の魚骨は板状で、PTP誤嚥に似た像になることがある+α
Case 047 “Valsalva動脈瘤疑い”という依頼文は膜様部心室中隔瘤に気をつけよう
Case 048 胆管内にクリップが!?
Case 049 MRCPで描出される胃ポリープ
Case 050 尿路結石の人の脂肪肝
Case 051 フリジア帽様胆囊:正常変異
Case 052 好中球減少性腸炎
Case 053 胆管狭窄で発達した血管を認めたら:portal biliopathy
Case 054 急性胆囊炎の診断には壁のDWI高信号が地味に役に立つ
Case 055 膀胱内ガス
Case 056 Mushroom cap sign
Case 057 消化管の粘膜下出血、十二指腸や空腸に好発、skip lesion:IgA血管炎
Case 058 女性、粘膜面のびらんや潰瘍はきたしにくい、膀胱炎の併発:ループス腸炎
Case 059 喘息やアレルギー性鼻炎併存、胃・十二指腸や小腸に高度な粘膜下浮腫:好酸球性胃腸炎
Case 060 広範な管腔内・壁内出血、溶血性貧血・血小板減少・腎機能低下:Thrombotic microangiopathy(TMA)
Case 061 血便、粘膜下浮腫、盲腸と直腸病変:腸管アメーバ赤痢
Case 062 画像診断だけだと難しい、オーダー医とも相談を!
Case 063 何はなくとも虫垂を見よ!
Case 064 肝・胆術前に指摘したい! 右肝円索
Case 065 虫垂 in 大腿ヘルニア→De Garengeotヘルニア
Case 066 膵癌との鑑別が問題! 自己免疫性膵炎
Case 067 両側骨盤に管状のFDG集積?
Case 068 腹痛の鑑別に:卵巣静脈血栓症
Case 069 後腹膜腫瘤周囲の脂肪に注意せよ!
骨軟部・骨盤部
Case 070 多すぎる尿路内のairを見たら結腸膀胱瘻を警戒すべし
Case 071 実はかなり多い、免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)
Case 072 黄色靭帯の石灰化は急性疼痛の原因になることがある
Case 073 脱水の評価
Case 074 腺組織の増生が著明な子宮腺筋症(UA-EGP)
Case 075 外毛根鞘囊腫(TC)と増殖性外毛根鞘腫瘍(PTT)
Case 076 皮膚の陥凹を見逃すな! 剣創状強皮症
Case 077 臓器・骨髄移植後の下肢の対称性難治性疼痛:CIPS
Case 078 抗NMDA受容体脳炎の卵巣奇形腫は脂肪成分が少ないぞ
全身
Case 079 診断・治療の遅れにつながる画像診断失敗の原因ベスト5
Case 080 Tumor-to-tumor metastasis:腫瘍は腫瘍にも転移する
Case 081 悪性腫瘍関連高Ca血症の機序のまとめ
Case 082 川崎病の画像診断
Case 083 TAFRO症候群のCT所見
Case 084 多すぎる静脈奇形を見たら:青色ゴムまり様母斑症候群
Case 085 この患者さん膠原病かも? 胸部CTから膠原病を推察する所見
Case 086 この患者さん糖尿病かも? 画像から糖尿病を推察する所見
Case 087 骨膜肥厚+皮膚肥厚+ばち指=?
Case 088 SFTは「FDG集積弱い」のが特徴!
その他
Case 089 ダブリングタイムを簡単に求めたい!
Case 090 急にリンパ節が痛くなる! リンパ節梗塞とは?
Case 091 SLEはいろいろなところに石灰化!
≫ コラム1 忘れ続け、学び続ける。できればエピソードに紐づける
Part 2 Aunt Minnie(一発診断)
中枢神経系
イチオシ! Case 092 化膿性脳室炎:脳室内の斜めの液面形成
頭頸部
イチオシ! Case 093 両側耳介の肥厚・石灰化→格闘技歴・スポーツ歴を確認!
胸部
イチオシ! Case 094 胸痛精査の造影CTでは心筋の増強効果を必ずチェック
イチオシ! Case 095 カルチノイド心臓病:神経内分泌腫瘍では心臓弁にも注目
腹部
イチオシ! Case 096 Hot quadrate sign:SVC syndromeを示唆する危険な徴候
イチオシ! Case 097 Hot caudate signはAcute Budd-Chiari syndromeを示唆
イチオシ! Case 098 肝門部の神経鞘腫は土生姜!?
骨軟部・骨盤部
イチオシ! Case 099 Mille-Feuille sign
中枢神経系
Case 100 Critical illness-associated cerebral microbleeds(CIAM)
Case 101 Susac症候群
Case 102 “Dark pituitary”ではヘモクロマトーシスを考慮
Case 103 脊髄でも萎縮を伴っていればgerminomaを疑うべし
Case 104 FBDSと基底核のT1高信号:抗LGI-1抗体陽性脳炎
Case 105 Giant cell arteritis(GCA)における帽状腱膜・眼窩内所見
Case 106 後脈絡叢動脈の動脈瘤といえばもやもや病
頭頸部
Case 107 123I-IMP SPECTによる腫瘍診断
胸部
Case 108 Platypnea-orthodeoxia syndrome
Case 109 移植肺がだんだん縮んでいく現象:RAS
Case 110 肋骨と近接するこの場所の結節や石灰化は陳旧性結核の可能性が高い
Case 111 TAFROの前縦隔腫大“matted appearance”について
Case 112 CTで胸管を拝む!
Case 113 気胸・胸水中に突出する脂肪織“pleural appendage”
腹部
Case 114 副腎が強く長く造影される時はショックに注意
Case 115 消化管強皮症では拡張した小腸のケルクリング襞の間隔が短い
Case 116 Trisomy 8陽性骨髄異形成症候群の腸管病変といえば? 腸管Behcet病
Case 117 通常の腸閉塞とは違う、静脈炎?
Case 118 転移性胆嚢腫瘍は悪性黒色腫が多い!
Case 119 ダビンチで前立腺とった?
骨軟部・骨盤部
Case 120 頸椎や周囲の粗大な石灰沈着を見たら強皮症を想起する
Case 121 Posterior lumbar subcutaneous edema
Case 122 Arterial calcification due to deficiency of CD73(ACDC)
Case 123 首下がり症候群の原因は?
全身
Case 124 血管型Behcet病
Case 125 Fetus-in-Fetu
Case 126 どっちに打った? 静脈注射に伴うFDG集積
≫ コラム2 画像診断を「楽しく」学ぶためには?
Part 3 鑑別リスト
胸部
イチオシ! Case 127 アスペルギルスだけじゃない、air crescent signの鑑別
腹部
イチオシ! Case 128 穿孔以外もあるぞ! Free airの原因
中枢神経系
Case 129 脳内の点状・線状増強効果の鑑別
Case 130 Bright tongue signの鑑別
Case 131 リング状濃染脳病変の鑑別“MAGICAL DR”
頭頸部
Case 132 悪性腫瘍の外眼筋転移と外眼筋腫大を伴う非腫瘍性疾患
全身
Case 133 びまん性骨髄集積(FDG-PET):MAGIC
その他
Case 134 Zebra sign集合
≫ コラム3 「何がわからないのか」を書く努力
Part 4 治療に関連した変化
腹部
イチオシ! Case 135 腸管にでかい錠剤がありますけど! リアルダⓇ錠(一般名:メサラジン)
全身
イチオシ! Case 136 名誉の負傷? 心肺蘇生後の合併症
骨軟部・骨盤部
イチオシ! Case 137 骨折がなさそうな側もよく探すべし:ビスフォスフォネート(BP)関連非定型骨折
イチオシ! Case 138 金属濃度のリンパ節を見たら……入れ墨
中枢神経系
Case 139 TEVAR・EVAR関連の脊髄梗塞は半年後以降にも生じうる
Case 140 CHANTER症候群
頭頸部
Case 141 MRONJは上顎骨にも出る
Case 142 古い微小出血でレポートを終わらさない!
Case 143 頭頸部術後に首から飛び出る謎の物体?
胸部
Case 144 放射線リコール肺臓炎と放射線性肺臓炎の鑑別は時期で。でもoverlapも多そう
Case 145 食道癌術後の繰り返す肺炎。診断は?
Case 146 ダサチニブ関連胸水貯留
Case 147 カテーテルアブレーション後の脳梗塞は左房食道瘻を警戒しよう
Case 148 肺切除後のステープルライン近傍は非結核性抗酸菌症が生じやすくなる
Case 149 BCGでも侮れない
Case 150 循環器関連のデバイス
腹部
Case 151 虚血性胆道障害
Case 152 慢性腎臓病患者の胃壁内の高吸収域をみたら、炭酸ランタン製剤服用の有無を確認しよう
Case 153 ソマチュリンボール(仮称)
Case 154 腹部術後に脂肪性腫瘤出現?
Case 155 小児に腎結石が出現?
Case 156 膵癌術後で脂肪肝。不摂生ではありません!
Case 157 PD術後門脈閉塞+消化管出血→挙上空腸静脈瘤
骨軟部・骨盤部
Case 158 HIV治療薬に関連する尿路結石
Case 159 たくさんの卵胞を見たら病歴を確認しよう!
Case 160 脂肪成分が腫瘤背側に。奇形腫でOK?
Case 161 脊柱管内に金属濃度?
全身
Case 162 悪性腫瘍治療中の大型血管炎を見たらチェックすべきことは?
Case 163 透析患者に見られる画像所見
≫ コラム4 Input-outputバランスを意識した勉強を
Part 5 ピットフォール
中枢神経系
イチオシ! Case 164 その脳幹部腫瘍・炎症疑い、dural/pial AVFでは?
イチオシ! Case 165 くも膜下出血と間違えるな! 造影剤使用後の髄膜炎
胸部
イチオシ! Case 166 TICの予防に肺動脈相では穏やかな吸気・息止め推奨
イチオシ! Case 167 背側胸膜下のプツプツした結節は……水!
腹部
イチオシ! Case 168 単包条虫は多包条虫とは検査法が異なる
イチオシ! Case 169 肝表の早期濃染
イチオシ! Case 170 Neuroendocrine neoplasm(NEN)の検出には必ずdynamic CTが必要
全身
イチオシ! Case 171 その“再発性多発軟骨炎”、VEXAS症候群では?
中枢神経系
Case 172 その”CLIPPERS”、家族性血球貪食性リンパ組織球症(F-HLH)である可能性は?
Case 173 亜急性連合性脊髄変性症の30%超では血清ビタミンB12低下がない
Case 174 コカインの使用歴は? 意外なGPAのmimic
Case 175 “脊髄髄内で星細胞腫が2番目に多い”はミスリーディング
Case 176 病的な泣きや笑いは脳梗塞によることがある
Case 177 たまに見つかる、椎骨動脈後方の偶発的な異常信号(大後頭孔レベル)
頭頸部
Case 178 喉頭サルコイドーシスは喉頭蓋炎のmimic
Case 179 稀な正常変異:fossa navicularis magna
胸部
Case 180 Good症候群は胸腺腫摘出後も持続する
Case 181 胸骨骨折は外傷以外でも発生する
Case 182 不自然な場所の血腫は腫瘍内出血に気をつけよう
Case 183 気胸と間違えるな! Extrapleural air collection
Case 184 前縦隔囊胞の鑑別に気管支原性囊胞を忘れるな!
Case 185 結節状の肺水腫
腹部
Case 186 後腹膜線維症の最大34.2%は悪性腫瘍関連
Case 187 膵内副脾に生じたepidermoid cystは多房性になりうる
Case 188 ヘルニア門の大きい内ヘルニアは目印となる構造物をきちんと同定しよう
Case 189 改善しない虚血性腸炎は血管病変の有無を造影CTで確認しよう
Case 190 肺捻転は水平断像のみでは意外に気づきにくい
Case 191 未治療の肝細胞癌にリング状の石灰化を伴うことがある
Case 192 主膵管と交通する膵囊胞=IPMN?
骨軟部・骨盤部
Case 193 茎捻転に伴う卵巣悪性腫瘍のFDG-PET偽陰性に要注意
Case 194 脊椎脊髄における生理的FDG集積
Case 195 第一肋骨疲労骨折
Case 196 膀胱壁内の低吸収域はガスだけじゃない
Case 197 尿の逆流による精囊FDG集積
全身
Case 198 発症早期のTAFROは約半数で胸腹水貯留が目立たない
Case 199 その“非典型的な組織球症”、ALK陽性組織球症では?
Case 200 関節リウマチ(rheumatoid arthritis)に先んじて
Case 201 血性腹水と間違えるな! 腹水の遅延性造影効果
≫ コラム5 専門医までにしてよかったこと、これからも続けたいこと
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書籍情報
- ISBN:9784765319836
- ページ数:228頁
- 書籍発行日:2024年3月
- 電子版発売日:2024年4月16日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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