研修医必読！とされる書籍は多数ありますが，選択する研修科によっても読んでおくべき本は異なり，「とりあえず」で読んでおくには１冊１冊のボリュームも冊数も多すぎるのが実情です。

また，がんばって事前に通読しても，「どこが大事かよくわからない」とあまり実にならず，研修中に辞書的に使ってやっと活用でき，「どこを読んでおいたらいいか最初に知りたかった……」という声も……。

●「必読書」の一番美味しいところをピックアップ！読んでないけど要点はわかる状態に

本講座では，研修医が読んでおくべき書籍を10冊厳選し，その書籍の一番大事なポイントについて「なぜ重要か」「どう役立つか」を１冊５分程度で解説することで，これからの研修医生活において有用な知識を短時間でインプットできます。また，各書の活用のポイントについても解説することで，研修中の問題解決力アップにもつながります。

■講師紹介

清川 裕介（きよかわ ゆうすけ）先生

佐賀大学医学部卒業，現在は都内市中病院の内分泌内科医として活躍中。実臨床の経験が豊富で，研修医や医学生の目線を理解している頼れる先輩ドクター。

学生時代に学習塾「医大塾」を立ち上げ，講師として教壇に立ちながら代表取締役を務めた。その経験から，教え方の上手さに定評がある。医学部低学年向け教材「アトラク」シリーズの「組織学」「生化学」「微生物学」を担当し，そのわかりやすさで大好評を博している。

「勉強する上での『わからない』が『わかる』からこそ，教えることで『しなくていい努力をゼロにしたい』」という信念を持っている。

医学書を知り尽くし，最新の知識を常に追求する。当直明けにそのまま新宿の紀伊國屋に行き，当直代以上の医学書とマンガを買って「急性お金ペニア」になるのが得意。ちなみに，手袋のサイズは6半。

■収録内容

計10冊の書籍について，「この本のポイント」「美味しいところ」「これを読んだらできるようになること」を紹介しながら，3つのPartで構成しています。

【Part1　超定番！全研修医必読の書籍】

1.当直ハンドブック2024

2.病棟指示と頻用薬の使い方 決定版

3.研修医のための内科診療ことはじめ 救急・病棟リファレンス

【Part2　医学部で学びきれない知識・スキルの補完に役立つ書籍】

4.感染症プラチナマニュアル

5.レジデントのための これだけ輸液

6.ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson

7.研修医のための見える・わかる外科手術

番外編　デキレジ「研修医1年目必修の心電図講座」

【Part3 院内コミュニケーションの要点が学べる書籍】

8.各科に本音を聞いた 他科コンサルト実践マニュアル

9.あの研修医はすごい！と思わせる症例プレゼン

番外編　医学生・若手医師のための 誰も教えてくれなかったおカネの話 第2版

※本商品はM3 Educationがオンライン学習サービス「M3E Medical」上で提供している講座動画になります（視聴期限日：2026.03.31）。