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アルゴリズムで身につける がん緩和ケアに活かす 5大症状診断術

  • ページ数 : 196頁
  • 書籍発行日 : 2024年8月
  • 電子版発売日 : 2024年10月11日
3,850
(税込)
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商品情報

内容

●エキスパートの診断術がアルゴリズムでわかる!

緩和ケアの最前線で活躍する著者が、臨床で感じている「こんな情報がまとまっていれば……」を形にしました。
緩和ケアの現場で医療従事者、患者・家族を悩ます5大症状(痛み、せん妄、悪心・嘔吐、呼吸困難、倦怠感)へ的確にアプローチするためのコツを解説。エキスパートは何を診て、どう判断するのか――医師の思考のステップをアルゴリズムでわかりやすく紹介するほか、必要な情報が多忙な現場でもすぐ理解できるよう、さまざまな実践的ツールを掲載しています。
緩和ケアに携わる医師をはじめ、すべての医療スタッフ必携の1冊です。

目次

1章 痛み

痛みと闘うためのツール

・がん疼痛との頭脳戦 基本のキ

・鎮痛のオーバービュー(アルゴリズム)

・系統的聞き取り(チェックリスト①) O ~V問診

・アルゴリズムのチェックリスト② デルマトーム

・アルゴリズムのチェックリスト③ がん疼痛症候群

・O~V法のOで危険度を認識(TROP-I)

[チェックリスト④]

・病態アプローチ法のリスト

[チェックリスト⑤]

・薬剤投与も系統的に

[チェックリスト⑥]

・オピオイドが効かない理由

[チェックリスト⑦]

・痛みの治療のチェックリスト⑧

・「失敗」の心理的原因

[チェックリスト⑨]

・痛みの治療のチェックリスト⑩

●痛みが取れないときはスリーステップの見直し!

●その痛みはフレア? ブレイクスルー?

●OPの後にQ ~ V問診で系統的な聞き取りを

●痛みの性質に合わせて処方を検討

●O ~ V問診法のTは,こう進める

●原因臓器の特定に便利な「痛みの地図」

●変則的なデルマトームのパターン

●O~V問診法による治療モニタ

●TROP-ISでエマージェンシー疼痛を見逃さない

●“ 詰まり” が引き起こす痛みとは

●TROP-ISのT(裂ける・ちぎれる)は,病的骨折の鑑別も不可欠

●肋骨骨折症候群の多彩な症状

●5つの手ごわい痛みには病態インターベンションを積極導入

●手ごわい痛み① パンパンに張って痛い

●手ごわい痛み② 骨の荷重・不安定さによる痛み

●椎体症候群の多彩な症状

●手ごわい痛み③ 炎症性・感染性の痛み

●手ごわい痛み④ 虚血性の痛み

●手ごわい痛み⑤ 神経叢の痛み

●痛みの悪循環の典型パターン① 便秘による腹痛から

●痛みの悪循環の典型パターン② オピオイドによる除痛で骨転移・変形痛が悪化・増強

●痛みの悪循環の典型パターン③ オピオイドによる除痛でせん妄が悪化

●なかなか治らないのは,痛みの波をコントロールできていないのかも

●予測できない痛みは, 頭蓋底症候群の可能性も考慮

●鎮痛薬の使い方を見直せ!

●NSAIDsを上手に使いこなすには

●体性痛・炎症痛への切り札はジクロフェナク坐剤

●取れない痛みにはアセトアミノフェンの追加を検討

●鎮痛補助薬を検討するタイミングとは

●オピオイドの切り替えは,痛みの程度に応じて

●制吐薬の副作用と対応① 薬剤性パーキンソニズム

●制吐薬の副作用と対応② アカシジア

●除痛を妨げるのは身体以外の痛みかも?

2章 せん妄

せん妄と闘うためのツール

・せん妄との頭脳戦 基本のキ

・せん妄治療のアルゴリズム

・せん妄でも系統的な問診OとPが重要

・夜勤Nsをせん妄から守る「情報の盾」の意義とは

・せん妄治療に携わる医師の心得5カ条

・早期発見・診断のためのツール

・せん妄確定ツールDSM-5

●せん妄の発見・診断に際し,最初にやるべきことは,家族・付き添いへの病状説明

●わかりやすい説明は治療の第一歩①

●わかりやすい説明は治療の第一歩②

●一般病棟の医療スタッフにせん妄の本質を理解してもらう①

●一般病棟の医療スタッフにせん妄の本質を理解してもらう②

●せん妄の自然寛解は期待すべからず

●医師の責務=せん妄の原因を発見①

●医師の責務=せん妄の原因を発見②

●医師の責務=せん妄の原因を発見③-1

●医師の責務=せん妄の原因を発見③-2

●医師の責務=せん妄の原因を発見③-3

●医師の責務=せん妄の原因を発見④

●せん妄発見の重要ツール Quick SOFA ①

●せん妄発見の重要ツール Quick SOFA ②

●せん妄疑いで「様子をみよう」は絶対にNG

●せん妄は「あり・なし」を評価するだけでなく,痛みと同様にレーティングを行う

●せん妄重症度レーティングツール

●不穏時の投薬は重症度に合わせてギアチェンジ

●せん妄の事例を用いた啓発=最高のスタッフ教育チャンス

●せん妄の処方は,昼と夜で目的が異なる

●暴言・暴行,徘徊・転落,頻回の抜去処方はどうする?

●分子構造からトランキライザーを整理・整頓

●せん妄を起こしにくい眠剤とは?

●ゾルピデムのリスクとメジャー薬の催眠性

●寝てもらうための簡易アルゴリズム

●せん妄治療では薬剤性錐体外路症状の観察が必須!

3章 悪心・嘔吐

悪心・嘔吐と闘うためのツール

・悪心・嘔吐との頭脳戦 基本のキ

・悪心・嘔吐治療のアルゴリズム

・内臓求心性パルスの原因リスト

・内臓神経以外の原因疾患リスト

・カナダVIHAガイドラインの問診法(O ~ V法)

・系統的問診(O ~ V法)で見当をつける

・インタビューからのN/V病態推定のコツ

●悪心・嘔吐を引き起こすのは5種類のパルス

●悪心・嘔吐は正常な防衛反応 安易な対症療法は避けよ

●Squashed Stomach SyndromeとFloppy Stomach Syndrome

●悪心・嘔吐に関わるレセプターとは

●薬剤の使い分けは悪心・嘔吐の原因とレセプターで

●制吐薬の適応と副作用に気をつけよう

●原因不明の悪心・嘔吐への対応

●イレウスに伴う悪心・嘔吐への対応

●イレウスに対して輸液を“絞る”理由

●イレウスの患者の口腔ケア

●イレウスの患者を肺炎にしない工夫

●イレウスの患者への薬物療法

4章 呼吸困難

呼吸困難と闘うためのツール

・呼吸困難との頭脳戦 基本のキ

・ASCOアルゴリズムの呼吸困難ケアの概要

・治療可能な病態,その治療のヒント

・病態↔疾患リスト

・最重要の病態リスト

●中等度以上の呼吸困難と闘うための基礎知識

●酸素投与は対症療法の重要なツール リスクを踏まえて使いこなせ

●呼吸困難の患者を支えるには,非薬物療法(ナーシングケア)も考慮すべし

●呼吸困難のケアにオピオイドを使うのはこんなとき,使えないのはこんなとき

●喉頭引き込みサイン(吸気努力亢進)を見逃すな

●オピオイドで改善しなければ,抗不安薬を考慮

●適切な鎮静を行うための最低限のスキルとは

5章 倦怠感

倦怠感と闘うためのツール

・全身倦怠感との頭脳戦 基本のキ

・倦怠感の治療のアルゴリズム

・病態推定リスト

・治療選択肢リスト

・中止薬候補リスト

●倦怠感の原因は3つ 聴き取りのポイントはOとPの確認!

●早期発見のため医療者から具体的な問いかけを

●薬剤・腫瘍熱との関連を見逃すな

●迷走神経刺激の軽減が症状改善につながることも

●チアミン欠乏による倦怠感に注意 意識変容を伴えばエマージェンス

●リハビリ・マッサージなど非薬物療法を使いこなせ

●維持輸液への切り替えを検討する技術

●倦怠感とうつ・適応障害

●倦怠感ケアのまとめ

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書籍情報

  • ISBN:9784840756075
  • ページ数:196頁
  • 書籍発行日:2024年8月
  • 電子版発売日:2024年10月11日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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