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- セラピストのためのChatGPT活用ガイド 業務効率を最大化する賢いAIの使い方
商品情報
内容
リハビリ現場で役立つAI活用術を今すぐマスター!!!
本書は、リハビリテーション現場でのChatGPTの効果的な活用法を分かりやすく解説するガイドです。セラピストの業務をサポートするために、AIツールを使って日々の作業効率を最大化する方法を紹介します。基礎的な知識から実践的な使い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。リハビリテーションプランの作成、経過報告書の作成、プレゼン資料作成など、多様な業務での活用例も豊富に掲載しています。AIを使って現場の負担を軽減し、より良いリハビリテーションを提供したい方に必携の一冊です。
序文
はじめに
私たちはA(I 人工知能)に使われるのか、はたまたAIを使うのか、どちらでしょうか? 本書は私たちがAIを使いこなし、日々の業務を効率化し、研究発表などにも活用できるようになるための本です。生成AI を使いこなすポイントとして、生成AI に出す指示(プロンプト)が重要になります。まずは基礎編を読んでいただき、生成AIを使いこなすための準備をしてください。そのあとは用途に応じて、各章をみていただき、実際にプロンプトを書いてみて、生成AIにいろいろと聞いてみてください。日々の業務や臨床の手助けをすぐにしてくれることが確認できると思います。
近年、臨床で働いているセラピストの業務がますます複雑になり、患者に接する時間の余裕がなくなってきていると感じています。――そのときに役立つのは生成AIではないか? 英語が話せなくてもAI が翻訳してくれるし、挨拶状や公文書も生成AI がつくってくれる。自分の意図を伝えれば日々の仕事をいくらでも手助けしてくれる相棒になるのに、あまり使われていないではないか? よし、医療、特にリハビリテーション業界で活用しやすいHow toを含めた本をつくろう!――そう思って本書を企画しました。
私は日々の業務のなかで、生成AIをフルに活用しています。そうしないと今の仕事量を消化できないからです。公文書の作成、英文校正、研究に必要な情報の要約などなど……AIに頼む作業は多岐にわたっています。あまりにも頼りになる相棒すぎて、困ったときについつい「どうしよう」と話しかけて、助けを求めてしまうくらいです。
本書の主役として紹介するAIはChatGPT です。ChatGPTで解決することは多いですが、使ううえでの注意点と限界があります。それは、本書を読んでいただくと理解できると思いますが、相手は情報であって、人ではないということです。情報をうまく活用して、私たちの生活や仕事に役立てていく必要があります。
今、あなたが思ったことをChatGPTに聞いてみてください。未来社会のモデル像といわれるSociety5.0は、人間中心の社会を目指しています。そう、人間らしい活動の時間を、臨床で患者に対応する時間を、なりたい自分・やりたいことをかなえるための時間を、ChatGPTの力を借りて実現していきましょう! そのノウハウがこの本に詰まっています。
2024年11月
松田雅弘
目次
基礎編
第1章 ChatGPT の基礎知識・・・松田雅弘
1.1 ChatGPT とは?
1.ChatGPTってなに?
2.ChatGPTの仕組み
3.セラピストとしてのChatGPTの利用方法
4.ChatGPTの利点と限界
5.ChatGPTについてわかっていること
6.まとめ
1.2 利用開始までのステップ
1.ChatGPTを利用するための準備
2.ChatGPTの基本的な設定
3.実際にChatGPTを使ってみよう
4.まとめ
1.3 基本的な操作方法
1.ChatGPTのインターフェースの紹介
2.実際の操作方法
3.トラブルシューティング
4.まとめ
1.4 プロンプトの書き方
1.プロンプトとは?
2.プロンプトの基本構成
3.効果的なプロンプトを書くためのポイント
4.まとめ
1.5 有効な質問(プロンプト)と質の高い回答を得るコツ
1.質問の目的を明確にする
2.複数の視点を考慮する
3.質問を段階的に展開する
4.オープンエンドとクローズドエンドの使い分け
5.前提条件を示す
6.具体例やケーススタディを活用する
7.回答の質を向上させるためのフィードバック
8.一度に複数の質問を避ける
9.時折、AIの限界を考慮する
10.練習問題
11.まとめ
1.6.リハビリテーションにおけるChatGPTの活用
1.実際のリハビリテーションでのChatGPTの活用事例
2.セラピストが知っておくべきポイント
3. ChatGPTの今後の可能性
4.まとめ
1.7 ChatGPT の限界と倫理的な配慮
1.ChatGPTの限界
2.ChatGPT利用における倫理的な配慮
3. まとめ
1.8 情報リテラシー
1.情報リテラシーとは?
2.ChatGPTの情報リテラシーにおける基本的な考え方
3. 情報リテラシーを高めるための実践的なステップ
4.まとめ
活用編
本書における 「ChatGPT×セラピスト」の協働的執筆方法について・・・海津陽一
第2章 臨床での活⽤法・・・髙橋忠志/執筆協⼒:趙 孝哲
2.1 リハビリテーション経過報告書
ChatGPT×リハビリテーション経過報告書作成
2.2 リハビリテーションプランの作成
ChatGPT×リハビリテーションプラン
2.3 リハビリテーション科内マニュアル作成
ChatGPT×マニュアル
2.4 ホームページのへの活用:キャッチコピー、画像の生成
ChatGPT×ホームページ作成
2.5 患者数推移の分析と説明資料
ChatGPT×経営分析
2.6 塗り絵の画像生成
ChatGPT×塗り絵
2.7 失語症患者の自主トレーニングメニュー
ChatGPT×失語症患者の自主トレメニュー
2.8 メール対応
ChatGPT×メール
2.9 研修会の案内
ChatGPT×研修会案内
2.10 臨床実習指導者のフィードバックコメント
ChatGPT×臨床実習指導者
第3章 新人教育への活用法・・・海津陽一
3.1 基本業務のプリセプター
ChatGPTを基本業務のプリセプターにする
3.2 教材作成の自動化
1.ChatGPT×教材作成の自動化の活用①:教材コンテンツの自動生成
2.ChatGPT×教材作成の自動化の活用②:学習クイズの自動作成
3.3 模擬患者を用いたケーススタディのサポート
1.ChatGPT×模擬患者を用いたケーススタディのサポート①:リアルな模擬患者作成
2.ChatGPT×模擬患者を用いたケーススタディのサポート②:コミュニケーション練習ツール
3.4 新人セラピストへのフィードバック支援
1.ChatGPT×新人セラピストへのフィードバック支援①:フィードバックガイドラインの作成
2.ChatGPT×新人セラピストへのフィードバック支援②:実際のフィードバックシナリオの作成
3.5 スキルアップ支援
1.ChatGPT×スキルアップ支援①:1日の業務終了後のセルフリフレクション
2.ChatGPT×スキルアップ支援②:疾患/症状概要の先生 about リハビリテーション
第4章 学会発表・研究・論⽂作成におけるChatGPTの活用法・・・松田雅弘
4.1 抄録の作成とプレゼンテーションのデザイン
1.抄録の作成の手順
2.発表プレゼンテーションの支援
3. 効果的なプレゼンテーションにするための発表方法に関するアドバイス
4.2 スライド作成の効率化の方法
1.OCRの活用
2.スライド作成の自動化ツールの活用
3.図や表の作成
4.関連する文献のまとめ方
4.3 研究デザインの構築・研究計画の立案
1. 研究デザインの種類を提案する方法
2. 研究計画をChatGPTに聞きながら立案する方法
4.4 文献検索と情報収集
1.PubMedや医中誌での文献検索方法
2.ChatGPTでの文献検索方法
3.PerplexityやOtioなどの生成AIを使ったまとめ方法
4.5 データ解析と視覚化
1. データ解析のための簡単な統計の考え方
2. 研究の種類によるデータ解析のまとめ方
3. データ解析の結果を視覚化する方法
4.AIを使った視覚化のサポート
4.6 論文作成の支援・論文の構成と執筆支援
1.論文作成のための基本的な構成
2. 執筆支援としての生成AIの活用
3.執筆のサポート
4. 英語論文の執筆支援におけるChatGPTとDeepLの使い方
おわりに
索引
Column コラム
ここがポイント!
おしゃべり上手なAIは知識の泉
ChatGPTは鍛えれば鍛えるほど正確で強くなる?
こんな使い方もある!
相手を知る!限界を知る!
ChatGPTでサクッと業務効率化!
ChatGPTのバージョンヒストリー(2024年11月現在)
アーカイブ設定
ChatGPTの回答の下に出るアイコンはどんな意味?
ChatGPTのチャットの記録について
Markdown記法
プロンプトの書き方のコツ:可能性の自由度を減らすための5つのポイント
アップデート情報の確認
ハルシネーションに注意!ChatGPTは間違えもするし、分からないことには平然と嘘もつく?
日常生活にAIが当たり前になる時代
Link with reality 人工知能を実際に活用している病院はあるの?
ChatGPTは絵が苦手?
ChatGPTは計算が苦手?
ChatGPTは文字カウントも苦手?
Link with reality 人工知能を活用することで具体的にどの程度効率化される?
Link with reality 組織独自の情報に基づきChatGPTを活用するシステム
My GPT機能を使いこなそう!
Link with reality ChatGPTの問題作成能力は? また効率化の効果は?
Link with reality AIを用いてペルソナを作成した企業
ChatGPTの音声会話機能を使いこなそう!
Link with reality 推奨されるケースシナリオの作成
Link with reality ChatGPTは共感力がとても高い
Link with reality 推奨されるリフレクティブ・プラクティス
英語で調べてみよう
抄録の質をより高めたいと思ったときに「Zero-shotとFew-shot」の視点を理解しておこう
Link with reality ChatGPTをライティングタスクに用いることの効果は?
有料版でできること
ChatGPTは左右が分かる?
Canvaを使った研究データのまとめ方
論文執筆に役立つAIツール
プロンプトのカスタマイズ
効率的な検索と情報収集のコツ
応用編 通知の設定
YouTubeをテキスト化
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書籍情報
- ISBN:9784895908382
- ページ数:248頁
- 書籍発行日:2024年12月
- 電子版発売日:2024年12月17日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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