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- 改訂2版 高齢者看護すぐに実践トータルナビ
商品情報
内容
高齢者看護において重要な加齢変化と合併頻度の高い慢性疾患について、現場で必要とされるケアの基本知識と技術のコツをまとめ、ケース紹介とともに詳しく解説する。病棟、在宅、外来など、どこに勤務していても高齢患者に適切なケアができるようになる良書。
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P191 図2 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
P192 図3 Mini-Mental State Examination(MMSE)
P193 表2 Clinical Dementia Rating(CDR)
P194 表3 Functional Assessment Staging(FAST)
序文
はじめに
高齢化率29.3%(2024年〔総務省統計局調べ〕)と世界に類をみない速さで超高齢社会に突入した日本では、医療や看護を受ける人の多くが高齢者という時代を迎えています。しかし、高齢者に特化した医療や看護が提供されているかといえば、まだまだ高齢者を取り巻く状況は厳しいといえるのではないでしょうか。
高齢者は加齢に伴う心身の変化を受けながらも、長い人生に裏打ちされた経験をもつ智恵者です。病を患っても、回復過程や治癒力、疾患や症状に対する受け止め方など、成人とは明らかに異なります。そのため、高齢者に関する専門的知識をもって、対象者を理解し、アセスメントし、加齢に伴う変化や長い人生を生きてきたその人のもっている文化をふまえたケアを提供していかなければなりません。老化の延長線上にある「死」が避けられない人生の最晩年を豊かにするためには、高齢者看護を提供できる実践者が求められます。
この本は、病院だけでなく施設や在宅で生活している高齢者への看護を提供している看護職の皆さんにも役立つよう、「高齢者看護の基礎知識」「高齢者に起こりやすい生活上の問題」「慢性疾患をかかえる高齢者のケア」の3部構成になっています。現場で実際に高齢者看護を行っている執筆者の方たちが、実践で活用できるようにアセスメントの視点やケアの実際をわかりやすく解説しています。また、看護の対象はあくまでも人であり、疾患や症状をもつ高齢者を看るという視点を大切にしたいと考え、各項目にケーススタディを取り入れました。
最後に、この本を臨床現場で活かしていただくのはもちろんのこと、高齢者看護に魅力を感じ、高齢者看護を好きになっていただければ幸いです。
2024年12月
岡本充子・西山みどり
目次
・はじめに
・編者・執筆者一覧
【第1章 高齢者看護の基礎知識】
1 高齢者看護の理念
2 高齢者の特徴
3 継続看護
4 終末期のケア
【第2章 高齢者に起こりやすい生活上の問題】
1 スキントラブル・褥瘡
2 尿失禁
3 排便障害(便秘・下痢)
4 脱水
5 摂食嚥下障害
6 易感染
7 転倒・転落
8 生活リズムの乱れ(睡眠障害・せん妄)
【第3章 慢性疾患をかかえる高齢者のケア】
1 高血圧
2 糖尿病
3 狭心症
4 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
5 脳出血
6 脳梗塞
7 認知症
8 パーキンソン病
9 うつ病
10 心不全
11 慢性腎臓病(CKD)
12 消化管ストーマ
13 尿路ストーマ
14 前立腺肥大症
15 関節リウマチ
16 白内障
17 がん
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書籍情報
- ISBN:9784840487658
- ページ数:288頁
- 書籍発行日:2025年1月
- 電子版発売日:2025年1月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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