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- 脊椎脊髄病学 第2版
商品情報
内容
初版を踏襲し、総論では脊椎脊髄病に関する普遍的な要点を把握できるように、各論では疾患毎の理解が深まるよう構成し、総論・各論共、新知見・新症例を多数追加した。
初版出版後の骨粗鬆症の治療の進歩に対応し、初版の各論「胸腰椎移行部神経障害」の章を「骨粗鬆症性椎体骨折・椎体圧潰」として再編した。
巻末のSurgical Anatomy」には解説を追加。初版同様、脊椎脊髄病学のすべてが一冊で理解でき、脊椎脊髄病学を専攻しようとする整形外科専門医や臨床神経学に興味がある学生にも役立つ一冊。
※2022年4月発売の最新版も販売中です → 『脊椎脊髄病学 第3版』
序文
初版が出版されて早くも6年が経過した。さまざまな分野で新しい技術の進歩があったが、新技術やデバイスが必ずしも診断や治療の進歩をもたらすとは限らない。長きにわたって幅広く使われる技術には、安全性と汎用性が求められる。ナビゲーションなどの手術支援システムが有用であることに異論はないが、神経学的診断など基本的な技術とそれを使う外科医の技量がなければその威力は残念ながら十分に発揮されない。低侵襲手術に関しても同様である。単に皮切の大きさを重視するのではなく、出血量の減少や安全性が担保されなければ広く普及していかない。初版が出版されてから継続的にこの第2版に向けて原稿を準備してきたが、重要視したことは新技術というよりも普遍的な診断と治療である。
この6年間で最も変化したのは、骨粗鬆症の薬物治療と成人脊柱変形の外科的治療である。高齢者率が増加している日本では、この2つの項目は今後特に重要視されてくる。したがって、第2版では骨粗鬆症性椎体骨折と成人脊柱変形の項目を新たに追加した。さらに、最も重きを置いている総論でも図・本文の変更や追加を行った。脊椎脊髄病に興味がある学生や研修医、整形外科医や脳神経外科医が自ら診断と治療を考慮し、決断して行動するための手助けになることを心より願っている。
平成28年9月吉日
岩崎 幹季
目次
序章
The Clinical Approach to the Patient
扶氏醫戒之略
はじめに
患者に接するときの留意点
インフォームド・コンセント
脊椎・脊髄病における研修項目
病棟主治医のDo's&Don'ts
I 総論
1.術前評価
2.脊椎・脊髄疾患の局在診断
3.術前準備
4.術後管理
5.退院・M&Mカンファレンス
6.術後感染症対策
7.痛み関連の症状に対する薬物療法
8.神経内科的疾患概要
9.脊椎手術の基本と実際
10.緊急手術と術後合併症による再手術
II 各論
1.脊椎の発生と頭蓋頚椎移行部奇形
2.頚椎後弯症
3.頚部脊髄症(頚髄症)
4.頚椎神経根症
5.頚椎後縦靱帯骨化症
6.腰椎椎間板ヘルニア
7.腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症
8.骨粗鬆症性椎体骨折・骨粗鬆症性椎体圧潰
9.脊椎・脊髄損傷
10.関節リウマチに伴う頚椎病変
11.脊柱変形・側弯症
12.脊椎腫瘍
13.脊髄腫瘍
14.脊椎感染症
15.透析脊椎症・破壊性脊椎関節症
Surgical Anatomy
あとがき
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書籍情報
- ISBN:9784307251617
- ページ数:484頁
- 書籍発行日:2016年9月
- 電子版発売日:2019年9月6日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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