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- PBLDで学ぶ周術期管理 各科手術編
商品情報
内容
救急外科麻酔、脳神経外科麻酔、呼吸器外科麻酔、心臓血管外科麻酔、産科麻酔、小児麻酔について、PBLD形式で基本的知識から手術中起こりうる合併症対応までまとめた。
■関連書籍
・ PBLDで学ぶ周術期管理
・ PBLDで学ぶ痛み治療―術後鎮痛から、ペインクリニック、緩和医療まで―
序文
昨年われわれはPBLDを周術期管理の教育に生かしたいという思いから「PBLDで学ぶ周術期管理」を上梓させていただいた。16例の症例の管理をとおして周術期に起こりうる主として危機管理への対応を効率的に学ぶことができる書として一定の評価を得た。そこで第2弾として各科手術編を企画した。
この各科手術編は、「救急外科麻酔」「脳神経外科麻酔」「呼吸器外科麻酔」「心臓血管外科麻酔」「産科麻酔」「小児麻酔」の6つの領域の手術麻酔についてPBLD形式で基本的な知識から手術中起こりうる合併症への対応まで幅広く学ぶことができるようにまとめたつもりである。通常の総説や、ポイントをまとめた本だけでは身につけることができない実践的な知識を身につけることができる書であると確信している。
本書を通して読者に認識していただきたいのは、周術期に起こりうる合併症、問題点とその対応を実際の症例の前に頭の中で考えるイメージトレーニングの重要性である。まず患者が手術に入ってきたら何を確認しよう。こんな状態だったらこうしよう。それもプランAだけではなく複数の対応を考えておく。そして実際の症例を経験した後の復習である。このような積み重ねがどのような状況にも対応できる麻酔科医を育てていくのである。
次に、本書でも強調されているように周術期管理は麻酔科医だけではなく、外科医、手術室看護師、臨床工学技士など多くの職種がそれぞれの役割を果たしていくことが重要である。そのためには日頃の他職種によるシミュレーションが欠かせない。そのような場合のシナリオとしても本書を活用してもらいたい。本書が周術期管理の安全向上に少しでも貢献できることを希望している。
最後に本書の編集を助けてくれた大阪医科大学麻酔科学教室の駒澤伸泰先生、多大な御協力を賜った克誠堂出版の関貴子氏に心から感謝いたします。
2017年9月吉日
森本 康裕
目次
第I章 救急外科麻酔
1 敗血症
2 熱傷のデブリドマン
3 多発外傷の初期対応と管理
第II章 脳神経外科麻酔
4 脳腫瘍(荒井恭子、森本康裕 37
5 外傷性硬膜下血腫
第III章 呼吸器外科麻酔
6 分離肺換気困難時の対応
7 肺動脈損傷時の対応
第IV章 心臓血管外科麻酔
8 大動脈弁置換術
9 Off-pump CABG
10 ステントグラフト
11 TAVI
第V章 産科麻酔
12 常位胎盤早期剥離
13 分娩後大量出血
14 無痛分娩
第VI章 小児麻酔
15 ダウン症候群児の口蓋扁桃摘出術
16 食道閉鎖症
17 前縦隔腫瘍
18 悪性高熱症
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書籍情報
- ISBN:9784771904880
- ページ数:206頁
- 書籍発行日:2017年11月
- 電子版発売日:2019年4月24日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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