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画像診断 2014年12月号(Vol.34 No.14) 明日から役立つ核医学 ―マルチモダリティ戦略における活用法―
画像診断実行編集委員会 (監修) / 井上 優介 (編) / Gakken
商品情報
内容
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます.
序文
序説
● 井上優介
核医学検査は機能診断法として多様な生体機能を明らかにする.臨床の現場では,臓器の機能そのものが評価対象のこともあれば,特徴的な機能異常から疾患を診断したり,機能異常部位として全身の病巣を検索したり,既知の病変の機能的特性を調べたりする.得られる情報は使用する放射性標識化合物に応じて多彩であり,最近は待望のドーパミン系神経伝達機能解析が日常臨床でできるようになった.
核医学検査を機能診断法と呼ぶ時,対としてCTやMRIを形態診断法と呼ぶことがあるが,特徴をわかりやすくするために単純化した表現である.実際にはCTやMRIも機能にかかわる情報をもち,機能を考慮した解釈も重要で,また,機能診断技術としても発展を続けている.一方,核医学も画像診断技術である以上は形態情報ももち,これを手がかりにCTやMRIから得られるより詳細な形態情報と対比できる.医療技術全体からみれば,CTやMRIと核医学とは似たもの同士であり,違いは比較的小さなものだろう.CTやMRIの知識・経験は核医学に,核医学の知識・経験はCTやMRIに間違いなく役立つ.
本特集では,マルチモダリティ戦略の有力な技術のひとつとして核医学を活用する方法を,放射線診断医による実践に向けて解説していただくことを意図した.本特集が,多くの放射線診断医が自らの診療に核医学を有機的に取り込み,核医学がより適切に使用される一助になることを願っている.
目次
認知症診療における脳核医学検査
脳血管障害診療における脳血流測定検査
FDG-PETによる病期診断
ハイブリッドイメージングを利用した治療効果判定
心臓核医学検査
内分泌核医学検査
骨シンチグラフィによる骨転移の診断
放射性同位元素内用療法
【連載】
すとらびすむす
ぼうふらのように
画像診断と病理
Ewing肉腫
ここが知りたい!
画像診断2014年7月号特集
「ビギナーのための胸部画像診断─Q&Aアプローチ─」
Picked-up Knowledge from Foreign Journals
meningeal lymphoma
CASE OF THE MONTH
Case of December
The Key to Case of October
英語発表は怖くない
第6回
Refresher Course
胎児の画像診断
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書籍情報
- ISBN:9784780900613
- ページ数:148頁
- 書籍発行日:2014年11月
- 電子版発売日:2016年9月9日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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