- m3.com 電子書籍
- 画像診断 2018年12月号(Vol.38 No.14) ちょっと悩む画像検査のプロトコール
商品情報
内容
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます(p.1384 図1は未収載となっております).
>『 画像診断』最新号・バックナンバー・増刊号はこちら
序文
序説
最近の医療のトレンドのひとつに診療ガイドラインに沿った診療を行うべきということがある.各学会を中心に,診療ガイドライン作成が進んできているが,作成するに当たっては,たくさんの関係者の努力により完成するわけで,新規の医学研究と両輪となり現在の診療レベルを押し上げる大きな力となってきている.また,画像検査に関しては,昨今医療費高騰を受けて,無駄な検査が医療費高騰の一因と考えられて適正化が叫ばれてきている.
続きを読む
診療ガイドラインは,推奨できる診療行為,推奨できない診療行為を,A〜Dまで分類する手法がとられてきたが,あくまで文献的なエビデンスが明らかであることが前提条件であった.しかし,実際の診療では,すでに確固たる推奨できる診療行為でありながら,文献的なエビデンスが少ないために,"C1科学的根拠はないが,行うよう勧められる"という項目が多くなってしまいがちであった.しかし,最近はgrading of recommendations assessment, development and evaluation(GRADE)に沿ったガイドライン,すなわち推奨度とエビデンスの質を両方示す方法に変化してきており,エビデンスが少なくても,推奨できる項目も増えてくるものと思われる.日本医学放射線学会発行の"画像診断ガイドライン2016年版"も次版は,その形式になる予定である.
今回の特集では,画像診断の診療ガイドラインから特に現在どの検査を行うべきか,検査後の対応をどうするかなどcontroversialな側面をもつ疾患に目を向け,画像診断ガイドラインなどの作成に携わっている方々に,その画像検査プロトコール,診断の進め方の樹形図などを用いてわかりやすく解説していただいた.
まず,緒言として,現在,日本医学放射線学会のad hoc委員会の画像適正使用推進委員会でご活躍中の隈丸加奈子先生に,画像適正化の意義と現況を示していただいた.その後各論として,頭痛に対する適正画像検査プロトコールを森 墾先生に,検診などで偶然発見される肺結節の適正画像検査プロトコールを丸山雄一郎先生に,肺血栓塞栓症の適正画像検査プロトコールを吉村宣彦先生に,肝結節の適正画像検査プロトコールを浪本智弘先生に,胆嚢・胆管病変の適正画像検査プロトコールを浅山良樹先生に,乳癌の適正画像検査プロトコールを植松孝悦先生に,小児画像診断の御法度検査,推奨検査を相田典子先生に詳述していただいている.これらの検査の選択で,題名通りちょっと悩まれた場合に手にとっていただく内容になっているので,ぜひ,診療の場でご活用いただければと思う.
村山貞之
目次
【特集】
序説
画像検査適正化の現況
頭痛に対する適正な画像検査とプロトコール
肺癌CT検診で検出された肺結節の取り扱いの考え方
肺血栓塞栓症の適正な画像検査とプロトコール
肝結節の適正な画像検査とプロトコール
胆嚢・胆管病変の適正な画像検査とプロトコール
乳癌の適正な画像診断とプロトコール
小児画像診断の御法度検査,推奨検査
【連載】
すとらびすむす
個人情報
画像診断と病理
多房性胸腺嚢胞
ここが知りたい!
画像診断2018年7月号特集
「頸部・顔面の救急疾患の画像診断」
Picked-up Knowledge from Foreign Journals
頭部MRIアーチファクト
CASE OF THE MONTH
Case of December
The Key to Case of October
General Radiology診断演習
非特異的な所見も,組み合わせれば特異的になる part 2
Refresher Course
Gd-EOB-DTPA造影MRI読影のコツと注意点
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:34.1MB以上(インストール時:71.1MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:136.4MB以上
-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:18.2MB以上(インストール時:39.7MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:72.8MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784780905113
- ページ数:130頁
- 書籍発行日:2018年11月
- 電子版発売日:2019年4月24日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。
※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。