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- 医師のためのアンガーマネジメント
商品情報
内容
日本アンガーマネジメント協会公認ファシリテーター野口由紀子氏が語る“アンガーマネジメントの理論と実践法”は必読!
第一線で活躍中のドクター71名が、自身の経験から導き出した「怒り抑制法」の数々は、医療現場の無用なトラブルを避けるための“盾”となります。“怒りの渦”から抜け出し、怒りをやり過ごす、活かす、うまく怒る、そんな対処法を身につけることができます。
■執筆者一覧(執筆順) 野口由紀子、鋪野紀好、生坂政臣、山本健人、薬師寺泰匡、和足孝之、坂本 壮、安藤裕貴、伊東直哉、倉原 優、志水太郎、平島 修、増井伸高、白岡亮平、市原 真(ヤンデル先生)、児玉和彦、大塚篤司、大須賀覚、宮田俊男、上田剛士、大橋博樹、岡 秀昭、齋藤 学、小宮山学、藤澤大介、宮本雄策、岩田充永、大曲貴夫、本村和久、岸田直樹、清田雅智、松本俊彦、矢野晴美、長谷川有史、川原尚行、山本一視、松村真司、後 信、小林一広、塩尻俊明、白髭 豊、勝俣範之、杉浦敏之、山内英子、西條政幸、茨木 保、桑満おさむ、山中克郎、雨森正記、新見正則、弘世貴久、長尾和宏、八橋 弘、野口善令、柏原直樹、仲野 徹、杉山温人、稲田英一、鈴木邦彦、山下俊一、寺澤秀一、奈良信雄、灰田美知子、松村理司、菊地臣一、石渡 勇、木下勝之、横倉義武、新田國夫、武久洋三、原 朋邦
序文
「医療現場は怒りの渦」─。本書でインタビューした野口由紀子氏の言葉です。医師をはじめとする医療従事者は、常に一定以上の緊張を伴う仕事に携わり、ストレスが怒りに繋がりやすい環境に身を置いている。怒りを含む陰性感情は診療にも悪影響を及ぼすため、特に研修医や若手医師にとって、そのコントロールは切実なテーマです。
アンガーマネジメントは、1970年代の米国心理学から生まれた「怒りへの対処法」。日本の医師にはまだまだ浸透していないことから、対処法のエッセンスとともに、指針となる先輩医師の経験(エピソード)を集め、『医師のためのアンガーマネジメント』としてWebで発売したところ、大変ご好評をいただきました。
本書は、Web版の著者に新たに15人を加えた内容を書籍化したものです。第一線の医師71人が、極めて率直に自身の経験を披露してくださいました。企画に賛同し、ご寄稿いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
本書を通じて現場の多くの先生方が、アンガーマネジメントの重要性とメソッドを理解され、イライラや怒りにうまく対処するスキルを身につけられることを心より願っています。
目次
総論Ⅰ インタビュー 医師こそ活用したいアンガーマネジメント
総論Ⅱ 解説 陰性感情のマネジメント
各論 私はこうして怒りをマネジメントしている
■いつも怒っている人は何を考えているのか?
■「しゃーない」と思えば
■自分の弱点を知る
■怒りを客観視し冷静になる術を持つ
■The lion while hunting doesn't roar
■"平静の心"を胸に抱いて
■17時の発熱コール
■チームが最大限に力を発揮するために
■ハッピーをいかに生みだすか
■改善点を自分の伸びしろに
■柔軟に相手の意見を受け入れる
■怒りをすぐに収めるための手法
■怒らない自分を目指して
■医局員の1リットルの涙
■計画通りいかないことを楽しむ
■いつもニコニコ、平静であるために
■"腹が立ってしまうこと"への対処法
■まずは自分が相手を理解する
■常に感謝の気持ちを持つ
■怒りの招待
■求められるのは受容や信頼や笑顔
■医療安全、怒り、マインドフルネス
■「怒るべき時」はある
■救急医として末永く楽しく働くために
■立ち止まることが重要
■「キレたら切れる」を避ける
■認識の修正が急務の課題
■木鶏への道は遠い
■思うに任せぬ現実を持ちこたえる
■コミュニケーションの重要性
■厄介なのは感情
■スーダンでの医療支援活動におけるアンガーマネジメント
■周りのアンガーマネジメントに支えられて
■感情は二の次、とにかく前に進める
■患者・家族の不満や怒りに早期に対応
■内なる"怒り"との共存
■ユーモアが怒りを和らげる
■自己完結型 怒りの発散法
■SPIKESとの出会い
■時間を置くことが重要
■子育てを通じて学んだ「タイムアウト」
■他者の意見を聞く
■「猫ぐすり」が一番
■患者さんの怒りはコントロールできない
■医学部長の言葉
■怒ることがなくなったら怒らない
■アンガーマネジメントと漢方
■「ありがとう」から始めよう
■「敵前逃亡」に尽きる
■「先生!患者のXXさんが騒いでいます」
■"いまここ"に集中し怒りの感情に気づく
■未だ死火山にあらず
■究極の
■第三者的な目で見る
■自分の理想とのずれをどう少なくするか
■怒りを改革の原動力に
■十字架を背負う苦しみと喜びを噛みしめる
■寺澤流アンガーマネジメント御法度
■自制を忘れ立腹した記憶
■医師の感情コントロール
■真っ当な「怒り方」もある
■若い頃の自分はどうだったか考える
■怒り─医療安全へのヒューマンファクターアプローチの観点から
■医療の基本は寄り添うこと
■知識を理性の領域につなげる
■医師こそアンガーマネジメントが必要
■"That is my life"
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書籍情報
- ISBN:9784784958382
- ページ数:196頁
- 書籍発行日:2019年5月
- 電子版発売日:2019年5月22日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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