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- 医療事故調査制度 対応マニュアル
商品情報
内容
2015年10月に始まった医療事故調査制度の疑問や不安を解消する一冊！
各団体のガイドラインと具体的な調査手法を徹底解説。"予期せぬ死亡事故"に慌てず迷わず対処するために、院内スタッフが取り組むべきポイントを提示します。
医師、看護師、管理者には、必読の対応マニュアルです。
序文
2015年10月、いよいよ医療事故調査制度が始まりました。これにより、全国の病院、診療所または助産所で「予期せぬ死亡事故」が発生した場合、民間の第三者機関である「医療事故調査・支援センター」への報告と院内調査の実施が義務付けられました。
制度開始に先立つ2015 年5月には、厚生労働省が医療事故調査制度に関する省令・通知を出しています。しかし省令・通知には、各病医院や助産所が新制度にどう対応すべきかが明確には示されませんでした。そのため、報告対象になる「予期せぬ死亡」とはどのようなケースを指すのか、院内調査をどのように進めればよいのか、報告書には何を記載すればよいのか、さらには作成した報告書を遺族に渡すべきか否か─といった点について、現場には疑問や不安が渦巻いています。
こうした疑問や不安を解消すべく、月刊医療総合誌「日経メディカル」では、『医療事故調査制度 対応マニュアル』の発行を企画しました。
本書の最大の特徴は、新制度への対応の指針となる、医療関係団体が作成したガイドラインを一挙に紹介したことです。日本医師会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本看護協会の各団体によるガイドラインを収録し、作成に携わった責任者の方々に、それぞれの基本的な考え方やポイントを解説していただきました。
また、これまで医療事故調査に積極的に取り組んできた日本赤十字社と北海道大学病院を例に挙げ、具体的な院内調査の手法を紹介しています。医療事故に備える体制づくりのポイント、実際に死亡事例が発生した際の対処、院内事故調査を行う際の流れと注意点などを提示することで、これまで院内体制が未整備だった病医院でも新制度にすぐ対応できるよう配慮しました。
さらに、これまで「日経メディカル」に掲載した関連記事や、医療事故調査制度に一家言を持つ識者11人のインタビューも収録しています。
本書の編集は、医療事故調査制度が創設される以前から、このテーマについて継続的な取材を行ってきた日経メディカル編集部の満武里奈が担当しました。本書が、医療事故調査制度に関わる全ての皆さまのお役に立つことを願っています。
2015 年11月
日経メディカル編集長
倉沢 正樹
目次
プロローグ 医療事故調で現場はどうなる
第1章 医療事故調査制度の概要と課題
第2章 各団体のガイドラインの基本的な考え方と特徴
第3章 調査の具体的な進め方
第4章 医療事故調査制度、私はこう見る ─11人の視点─
第5章 各団体のガイドライン
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書籍情報
- ISBN：9784822200237
- ページ数：356頁
- 書籍発行日：2015年11月
- 電子版発売日：2016年7月29日
- 判：B5判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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