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- 世界の創薬パイプライン総覧
商品情報
内容
国内外の製薬企業が有するパイプラインを、網羅性と一覧性を確保しながら整理した本書。
各領域ごとの研究開発のトレンドを、日経バイオテク本誌に連載中の「パイプライン研究所」の筆者である伊藤勝彦氏が解説。この解説をまず読むことで、研究開発の大きな流れを手早く把握できます。
序文
序文
製薬企業において、医薬品候補化合物をその開発段階に応じてとりまとめたものをパイプラインと称する。製薬産業全体が有するパイプラインの状況を俯瞰して眺めることができれば、研究開発のトレンド─例えば、現状で競合が激しい標的分子は何で、次の研究開発競争の焦点になる可能性がある標的は何か、その標的をターゲットとするのにどのような分子種が有力か─などを把握できるだろう。ベンチャーやアカデミアは、自分の手掛ける研究テーマに興味を持ちそうな企業がどこで、どのような提案をすればより強い関心を持ってもらえるかといった戦略を練ることができるし、企業経営者や投資家は、提携先や投資先の競争力や将来性を分析することもできる。そんな観点から、国内外の製薬企業が有するパイプラインを、網羅性と一覧性を確保しながら整理したのが本書「世界の創薬パイプライン総覧」である。
国内企業については、主要な製薬企業と、臨床開発プロジェクトを有するベンチャー企業の合計約80社を選定し、その開発中の医療用医薬品のプロジェクトを整理した。海外企業については、米国研究製薬工業協会(PhRMA)と欧州製薬団体連合会(EFPIA)に加盟する製薬企業および米NASDAQに株式を上場するベンチャー企業など、合計約420社のパイプライン情報を整理して掲載した。原則、臨床試験第I相(フェーズI)以降のプロジェクトを網羅したが、フェーズII以降しか開示していない企業も多く、情報が不十分なものは割愛した。掲載したプロジェクト数は約3000に上る。候補化合物を取り上げた約500社のプロフィールは351ページ以降の第2部に掲載したのでご覧いただきたい。
パイプライン情報の整理に際しては、まずプロジェクトを抗癌剤、神経精神系用薬、免疫抑制薬、代謝性疾患系用薬、抗感染症薬、循環器官用薬、感覚器官用薬、呼吸器官用薬、消化器官用薬、皮膚科用薬、筋骨格系用薬、泌尿、生殖器官用薬、ホルモン用薬、血液および体液用薬の14領域に分類した上で、低分子化合物、抗体医薬、蛋白質医薬、核酸医薬、免疫療法、遺伝子治療、再生医療といった分子種・治療法別に分類した。分子種・治療法の中では、同じ作用機序(標的分子)ごとにグループ化し、アルファベット・アイウエオの順に並べることで、目的のプロジェクトを探しやすくした。巻末には企業ごとに一覧できる開発番号・製品名索引と、一般名の索引も掲載したので、そちらも併せてご利用いただきたい。
また、各領域ごとの研究開発のトレンドを、日経バイオテク本誌に連載中の「パイプライン研究」の筆者である伊藤勝彦氏に解説いただいた。この解説をまずお読みいただければ、研究開発の大きな流れを手早く把握できるだろう。
本書に掲載した情報は、2016年1月から3月ごろにかけて収集したものだが、もちろん時間の経過とともに開発段階は進展するし、中止となるプロジェクトも出てくる。従って、一定の期間を置いて本書の内容を更新していくつもりだが、その際にはより網羅性と一覧性を満たせるよう、対象企業の選定方法や編集・整理の仕方なども修正していきたいと考えている。読者の皆様にはぜひとも本書を日頃に業務に役立てていただくとともに、本書に対する忌憚のないご意見・ご要望をお寄せいただき、より有用な書籍となるよう支援いただければ幸いである。
2016年5月
日経バイオテク編集長 橋本宗明
目次
◆第1部 領域別新薬開発状況
● 抗癌剤
● 神経精神系用薬
● 免疫抑制薬
● 代謝性疾患系用薬
● 抗感染症薬
● 循環器官用薬
● 感覚器官用薬
● 呼吸器官用薬
● 消化器官用薬
● 皮膚科用薬
● 筋骨格系用薬
● 泌尿、生殖器官用薬
● ホルモン用薬
● 血液および体液用薬
● 診断薬・その他
◆第2部 製薬・バイオ企業の概要
1 国内製薬・ベンチャー
2 海外製薬・ベンチャー
◆企業別/開発番号・製品名索引
一般名索引
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書籍情報
- ISBN:9784822200862
- ページ数:506頁
- 書籍発行日:2016年5月
- 電子版発売日:2016年8月19日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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