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日経DIクイズ 循環器疾患篇
日経ドラッグインフォメーション (編集) / 日経BP
商品情報
内容
高血圧、不整脈、虚血性心疾患、心不全・・・厳選した47題を最新の解説ともに収録。 4疾患の治療指針を第一線臨床医が詳しく解説。 服薬指導・疑義照会のコツをクイズで確認。
序文
発刊に当たって
2016年は、薬局にとって大きな転換点といえます。4月の調剤報酬改定で「かかりつけ薬剤師指導料」が新設され、10月には「健康サポート薬局」の制度がスタートします。日経ドラッグインフォメーションが創刊した1998年当時は3割だった医薬分業率も、7割に到達しました。
このように薬局を取り巻く環境が大きく変化している中、そこで働く薬剤師に求められる業務も「対物から対人へ」をキーワードに大きく変化しています。そして、これからの薬剤師に欠かせないのが臨床的な知識です。疾病の病態生理から治療方針までの理解なしに、チーム医療に参画することは難しいでしょう。
日経ドラッグインフォメーションが創刊からお届けしている「日経DIクイズ」は、薬局で処方箋を応需したときの患者や家族との会話、1枚の処方箋、そして薬歴の情報から、薬剤師として何を読み解き、どう対応するべきかをクイズ形式で学ぶコンテンツです。もちろんクイズの解説部分には臨床的な情報も盛り込まれていますが、文字数の制限があり、疾病の病態生理から治療方針までを網羅することができません。また日経DIクイズは、様々な疾患領域をテーマにしています。
そこで、疾病の病態生理から治療方針までの基礎知識を学びながら日経DIクイズを解く、というコンセプトの下、新たに日経DIクイズ疾患篇を書藉化することにしました。第1弾として、循環器疾患篇をお届けします。
循環器疾患篇では、代表的な4疾患(高血圧・不整脈・虚血性心疾患・心不全)の基礎知識を、第一線の臨床医に分かりやすく解説していただきました。日経ドラッグインフォメーションの人気コラム「医師が処方を決めるまで」の内容も盛り込んでいます。また、過去に出題した日経DIクイズから、循環器疾患に関するクイズを再編集し、薬物療法を含めた診療ガイドラインの改訂、新たに登場した薬剤、既存薬の適応追加や後発医薬品の情報など、現状に則してアップデートしました。
現場で働く薬局薬剤師の皆様にお読みいただき、臨床的な知識のレベルアップにお役立ていただければ幸いです。
本書の編集は、日経DI編集部の井田恭子副編集長、富永紗衣記者が担当しました。また、発行に当たり、疾患解説をご執筆いただいた先生方、日経DIクイズのアップデートにご協力いただいた先生方に、原く御礼申し上げます。
2016年8月
日経ドラッグインフォメーション編集長
佐原加奈子
目次
循環器疾患の基礎知識と処方の実際
高血圧
不整脈
虚血性心疾患
心不全
日経DIクイズ--服薬指導と疑義照会
Q-01 家庭血圧が診察室血圧より高くなる要因
Q-02 こむら返りを訴える患者に処方された降圧薬
Q-03 仮面高血圧に処方されたARB
Q-04 血糖降下薬とACE阻害薬併用時の注意点
Q-05 味覚障害に胃潰瘍治療薬が処方された理由
Q-06 ノルバスクをアダラートCRに変えた理由
Q-07 メタボリックシンドロームに処方されたARB
Q-08 EDを訴えて降圧薬が変わった若年男性
Q-09 食塩感受性高血圧に適した降圧薬とは
Q-10 SSRIが処方された高血圧患者
Q-11 Ca拮抗薬が変更された糖尿病患者
Q-12 大腸癌の治療中に降圧薬が追加された理由
Q-13 認知症にACE阻害薬が有効?
Q-14 昼より夜が高いバターンを示す高血圧
Q-15 ARBの変更後に尿酸値が上昇した理由
Q-16 妊娠高血圧症候群に使用できる降圧薬
Q-17 抗凝固薬切り替え時の服薬方法
Q-18 心房細動に抗不整脈薬が処方されない理由
Q-19 不整脈患者に処方された過活動膀脱治療薬
Q-20 心房細動の薬が異なる夫婦
Q-21 同じ心房細動なのに薬の皇が4倍?
Q-22 ワルファリンの効果を増強する果物とは
Q-23 甲状腺機能低下症を来す抗不整脈薬とは
Q-24 リクシアナが減置された患者
Q-25 抗菌薬とジコキシンの相互作用
Q-26 頓用で処方された抗不整脈薬
Q-27 心房細動にPPIが追加された理由
Q-28 抗不整脈薬で片頭痛が改善した患者
Q-29 抗凝固薬が減置された心房細動患者
Q-30 ニトログリセリン噴霧剤を出された狭心症患者
Q-31 MRI検査の前に中止すべき薬剤は?
Q-32 ジゴシンの服用時点が変わった糖尿病患者
Q-33 血栓予防に使う配合剤
Q-34 狭心症にピタミンCが出された理由
Q-35 心筋梗塞患者に併用された痛風治療薬
Q-36 狭心症患者に併用されたACE阻害薬
Q-37 冠攣縮性狭心症で薬が変更された理由
Q-38 心臓カテーテル検査に休薬は必要か
Q-39 ACE阻害薬とARBが併用された理由
Q-40 拡張型心筋症患者とB遮断薬
Q-41 「脚気から来る心不全」の病態
Q-42 ジコキシン服用者に改めて血液検査を行う理由
Q-43 夜間に喘息様の発作を起こした心不全患者
Q-44 ベザトールがリピディルに変更された理由
Q-45 後発品への変更で一包化が可能になる薬
Q-46 親子で同じ薬が処方された起立性調節障害患者
Q-47 手の震えを訴える患者とB遮断薬
特別収録1 家庭血圧測定指導のコツ
特別収録2 明日から実践!栄養指導
索引(疾患名、薬剤名)
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書籍情報
- ISBN:9784822200947
- ページ数:192頁
- 書籍発行日:2016年8月
- 電子版発売日:2016年12月2日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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