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日経DIクイズ 18
日経ドラッグインフォメーション (編) / 日経BP
商品情報
内容
「患者から信頼される」服薬指導に生かせる最新情報が満載薬局で処方箋を応需した時、患者や家族との会話、薬歴、そして1枚の処方箋から、薬剤師として何を読み解き、どう対応するべきか。
序文
発刊に当たって
日経ドラッグインフォメーション(日経DI)編集部より、シリーズ18冊目となる『日経DIクイズ18』をお届けします。過去のシリーズをご存じの方は、「『日経DIクイズ』が変わった!」と感じられたのではないでしょうか。月刊誌『日経ドラッグインフォメーションプレミアム版』が2016年4月に新・創刊した際に「日経DIクイズ」のデザインも一新。これに伴って、書籍の『日経DIクイズ』も新たな装いになりました。
「日経DIクイズ」は、月刊誌『日経ドラッグインフォメーション』が1998年4月の創刊から掲載しているコンテンツです。薬局で処方箋を応需したときの患者や家族との会話、1枚の処方箋、そして薬歴の情報から、薬剤師として何を読み解き、どう対応するべきかをクイズ形式で学ぶというコンセプトは創刊当時から変わっていませんが、その内容は時代とともに変化してきました。新薬の情報、新たな診療ガイドラインの登場など、医学の進歩に伴う情報はもちろんのこと、在宅業務など薬局での業務の変化も映し出しています。
そして2016年といえば、4月の調剤報酬改定で「かかりつけ薬剤師指導料」が新設され、10月には地域住民の健康づくりを支援する「健康サポート薬局」の届出が始まるなど、薬局を取り巻く環境が大きく変化した年です。こういった変化にいち早く対応し、「日経DIクイズ」でも血圧測定や体脂肪測定、栄養に関するテーマが登場しています。
昨今、薬局薬剤師は「対物業務」から「対人業務」に軸足を移すべきといわれるようになりました。しかし対物、つまり薬と調剤に関する知識なくしては、薬剤師の対人業務の質を高めることはできません。「日経DIクイズ」では、製剤の特徴を押さえ、その薬剤は一包化できるのか、粉砕できるのか、といった薬と調剤に関する知識も大切にしています。
「日経DIクイズ」の解説では、基礎的な知識から最新情報までを簡潔にまとめています。現場で働く薬局薬剤師の皆様にお読みいただき、薬学的・臨床的な知識のレベルアップにお役立ていただければ幸いです。
本書の編集は、日経DI編集部の富田文記者が担当しました。また、発行に当たり、「日経DIクイズ」をご執筆いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。
2016年11月
日経ドラッグインフォメーション編集長
佐原加奈子
目次
症例に学ぶ医師が処方を決めるまで
高血圧
認知症
パーキンソン病
不眠症
足白癬・爪白癬
潰瘍性大腸炎
日経DIクイズ
Q-01 RSウイルス感染症にオノンを処方する理由
Q-02 薬が苦手なとびひの幼児
Q-03 嘔吐と下痢を繰り返す小児への水分補給
Q-04 小児用薬の砂糖の量を気にする保護者
Q-05 エアゾール製剤の残量の確認方法
Q-06 ロートエキス、多汗症患者になぜ?
Q-07 プラケニル投与量の決め方
Q-08 にきび治療にアルダクトンAを使う理由
Q-09 抜歯時の感染症予防に使う抗菌薬
Q-10 バセドウ病にヨウ化カリウムを使う理由
Q-11 猫に手をかまれた患者
Q-12 妊婦に出された喘息の吸入薬
Q-13 妊婦が使用できる解熱鎮痛薬は?
Q-14 片頭痛にノイキノンを使う理由
Q-15 ピロリ除菌でヨーグルトを薦める理由
Q-16 新規SNRIイフェクサー服薬時の注意点は?
Q-17 妊娠時に経口ステロイドを変更する理由
Q-18 不妊治療に用いる女性ホルモン製剤
Q-19 ネオーラルの後発品への切り替え
Q-20 マグネシウム製剤併用で効果が弱まる薬剤
Q-21 ホルモン剤の変更で出血した子宮内膜症患者
Q-22 更年期症状でサプリメントを希望する患者
Q-23 プロトピックの刺激感を減らす方法
Q-24 スタチンとマクロライド系薬の相互作用
Q-25 鎮痛薬と市販のかぜ薬併用の問題点
Q-26 大腸癌患者にセレコックスを併用する狙い
Q-27 ステロイド性骨粗鬆症の第一選択薬
Q-28 肝硬変にカルニチンが処方された理由
Q-29 皮膚の痒みに処方されたアポプロン
Q-30 PET検査時に中止が必要な薬
Q-31 ノボラピッドからライゾデグに変更された患者
Q-32 体脂肪率に誤差が出る要因
Q-33 28錠ずつ包装された薬の利便性
Q-34 ウルソは1日1回でもよい理由
Q-35 糖尿病発症で尿酸値が低下した患者
Q-36 クロピドグレルとプラスグレルの違い
Q-37 ミニリンメルトの効きが安定しない患者
Q-38 イメンドとプロイメンドの違い
Q-39 胃食道逆流症に六君子湯を追加する理由
Q-40 深部静脈血栓症に処方されたイグザレルト
Q-41 ヘプセラによる低リン血症
Q-42 他人にうつさないかと心配する帯状疱疹患者
Q-43 イソバイドによる血糖上昇を心配する患者
Q-44 塩分が多いと夜間高血圧になる理由
Q-45 胃全摘患者に処方されたPPI
Q-46 抗癌剤治療中に処方された牛車腎気丸
Q-47 重曹が処方されたCKD患者
Q-48 肺炎に抗菌薬3剤を併用する理由
Q-49 エクリラを処方されたCOPD患者
Q-50 リン吸着薬がピートルになった透析患者
Q-51 高齢者にシベノールが出されたら
Q-52 シプロキサンの注意すべき相互作用
Q-53 ラベプラゾール錠が飲み込みにくいと話す患者
Q-54 経管栄養患者のカリウム補正
Q-55 パーキンソン病患者に処方されたガスモチン
Q-56 脂肪肝に糖尿病薬を使う理由
Q-57 ボンビバ錠服用後から朝食までの時間
Q-58 サムスカを処方された心不全患者
Q-59 ガスター追加で便秘が悪化した高齢患者
Q-60 耳垢栓塞に対する耳垢水の使い方
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書籍情報
- ISBN:9784822239510
- ページ数:184頁
- 書籍発行日:2016年12月
- 電子版発売日:2017年2月3日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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