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- 実況動画で「コツ」がわかる！チーム柿崎の外来眼形成手術 ［動画付き］
商品情報
内容
一線で活躍する術者の施設へ見学に行き、実際の手術を見学して周ることは非常に困難です。本書では、手術解説のテロップを入れ、著者による手術室さながらの実況解説付き動画が見られます。手術のコツを余すところなく多数記載！
序文
はじめに
この度は，『実況動画で「コツ」がわかる！チーム柿﨑の外来眼形成手術』を手にとっていただき，ありがとうございます．
昨今，さまざまな眼形成関連の書籍が出版されておりますが，各社各様，それぞれの工夫にもかかわらず，同じライン上で努力しているような感じがします．最近の書籍の傾向として手術動画の提供が必須となっていますが，そこにはライブ感がなく，術者の息吹が感じられないことが多い状況です．「単なる動画による学習」という感は否めません．
このような教材を用いて手術を習得しようとする場合，初学者の段階ではかなり効果を上げるとは思いますが，実際に手術を始めてみるといろいろな問題が浮上してくるため，術者は「手術のコツは何であろうか？」と考えることになります．
本来であれば，いろいろな施設に見学に行き，ライブ感のあるなか，術者に質問をし，さまざまな問題を解決してゆくことが手術上達の近道であると思います．しかし，日常診療に忙しい眼科医にとっては，地理的，時間的に難しいことが多く，また，一度ぐらいは見学の機会を得ても，継続して見学に行くことは難しいでしょう．
本教材は以上のような問題を解決すべく企画しました．眼科開業医は眼科医全体の2/3を占めますが，この受診患者のうち眼形成手術を必要とする患者は20％以上に上るというデータがあります．これらの患者のすべてに対応できることが理想ではありますが，眼科開業医のニーズは「外来でできる眼形成手術」ということになるでしょう．この眼科開業医のニーズに応えるべく，しばしば外来で遭遇する疾患に限定して，より効率的に手術学習を行えるように工夫しました．もちろん，「手術のコツ」も余すところなく記載しました．
本教材は，私の仲間たちが分担して作成し，最後に私がチェックして全体の整合性を図りました．また，各執筆者には各々のビデオに手術解説のテロップを入れてもらいましたが，さらに私がそのビデオを見ながら，手術室さながらの実況解説を加えました．まさしく，『実況動画で「コツ」がわかる！チーム柿﨑の外来眼形成手術』．このライブ感を通して，実際に手術見学に行くよりも効率的に各々の手術を習得していただけるものと確信しております．
最後になりましたが，私と二人三脚で本書の編集にあたっていただいた（株）メディカ出版・池田信孝氏に感謝致します．
2015年11月
愛知医科大学病院 眼形成・眼窩・涙道外科 教授
柿﨑 裕彦
目次
・はじめに
・執筆者一覧
・WEB動画の視聴方法
【眼瞼下垂】
◆小切開法
◆普通の切開法
◆ミュラー筋タッキング法
◆前頭筋吊り上げ術
【上眼瞼皮膚弛緩症】
◆通常の上眼瞼形成術
◆眉下皮膚切除術
【重瞼術】
◆切開法
◆重瞼術：埋没法
【下眼瞼内・外反症】
◆Kakizaki法
◆Wheeler-Hisatomi法
◆Lateral tarsal strip
◆Transcanthal canthopexy
◆Kuhnt-Szymanowski-Smith法
【睫毛内反症】
◆Hotz変法
◆睫毛内反症：埋没法
【霰粒腫】
◆霰粒腫治療（意外に多いアテローム）
・おわりに
・索引
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書籍情報
- ISBN：9784840456227
- ページ数：140頁
- 書籍発行日：2016年1月
- 電子版発売日：2017年9月22日
- 判：B5判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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