- m3.com 電子書籍
- 脳神経外科速報2017年臨時増刊 必ず知っておきたい 脳血管外科 手術器具&機器
商品情報
内容
手術をもっと上手く,楽しく,安全に行うために
・実臨床の使用感に基づいた、「臨床医目線のカタログ」
・手術器具/機器の特性,使用上のコツ・ピットフォールが一目瞭然
・若手医師必読! 主な手術トレーニング機器やビデオ編集のポイントを解説
・さまざまなタイプの手術室についても詳述 ・機器開発にも役立つ! 開発者による「開発秘話」を収載
あわせて読む → 「脳神経外科速報」バックナンバー
序文
脳神経外科手術は主に執刀医の技量,手術器具・機器,周術期管理から構成される.そして脳神経外科手術の治療成績は執刀医の技量によるところが大きいのは言うまでもないが,技量と手術器具・機器は表裏一体であり,言い換えれば両者のバランスが手術成功の鍵となる.手術器具・機器は技量の未熟さを補完するものではなく,術者の技量を惜しみなく発揮させるものである.そのためには手術器具・機器の特性を熟知して使うことが肝要である.
本著は日進月歩に発展する脳血管外科領域を中心とした手術器具・機器のアップデートな情報を臨場感あふれるかたちで読者に伝えることを主眼として企画された.開発のコンセプト(背景)を知ることは手術器具・機器を有効利用するうえで有用であり,いくつかの項では開発に携わられた先生に執筆を依頼した.セッティングで使用する機器,顕微鏡,はさみ,ピンセットなどの手術器具,クリップなど日常馴染みのある手術器具・機器からインテリジェント手術室,ロボットなど最新設備まで幅広く網羅している.実際の手術の現場で使用する手術器具・機器以外で,最近ではバイパスやCEA などの手術トレーニングにも手術器具・機器が利用されるため,本著では手術トレーニングの詳細を取り上げた.術後のビデオ編集により技量と手術器具・機器のバランスを反芻することも成績向上において重要である.ビデオ編集機器も広義の手術機器と捉え,ビデオ編集のポイントを項の1 つとして設けた.執筆者の先生方には本著の役割を実践書として依頼しているため,いずれの項も実用的で読みごたえのある充実した内容になっており,特に若手脳神経外科医に一読していただきたい.
多忙な日常診療の合間に時間を割いてくださった執筆者の先生方にこの場を借りて御礼申し上げる.最後に国立循環器病センター(現在の国立循環器病研究センター)時代にご指導いただき,このたび監修の労をとっていただいた九州大学・飯原弘二教授ならびに私が脳神経外科の道を志して以降現在に至るまで長きにわたりご指導いただいている岡山大学・伊達 勲教授に感謝の意を表する.
岡山大学大学院脳神経外科
菱川 朋人
目次
・推薦のことば
・監修のことば
・序文
・執筆者一覧
・本書掲載の製品について
【1章 概論】
◆1 脳神経外科における手術器具・機器の現在
【2章 手術トレーニング・ビデオ編集】
◆1 血管吻合のトレーニング
◆2 CEAトレーニング
◆3 手術ビデオ編集のポイント
【3章 セッティング】
◆1 手術テーブル
◆2 固定器 脳べら固定器,頭部固定器
【4章 手術顕微鏡と関連機器】
◆1 カールツァイス OPMI PENTERO
◆2 ライカ M530 OH6
◆3 三鷹光器 MM80
◆4 オリンパス OME-9000
◆5 脳神経外科手術における光学式と磁場式ナビゲーションとの使い分け
◆6 蛍光血管撮影 フルオロセイン,ICG
【5章 手術器具と関連機器】
◆1 はさみ(マイクロ剪刀) 上山式マイクロ剪刀(ムラマサ)
◆2 ピンセット(鑷子)
◆3 吸引管
◆4 持針器
◆5 手術用縫合糸
◆6 バイポーラ
◆7 ハイスピードドリルと超音波吸引手術装置
◆8 人工硬膜
◆9 チタンプレート・吸収性プレート
【6章 クリップ】
◆1 ミズホ 杉田クリップ
◆2 ビー・ブラウンエースクラップ Yasargil 脳動脈瘤クリップ
【7章 脳神経外科手術をサポートする最新設備】
◆1 インテリジェント手術室 Smart cyber operating theater(SCOT)への展開
◆2 ロボット支援手術
◆3 Robotic PCI の現状
◆4-A ハイブリッド手術室 シーメンス
◆4-B ハイブリッド手術室 フィリップス
◆4-C ハイブリッド手術室 東芝
・索引
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:38.4MB以上(インストール時:83.6MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:153.6MB以上
-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:53.0MB以上(インストール時:132.5MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:212.0MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784840461238
- ページ数:256頁
- 書籍発行日:2017年10月
- 電子版発売日:2018年10月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。
※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。