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- ER・ICUで必要な循環器薬の知識と使い方―日米のエビデンスの狭間で―(新装版)
商品情報
内容
編者が現場で困ったことがある事例を中心にタイトルをまとめ、日米の臨床の第一線で活躍されている先生方に執筆を依頼。日米の考え方を混ぜて紹介することを目標にまとめられています。
目次
I.カテコラミン
1.果たしてノルアドレナリンはドパミンに勝るのか?
―心原性ショックのマネジメントを中心に―(田中竜馬)
2.心不全でミルリノンが役に立つ場面はあるのか?
ドブタミンとはどう使い分けるか?(田中寿一)
3.ドパミンの腎保護作用は過去のものか?(今井直彦)
4.時代はバゾプレッシンか?敗血症性ショックの治療(柳 秀高, 石原 徹)
5.アドレナリンとバゾプレシン,どう使い分けるか?(本間洋輔, 志賀 隆)
II.降圧薬
6.結局,血圧を下げるときの第一選択薬は,血管拡張薬なのか?Ca拮抗薬なのか?(谷口俊文)
7.脳血管障害で, 血圧はどこまで下げるか?(河合 真)
8.虚血性心疾患急性期でβ遮断薬を導入したくないワケ
(そして,なぜCa拮抗薬は好まれるのか?)(遠藤彩佳)
9.周術期短時間作用型β遮断薬の使い方
― 日米の臨床現場での比較検討 ―(森田泰央)
III.抗血小板薬・抗凝固薬
10.古典的な薬剤 : アスピリンとヘパリンを適切に使うには(西裕太郎)
11.新しい抗凝固薬 ― ダビガトランとリバーロキサバン:
ワルファリンよりも便利かもしれないが(小田倉弘典)
12.ヘパリンと低分子ヘパリンなど新規の抗凝固薬
― その使い分けの理想と現実 ―(島田悠一)
13.抗血小板薬クロピドグレルの正しい使い方
:そして新しい世代の抗血小板薬prasugrelとticagrelorの役割は?(兼井由美子)
14.血栓溶解薬の使い方―脳梗塞急性期/肺血栓塞栓症急性期―(齊藤茂樹)
15.出血合併症に対する考え方(民田浩一)
IV.急性心不全で選択する薬剤
16.血管拡張薬の使い方の実践
― そしてカルペリチドはここに入るのか? ― (有田武史)
17.利尿薬はなくてはならないもの?量と切り替えのタイミングは?(村木浩司)
18.いつβ?いつACE?そしていつアルドステロン拮抗薬か?(江頭 徹)
V.抗不整脈薬
19.レートコントロールはβか?Caか?それでもどうにもならないときは?(齋藤雄司)
20.心房細動や粗動でリズムコントロールを行うのはどんなとき?
そして,どんなクスリ?(稲川浩平,高月誠司)
21.エビデンスはないけれども,ピルシカイニドはいろいろとよく使われる(志賀 剛)
22.アミオダロン ― もはや抗不整脈薬は一種類でいい? ― (源河朝広)
23.ニフェカラントとアミオダロンは,どちらが有効か?(鈴木健樹)
VI.その他の身近な疑問
24.弁膜症急性期 ― 大動脈弁狭窄症に使える薬物療法があるか? ― (坂田芳人)
25.弁膜症急性期 ― 僧帽弁逆流症でバランスをとるための薬剤は? ― (猪又孝元)
26.感染性心内膜炎での抗菌薬の基本的な考え方(丹羽一貴, 本郷偉元)
27.心不全と輸液(南 太郎)
29.心疾患に相性の良い糖尿病治療薬(能登 洋)
28.腎機能悪化(WRF)を伴う心不全のマネジメントをどうするのか? (柴垣有吾)
30.心疾患に相性の良い呼吸器改善薬, 呼吸器疾患に相性の良い循環器薬 福永真由子)
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