• ページ数 : 100頁
  • 書籍発行日 : 2013年5月
  • 電子版発売日 : 2013年7月12日
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商品情報

内容

「水電解質」を面白く理解!ロングセラー、堂々改訂

水電解質の知識をかみくだき、わかりやすく解説。本改訂では新しい酸塩基平衡の考え方にも言及。生命史・自然史のトピックスも織り交ぜて、数字や知識の単調な羅列に陥らないような工夫もあり、面白く読むことができる。臨床に即した臨場感あふれる内容で暗記に頼らず理解いただけます。

電子版ではさらに「一目でわかる」シリーズ相互のリンクもついて効率的な学習が可能です。ぜひご活用ください。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
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序文

水電解質は生命の基本であり,水やNa がないと人間は生きていけない.その調節をしているのが腎臓である.したがって,生物学だけでなく,命や病気に関わる医療者,看護師,薬剤師,リハビリテーション技師などすべての人が水電解質の知識をもつことで,よりよい医療・看護・福祉を行えるのである.

『一目でわかる水電解質』は平成7 年に初版を出版し,多くの読者に読んでいただいた.小生がまだ助教授で東京医科歯科大学から日本医科大学に赴任した時に,いままでの水電解質のすべての知識をわかりやすく書き記す意味で始めた仕事である.編集者の藤堂さんの協力なくしては達成できなかった仕事である.日本医科大学の教授も今年で定年になり,節目として新しくなった電解質の知識を加え第3 版を出版した次第です.

初版から18 年が経過し,電解質の進歩も目覚ましく,腎尿細管でのほとんどのトランスポーターが同定され,いままでわからなかった病態が次々に明らかにされている.遺伝子の時代となっている.尿細管のトランスポーターについても書き加えてある.また,酸塩基平衡の知識にも変化が出ており,新しい酸塩基平衡の考え方も述べてある.

初版の時に腎臓生理の恩師である越川昭三先生に「水電解質が一目でわかってたまるか!!」と巻頭言をいただいたのが心に残っている.水電解質はとっつきにくい領域であるが,その中身は非常に面白く魅力的である.多くの人がこの本から水電解質の魅力を発見していただき,患者さんの治療に役立つことを願っています.


2013年 3月 30日 桜散る根津神社を望む教授室,最後の日に

飯野靖彦

目次

Ⅰ 水電解質の重要性

1 水の役割

2 人間の水分分布

3 進化と水

4 電解質

5 電解質の単位

6 電解質調節の進化

7 電解質と浸透圧

8 血清の電解質と浸透圧

9 尿の電解質と浸透圧

Ⅱ 腎臓の機能と水電解質

10 生物の浸透圧調節

11 腎臓の役割

12 ネフロンの機能

13 腎臓の機能検査

14 糸球体濾過量(eGFR)

15 尿細管の再吸収と分泌

16 近位尿細管の機能

17 ヘンレのループの機能

18 遠位尿細管の機能

19 集合尿細管の機能

20 尿の希釈

21 尿の濃縮

22 レニンの分泌

Ⅲ 水電解質の調節機能

23 血漿量と浸透圧の調節

24 体液量の調節(Na の調節)

25 浸透圧の調節(水調節)

26 K+ の調節

27 Ca とP の調節

28 pH の調節

Ⅳ 水電解質の異常

29 むくみ

30 脱水

31 食塩と高血圧

32 腎臓と高血圧

33 高K血症

34 低K血症

35 高Na血症

36 低Na血症

37 高Ca血症と低Ca血症

38 輸液療法

39 利尿薬の使用法

40 腎臓の分子生物学

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書籍情報

  • ISBN:9784895927406
  • ページ数:100頁
  • 書籍発行日:2013年5月
  • 電子版発売日:2013年7月12日
  • 判:A4変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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