- m3.com 電子書籍
- 分子生物学講義中継 Part3 ~発生・分化や再生のしくみと癌,老化を個体レベルで理解しよう
商品情報
内容
目次
1日目 発生・分化・形態形成で何が起きるか
I.発生初期ではどのようなことが起きるのか
1.ウニの初期発生
2.カエルの初期発生
3.ニワトリの初期発生
4.ヒトの初期発生
II.発生のしくみ
1.高校の復習
2.発生が遺伝子の言葉で語れるようになった
III.ボディープランを司るもの
1.動物には頭尾、背腹、左右の軸がある
2.ショウジョウバエの発生
3.前後(頭尾)軸をつくるもの
4.背腹軸の形成
5.前後軸と背腹軸は共に細胞・領域の運命を決める
6.左右非対称性
7.オーガナイザーの実体
8.それから後起きること
2日目 エピジェネティクス~分化を担う遺伝子発現制御
I.エピジェネティクスとは
1.ジェネティクスとエピジェネティクス
2.エピジェネティクスの機構
II.クロマチン構造の変化とエピジェネティクス
1.エピジェネティクスとDNAのメチル化
2.ヒストンコード
3.クロマチン構造に影響するものはまだある
4.エピジェネティック発現調節の異常と疾患
III.その他の転写調節とエピジェネティクス
1.DNAのトポロジー変化
2.遺伝子発現調節のタイプ
3.非翻訳RNA
3日目 幹細胞と再生のメカニズム
I.幹細胞と再生
1.ヒト組織の再生
2.生理的再生系組織の再生
3.条件再生系組織の再生
4.非再生系組織の再生
5.幹細胞にかかわる画期的発見や技術的進歩が相次いでいる
II.幹細胞というもの
1.幹細胞の種類
2.骨髄の幹細胞
3.幹細胞の可塑性
4.幹細胞の階層性
5.幹細胞の働きと制御
6.成人にも全能性幹細胞はあるか
7.幹細胞はどう維持されるのか
III.プラナリアの再生
1.プラナリアほど再生できる動物は少ない
2.再生のプロセス
3.プラナリアには幹細胞がたくさんいる
4.それは再生なんだろうか
IV.イモリの再生もたいしたものである
1.再生芽から肢芽ができる
2.レンズも再生する
3.何をどう再生するのか
4.四肢再生の原理
V.体性幹細胞を用いた再生医療
1.多能性幹細胞のヒトへの応用は始まっている
2.再生医療に応用される幹細胞
3.各組織の再生医療
4.胎児期の元気な幹細胞を凍結保存する
5.多能性幹細胞は間違い?
VI.胚性幹細胞を用いた再生医療
1.再生医学分野で胚性幹細胞をどう使うのか
2.ES細胞の培養
4日目 癌の原因を探る
I.癌とは何か
1.言葉の整理
2.癌は死因のトップ
3.癌細胞の4つの特徴
II.癌の原因
1.癌の原因は癌遺伝子ができるため
2.化学的原因
3.物理的原因
4.生物学的原因
5日目 遺伝子からみた癌
I.癌遺伝子というもの
1.癌遺伝子はどんな働きをする遺伝子なのか
2.RNA型癌ウイルスの癌遺伝子は癌の自律的増殖の原因である
3.ヒトの癌組織の癌遺伝子
4.RNA型癌ウイルスの癌遺伝子は細胞由来
II.癌抑制遺伝子というもの
1.Rb遺伝子
2.p53遺伝子
3.ほかにもたくさんの癌抑制遺伝子が見つかっている
4.DNA型癌ウイルスの癌遺伝子の働き
5.多くの癌では、癌遺伝子と癌抑制遺伝子の両方に変異が起きている
III.アポトーシスと癌
1.アポトーシスとは
2.bcl-2の働き
3.アポトーシスを抑制するほかの癌遺伝子
4.p53によるアポトーシス誘導
IV.p53 変異の重要性
1.G1チェックポイントが働らかなくなる
2.アポトーシスが起きにくくなる
3.ミューテーターである
4.癌が個性的であることへの答えでもある
V.エピジェネティックな変化
1.エピジェネティックな発現調節
2.癌ではメチル化異常が広く見られる
3.突然変異の原因としてのメチル化C
VI.細胞の不死化にかかわる遺伝子
1.不死化しなければ癌組織になれない
2.ヒト正常体細胞は有限分裂寿命
3.テロメアというもの
4.細胞の不死化
5.テロメラーゼの役割はテロメア延長だけなのか
6日目 癌細胞から癌組織への道のり
I.癌化の過程を調べる
1.培養細胞による発癌実験
2.培養細胞のトランスフォーメーションで見られる変化
3.動物(in vivo)でないとわからないこと
II.社会性の喪失にかかわる遺伝子
1.細胞の社会性
2.癌細胞の社会性喪失
3.細胞骨格アクチン線維の消失
4.足場非依存性、造腫瘍性との関係
III.転移にかかわる遺伝子
1.浸潤と転移
2.プロテアーゼ
3.異種細胞との接着の変化
4.転移能にかかわる遺伝子と癌征圧
IV.免疫
1.免疫力の低下と癌の発生
2.どうやって免疫機構が癌をやっつけるか
3.できてしまった癌に効くか
4.免疫療法に期待する
V.血管の進入
1.血管新生とは
2.血管新生の刺激
3.血管内皮細胞は遊走する
4.癌組織の中で血管の網目をつくる
5.血管新生の抑制
VI.癌治療と基礎研究とのつながり
1.遺伝的な癌
2.癌を治す
3.癌を予防する
7日目 老化とは?~衰える機能と増殖能
I.老化とは何か
1.老化して死ぬのは当たり前か
2.言葉の整理
3.日本人の平均寿命は世界一
4.老化のしくみ
II.老化と生活習慣病
1.横断的老化研究
2.縦断的老化研究
3.生活習慣病
4.生活習慣病の各論
III.生物界における老化と寿命
1.ここから何を学ぶか
2.遺伝子レベルの共通性
8日目 老化のメカニズム
I.傷はいつでもでき、修復は常に不完全である
1.ヒトの老化のしくみ
2.エラーの蓄積
3.生体高分子に損傷を与えるもの
4.老化を防止し寿命を延ばす
5.相関するパラメータは酸素消費量だけではない
II.老化プロセスへの遺伝子の関与
1.最大寿命という遺伝的プログラム
2.実験的長寿系
3.遺伝的早老症
4.実験的早老症モデルマウス
5.老化遺伝子はあるのか
III.ヒトの老化を司る老化時計はある
1.テロメア短縮と老化
2.細胞老化はヒト老化の原因か
3.細胞の機能的な老化
4.細胞の若返り
5.不死化細胞の利用
講義の終わりに
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:25.8MB以上(インストール時:56.2MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:103.2MB以上
-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:46.2MB以上(インストール時:115.4MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:184.8MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784897068770
- ページ数:212頁
- 書籍発行日:2003年12月
- 電子版発売日:2018年3月30日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。
※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。