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目を鍛える胸部写真アカデミー 佐藤雅史先生の講義映像付き (9)
佐藤 雅史 (監修) / イーサイトヘルスケア
商品情報
内容
(9)号も佐藤雅史先生の特別講義映像付き!
「胸痛の画像診断」
いつでもどこでも学ぶことができて、胸部単純写真の異常を正確に捉え、診断への正確なアプローチができるようになるオススメのシリーズ。
佐藤雅史先生の貴重な症例と講義映像を10症例掲載。
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細は こちらでご確認ください。
推奨ブラウザ:
Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版
序文
胸部領域は他臓器の画像診断と比べて,教科書から得た知識だけで日常診療に臨んでも,なかなか上達はしない。その大きな原因の一つとして,教科書に記載されている疾患の画像と実際の臨床の場で遭遇する同一疾患の画像所見が一致することが少ない点が挙げられている。また日常診療の場で臨床経験を積むだけでは,まれな疾患や非定型的な所見を呈する症例を見る機会はごく限られてしまう。そのため,貴重な症例を短時間で多数吸収できるカンファランスや研究会に参加することが,確実な診断力アップへの近道である。
数年前に,私が長年にわたり集積した教育用資料をデジタル化し,それを利用した若手放射線医師の教育を企画したいという申し出を,イーサイトヘルスケアの松尾義朋先生からいただいた。この集めた教育用ファイルの症例数は1,000例近く,フィルムの枚数は膨大であり,また症例も玉石混淆しているため,我が社MS.CHESTのスタッフである高間都支,鶴田晴子の両先生に加わっていただき,3人で検討しながら教育用として価値あると判断したものを選出した。CT以前のファイルは,X線断層撮影や気管支造影や気管支動脈造影など,現在はまったく行われていない診断手技の症例も多々あり,選別には多少の苦労もあったが,こうして選んだ約300症例を用いて,毎月1回,「MS.CHEST神田塾」を開催する運びとなった。塾の指導方針としては,胸部単純写真の異常を正確に捉える「目を鍛える」ことに始まり,次にその異常所見のパターンを正確に認識し評価することに主眼を置いた。最後に,臨床情報などを加味したのちに,鑑別診断を挙げ,診断への正確なアプローチを提示できるよう,実践的な教育を行ってきた。そして,塾生は読影担当した症例の内容をまとめ,次回までに提出することを義務とした。幸いにも,熱心な門下生と多くの聴講生を得て実践的な読影カンファランスを継続することができた。
この度上梓するこのデジタルコンテンツの内容は,臨場感にあふれており,特に多忙で研究会などになかなか参加する時間の取れない若手医師にとって,ダイナミックな胸部画像診断アプローチの醍醐味を,楽しみながら学べる教材に仕上がっているものと確信している。
2017年1月
佐藤 雅史
[追記] 2018年1月31日 佐藤雅史先生が急逝されてしまいました。
我々は,様々なストーリーを内包する,残された貴重な症例を引き続き世に出したく思いました。また, 佐藤先生は生前「一色彩子先生ならテイーチングファイルをよく活用してくれるだろう」と話されておりま した。そこで,佐藤先生のテイーチングファイルを介した教育に対する熱い思いをご存知の一色先生に 8号からの編集をお願いし,編者に加わっていただきました。 (高間都支・鶴田晴子)
目次
症例1 フィルムリーディングの定番
症例2 知っておきたい!珍しい所見
症例3 腫瘤の進展方向に着目
症例4 この所見から何を問診しますか?
症例5 側面像での異常を指摘できますか?
症例6 亢進、もしくは低下?肺野の透過性をどう読む?
症例7 心横隔膜角の腫瘤影といえば?。
症例8 画像濃度を変えて見てみよう
症例9 覚えておきたい非典型的な所見
症例10 ごくわずかな異変に気づけますか?
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