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- 血液学用語辞典 改訂3版
商品情報
内容
収載用語数 1,732語（※見出し用語の数）の血液学専門用語辞典。日本語用語・対応する原語と略語・用語解説（500字以内）・欧文索引。
新たに巻末付録を追加掲載
付録Ａ：血液疾患で用いられる多剤併用療法
付録Ｂ：おもな抗腫瘍剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤
序文
序(改訂3版の編集にあたって)
多くの読者がすでにご承知と思うが，本書の初版から編集を手がけられた平井久丸教授は，昨年8月突然の病により弱冠51歳でこの世に別れを告げた。なお一層の活躍が期待されていた矢先のことで，わが国ばかりでなく世界の血液学分野における関係者一同が受けた衝撃は筆舌に尽くしがたい。本書にとっても2度目の改訂作業がまさに開始されたところであった。秋になり手伝うよう要請され，もとより微力であることは承知で編集をお引き受けすることにした。
筆者が医学生の頃，「身につけるべき医学知識は四半世紀前の10倍，いや50倍」という話を聞かされていた。それからまた四半世紀を経，当時に比べさらに数十倍の知識が必要だと感じざるを得ないほどに，医学の進歩は早い。まして，血液学は最先端医学・医療のフロントランナーであり続けている。血液学に関する古典的な用語から最新の用語までをコンパクトにまとめたものは本書の刊行まで見あたらなかっただけに，まことに時宜を得た出版だ、った。初版，第2版ともに，約8000部を完売したと聞いた。わが国の血液学を専攻する医師の数を考えれば，本書のニーズがいかに高かったかを筆者自身改めて認識した。
本書の作製にあたり，初版当時から一貫してご協力下さっている先生方に，改めてお礼申し上げる。今回の改訂でも，新しく掲載すべき用語はできるだけ盛り込んだ。また情報の集積に伴い，思い切って修正を加えた項目もある。しかしなお統一性に欠ける項目立てや内容の記載が気にならないではない。特に，WHOが発表した造血器腫蕩の新しい分類体系の盛り込み方には，項目によるでこほこがある。時間の関係で、完全には統ーできかねたことをお詫びする。
旧版の序には，血液学の進歩について格調高く語る平井先生の姿を垣間見ることができる。本書が血液学を専攻する先生方や関連分野の先生方のお役に立てば，喜んでいただけるものと信じている。
平成16年6月
千葉 滋
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書籍情報
- ISBN：9784939048593
- ページ数：392頁
- 書籍発行日：2004年8月
- 電子版発売日：2018年7月20日
- 判：B6判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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