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- スキ間で極意!! いつでもどこでも心電図判読88+11問 [増訂版]
商品情報
内容
あわせて読む → スキ間で極意・問題編〈2!!〉所見(こたえ)は1つとは限らない!複数所見の心電図33問
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序文
序文に代えて
心電図に関する書籍には色々な形式の多くの優れた著作がある中、浅学菲才も顧みず、2016 年4 月に『ビギナーのための心電図便利帳:エキスパートも使える完全マスターへの一冊』(最新医学社)という拙著を上梓する機会を頂きました。すると、6 月に克誠堂出版の関貴子さんからお電話を頂き、心電図関連の書籍の出版計画があるので相談に乗って欲しいとのことでした。関さんは、恩師である平盛勝彦先生が岩手医科大学在職中の1997 年に第24 回日本集中治療医学会学術集会を務められ、著者が事務局長を仰せつかったときに、学会本部の事務を担当されていた方で、ほぼ20 年ぶりの旧交を温めるお電話でした。当時、関さんにはたいへんお世話になったこともあり、そのご紹介で編集部の吉原成紀さんにお会いして、お話をお伺いすると、「医学生や若手の医師から気軽に読める心電図の問題集を求める声があるので、囲碁や将棋の問題集をイメージした新しいデザインの書籍を出版できないか」とのご提案でした。医学書というと堅苦しいイメージが付きまといますが、移動中や寝つく前のひと時など、「スキ間時間にも読める気軽な医学書」があってもいいじゃないかというコンセプトに、著者が大きく頷いたときから本書の出版計画がスタートしました。
従来の原稿とはスタンスが違う執筆スタイルにいささかの戸惑いもありましたが、読者には、①手軽に持ち運んで頂きたいこと、②繰り返して目を通して頂きたいこと、③心電図波形のパタン認識だけで解答に到達するのではなく、判読の過程を大切にして頂きたいこと、④循環器専門医の判読技術(極意)を体感して頂きたいこと、を常に意識しながら作業を進めてきました。これらの意向を、『スキ間で極意! いつでもどこでも心電図判読88 問』という書名にも反映させたつもりです(88 問はダブル末広がりのゲン担ぎですが……)。なお、多くの心電図を掲載する必要性から分担執筆による共著での出版もご提案頂きましたが、文体はいうまでもなく、内容にも一貫性を保たせるために単著にこだわりました。そのため、問題集に相応しい心電図を著者1 人では収集することができず、多くの先生方から心電図のご提供を頂きました。京都大学の木下秀之・小笹寧子の両先生、宮城県成人予防協会中央診療所の佐藤文敏先生、北海道勤労者医療協会勤医協中央病院の鈴木隆司先生、それいゆ会こだま病院の岡嶋年也先生、京都下鴨病院の山下文治先生には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。また、既刊書やホームページからの図表の転載にご快諾を頂きました最新医学社の中西啓社長、南江堂の小立鉦彦社長、ハート先生こと心臓病看護教育研究会会長の市田聡先生にも改めて感謝申し上げる次第です。
本書には、著者が手ほどきを受け、また、厳しくご指導頂いた多くの先生方の教えが耳学問も含めての内容が数多く盛り込まれています。また、編集部の吉原さんには著者の言葉足らずな解説文に、読者の視点からの適切な言葉を補足して頂き、論旨の通ったスマートな文章にブラッシュアップして頂きました。厚くお礼を申し上げます。
最後になりますが、本書が心電図の判読に携わる方々に、少しでもお役に立つことを切に願っております。また、読者の皆様が心電図への苦手意識がなくなるようであれば、望外の喜びです。宜しくお願い申し上げます。
2017 年1 月 還暦を越えた複雑な心持ちとともに
上嶋健治
目次
初級編
初級編について
第01問:この心電図の記録で、まず着目すべきところはどこですか?
第02問:この心電図の記録で、まず着目すべきところはどこですか?
第03問:次の心電図記録の問題点はなんでしょう?
第04問:次の心電図記録の問題点はなんでしょう?
第05問:次の心電図記録の問題点はなんでしょう?
第06問:次の心電図記録の問題点はなんでしょう?
第07問:ホルター心電図の記録を示します。まず注意すべきところはどこですか?
第08問:この心電図記録で気になるところはありませんか?
第09問:心電図の電気軸と移行帯を答えてください。
第10問:心電図の電気軸と移行帯を答えてください。
第11問:この心電図の記録で、気づくべき点はどこですか?
第12問:前問の患者さんに「ある工夫」をして記録しました。さて、もう一度軸と移行帯を確認してみてください。また、「ある工夫」についても思い浮かべてみてください。
第13問:この心電図の心拍数を答えてください。
第14問:この心電図の心拍数を答えてください。
第15問:下の心電図の心拍数を答えてください。
第16問:下の心電図の心拍数を答えてください。
第17問:この心電図を見て、どのような印象を抱くでしょうか?
第18問:この心電図を見て、どのような印象を抱くでしょうか?
第19問:この心電図を見て、どのような印象を抱くでしょうか?
第20問:脈の整・不整に着目して所見を述べてください。
中級編
中級編について
第21問:AとBは同一患者さんの心電図です。Aは救急室での心電図で、Bは処置後の心電図です。何が起きていたのかを考えてみてください。
第22問:電気軸を評価してください。心電図診断としては難問でしょうか。
第23問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第24問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第25問:これも右脚ブロック……でしょうか?
第26問:ノーヒントです。
第27問:次の心電図について重要な所見を述べてください。
第28問:単純な脚ブロックでしょうか?
第29問:ノーヒントです。
第30問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第31問:ノーヒントです。
第32問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第33問:ノーヒントです。
第34問:この心電図を見てどのような診断をしますか?
第35問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第36問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第37問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第38問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第39問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第40問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか? 胸部誘導に注目してください。
第41問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか? これも胸部誘導に注目してください。
第42問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第43問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?
第44問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?ノーヒントです。
第45問:ノーヒントです。
第46問:最も重要と思われる所見はなんでしょうか?ノーヒントです。
第47問:不整脈の診断を問う問題です。
第48問:不整脈の診断を問う問題です。
第49問:肢誘導に見られる不整脈の診断を問う問題です。
第50問:不整脈の診断を問う問題です。
第51問:不整脈の診断を問う問題です。
第52問:ノーヒントです。
第53問:ノーヒントです。
第54問:ノーヒントです。
第55問:多彩な心電図ですが、ノーヒントで。
第56問:ハッとする心電図ですが……。
第57問:ノーヒントです。
第58問:これもノーヒントですが……。
第59問:QRSの間隔はどうでしょうか。
第60問:普通の上室頻拍症でしょうか。
第61問:ノーヒントでこの心電図診断は?
第62問:運動負荷心電図の記録を示します。この心電図診断は?
第63問:運動負荷心電図の記録を示します。この心電図診断は?
第64問:肢誘導に見られる不整脈の診断を問う問題です。
第65問:特に問題ない心電図のようにも見えますが……。
第66問:これも特に問題ない心電図のようにも見えますが……。
第67問:心電図モニタの記録から不整脈の診断を問う問題です。
第68問:徐脈性不整脈の診断を問う問題です。
第69問:単純な左脚ブロックの診断だけでよいでしょうか?
第70問:見慣れない心電図波形ですが、ノーヒントです。
上級編
上級編について
第71問:特に問題となる所見はなさそうですが……。
第72問:気になる所見といえば……。
第73問:左脚ブロックのパタンではあるようですが、それだけでしょうか?
第74問:ホルター心電図の記録を示します。ノーヒントです。また、その診断根拠は?
第75問:肢誘導・胸部誘導ともに第3拍目が気になりますが……。
第76問:特に問題となる所見はなさそうですが……。
第77問:P波に注目してみると……。
第78問:心電図から考えられる病態はなんですか?
第79問:前問に似た心電図ですが、考えられる病態はなんですか?
第80問:考えられる不整脈はなんですか?
第81問:気になる所見はどこでしょうか?
第82問:V3R以下右側胸部誘導の心電図記録を提示していることが大きなヒントです。
第83問:胸痛と呼吸困難を訴えた患者さんの心電図です。
第84問:運動負荷試験の前後の変化を問うものです。
第85問:心房細動の心電図ですが、それだけでしょうか?
第86問:不完全右脚ブロックと左軸偏位だけではありません。難問です。
第87問:気づくべき所見は?
第88問:不整脈の診断を問う問題です。
チャレンジ
チャレンジについて
第89問:脈の不整は明らかですが……。
第90問:脈の不整は明らかですが……。
第91問:規則正しい整脈ですが……。
第92問:胸痛で受診された患者さんの心電図です。
第93問:胸痛で受診された患者さんの心電図です。
第94問:基本に忠実な判読が必要です。
第95問:気づきにくい所見もありますが……。
第96問:一見して感じる違和感は重要です。
第97問:多彩な所見にどこまで気付けるでしょうか?
第98問:脈の不整は明らかですが……。
第99問:不整脈以外に、けっして見逃してはいけない所見があります。
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書籍情報
- ISBN:9784771905375
- ページ数:335頁
- 書籍発行日:2020年7月
- 電子版発売日:2020年10月23日
- 判:B6判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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