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- 形成外科 2016年9月増刊号【特集】Step by Stepで進める腋臭症・腋窩多汗症治療
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序文
序
近年では毎年1冊のペースで発行されている本誌の増刊号ですが,「腋臭症」を特集したものは不思議とこれまでありませんでした。そこで「腋臭症・多汗症」を初めて増刊号として取り上げ,取り組むこととしました。
これまでにも腋臭症をテーマとした和文の教科書はいくつかありました。ある意味ではそれらに準じ,しかしまたある意味では方向性を変えて,純粋に学術的な興味に関する事項は割愛して,診療に役立つ実践的・手順書的な内容にすることに致しました。なお,いくつかの項目では2 名の方にご執筆いただき,複数の方の独自のご意見を見聞することで,読者がより幅広く偏らない知識と経験を追体験できるようにしました。
また,マイクロ波やフラクショナルRFなどを用いた最新機器は,保険診療で腋臭症・多汗症治療を行っている医療者にとっては無縁なものかもしれません。しかし,たとえそうではあっても,それらの機器を用いた治療に関する知識をまったくもっていないということでは,本治療に携わっている専門家を自負することはできません。それらの機器を用いた治療の原理,効果,合併症などについても知識を深めていただき,受診者にも十分に説明できるようになっていただければ幸いです。
『形成外科』編集委員会(編集担当:細川 亙)
目次
I.診断の進め方
1 腋臭症の診断―問診票・検査法・診断基準・グレード―
1)Part.1 (衣笠哲雄)
2)Part.2 (高須 博)
2 腋窩多汗症の診断―問診票・検査法・診断基準・グレード―
1)Part.1 (土井秀明)
2)Part.2 (嵯峨賢次)
3 自己臭恐怖症の診断と対応 (林部一人)
コラム:腋臭症患者の傾向 (森岡大地)
II.治療方針の決め方
1 腋臭症の重症度・患者背景に応じた治療方針の選択 (坂井靖夫)
2 腋窩多汗症の重症度・患者背景に応じた治療方針の選択
1)Part.1 (浅井俊弥)
2)Part.2 (嵯峨賢次)
III.治療の実際
1 消毒薬で腋臭の原因菌を減らす
1)Part.1―腋窩常在菌の制御による腋臭予防と緩和― (遠藤祐子ほか)
2)Part.2 (乾 重樹)
2 腋窩の乾燥を保つ
1)制汗剤(塩化アルミニウム) (網倉良安ほか)
2)内服薬(抗コリン薬・向精神薬など) (羽白 誠)
3)A型ボツリヌス毒素
(1)Part.1 (淺岡匠子ほか)
(2)Part.2 (網倉良安ほか)
コラム:3本針マイクロニードルを用いた腋窩多汗症に対するA型ボツリヌス毒素製剤局注療法 (水上高秀ほか)
コラム:腋臭症に対する抗生剤治療の是非 (松下祥子ほか)
コラム:除毛は腋臭に有効か─電気脱毛術とレーザー脱毛術を区別して─ (衣笠哲雄)
3 汗腺を直接減らす
1)特殊機器を要しない手術
(1)皮弁法―横切開による汗腺剪除法― (森 弘樹ほか)
(2)切除剪除法
①Part.1―タイオーバー固定との併用― (向井英子ほか)
②Part.2─皮膚汗腺一塊切除との併用─ (小泉正樹)
2)特殊機器を要する手術
(1)皮下組織削除法(稲葉法) (稲葉義方)
(2)クワドラカット―汗腺除去―
① Part.1 (新垣 実ほか)
② Part.2 (網倉良安ほか)
(3)クワドラカットと皮弁法の併用 (深水秀一ほか)
(4)超音波破砕粉砕吸引―汗腺除去―
① Part.1 (鈴木敏彦ほか)
② Part.2 (三倉文子)
(5)マイクロ波(ミラドライ(R))―汗腺破壊― (清水祐紀ほか)
(6)フラクショナルRF(ビューホット)―汗腺破壊― (丸山直樹ほか)
4 腋窩多汗症に対する胸部交感神経切断術の是非─代償性発汗のメカニズムと対策も含めて─ (山本英博)
IV.形成外科診療ガイドラインにおける腋臭症 (土井秀明)
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書籍情報
- ISBN:9784014105913
- ページ数:172頁
- 書籍発行日:2016年9月
- 電子版発売日:2021年3月3日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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