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- すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢~基本知識から疾患研究、治療まで
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内容
あわせて読む → すべての臨床医が知っておきたい便秘の診かた~「とりあえず下剤」から卒業する!患者に合わせた診断と治療がわかる
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序文
序
『すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢』が完成した.私は,腸内細菌の研究をこれまで専門にしてきていない消化器内科専門医である.潰瘍性大腸炎,クローン病といった疾患を中心に診療をしていたため,腸内細菌が病態に影響することは知っていたが,研究者も少なく限られた領域という認識であった.ところが21世紀に入り,腸内細菌を遺伝子解析で同定する技術が急速に進歩し,腸内細菌がさまざまな疾患だけでなく,健康増進,寿命に影響すること,病態の修飾だけでなく,疾患そのものの発症の原因になっていることも明らかにされた.
本書の出版の目的は,腸内細菌叢というビッグデータを前にして,ここ5年間,私が大きな流れに溺れそうになりながら,懸命にもがいてきた記録を残すことであった.最初から読み進んでいただいても,決しておもしろい読み物ではないかもしれない.臨床医が腸内細菌叢のことを簡単に調べることが可能な辞書のような本をめざしている.さらに,できるだけ図で説明することにも挑戦し,最新論文情報も取り入れるよう心がけた.最終章には,医薬品だけでなく,食品も含めて紹介させていただいた.
最近,日本人は幸福でない,という記事を読んだ.世界幸福度ランキング2019が発表され,日本は58位であった.「幸福」はHappinessではなく,Well-beingと訳され,肉体的にも,精神的にも,そして社会的にも,すべてが満たされた状態にあることを指して用いられている.病気ではないとか,弱っていないということではなく,持続可能な多面的な幸福が大きな目標となっている.私は,このWell-being 達成にもっとも重要な要因が腸内細菌叢ではないかと確信している.書名を『すべての臨床医が知っておきたい』としたのは,病気にかかわらずWell-being をめざす臨床医に情報提供をしたい意味を込めている.日本にこの領域の臨床医のサポーターを増やすための書である.それぞれの疾患の予防,治療への最終ゴールには依然として到達できていないことは,一読いただければすぐに理解できる.患者さんを毎日診察されている臨床医の出番を期待している.腸内細菌叢情報の利用が,すべての人の健康と福祉につながることを願っている.
本書は,研究,臨床,教育と多忙な生活をしていた私には不可能な挑戦に思えたが,偶然に到来したwithコロナ時代に少しの時間ができたことは一つの幸いであった.また,私の強い希望を入れていただき,美しい本書を仕上げていただいた羊土社のスタッフの皆様に深謝申し上げる.一度も直接お会いすることもなく,メールとWEB 会議で本が出来上がったことは,よい経験になりました.
2021年2月吉日
京都府立医科大学大学院医学研究科
内藤裕二
目次
◆ 序
◆ おもなヒト腸内細菌の分類
第1章 腸内細菌叢の基本を理解しよう
1 腸内細菌叢は遺伝子情報で解析できる
❶ 培養法からメタゲノム解析に
1)生物のドメイン分類と遺伝子解析/ 2)次世代シーケンサーの開発とメタゲノム解析/ 3)腸内細菌叢の分類
❷ショットガンメタゲノム解析からロングリードに
❸エンテロタイプ分類
1)長期の食生活はエンテロタイプと相関する/ 2)日本人はBB 型が多い
❹ 新エンテロタイプ分類
❺メタゲノム vs ヒトゲノム
❻ 糞便から粘膜局所に
2 日本人腸内細菌叢の特徴は?
❶民族,地域ごとに特徴的な細菌叢が形成される
1)国で異なる腸内細菌叢/ 2)居住地域,民族で異なる腸内細菌叢
❷日本人ではおもに発酵により生じた水素が酢酸生成に消費される
❸ 腸内細菌叢には性差がある
1)日本人における性差の研究/ 2)性ホルモンとのかかわり
❹ 発酵食品が日本人の腸内細菌叢に影響する
3 母子環境が決める腸内細菌叢
❶ 妊娠時の母親の食が出生児に与える影響
1)高脂肪食の影響/ 2)母体の腸内細菌叢と胎仔の関係
❷ 胎児の腸にも母親由来の腸内細菌が存在する
❸ 帝王切開は児の腸内細菌に影響するか?
1)出生からはじまる腸内細菌叢の激的な変化/ 2)出産形式と腸内細菌叢
❹ 出生後3 年程度で個人の腸内細菌叢が安定化する
❺ 母子環境が与える影響を調査するコホート研究がはじまっている
4 幼少時ストレスによるディスバイオーシス
❶ 幼少時ストレスが将来の免疫関連疾患のリスクになる
❷ 母親のディスバイオーシスによる養育障害が仔の発達障害に関与する
❸ 過敏性腸症候群の病態に幼少時ストレスが関与する
❹ 子どもの行動に影響する腸内細菌と家族の絆
❺ 大腸がんの増加にも幼少時ストレスが関与する
5 高脂肪食が変える腸内細菌叢
❶ 腸内細菌叢は高脂肪食によりすぐに変化する
1)高脂肪食はマウス腸内細菌叢を変える/ 2)高脂肪食はヒト腸内細菌叢を変える
❷ 脂肪吸収には腸内細菌が関与する
❸ 高脂肪食は胆汁酸の代謝を変化させる
❹ 腸内環境を予測し,診断治療につなげるマーカーとしての胆汁酸プロファイル
❺ 高脂肪食は末梢型時計遺伝子のリズムを乱す
6 食物繊維と腸内細菌叢
❶ 食物繊維の摂取が生活習慣病リスクを減らす
1)世界の現状/ 2)日本の現状
❷ 食物繊維の摂取量が腸内細菌叢を変動させる
❸ 世代を超えて腸内細菌叢の多様性が低下する
❹ 食物繊維欠乏は腸管バリア機能を低下させる
❺ 食物繊維はインフルエンザ感染を抑制する
❻ 大腸がんサバイバーに必要な食物繊維
7 ディスバイオーシスと腸管粘液層
❶ 粘液減少が先か? ディスバイオーシスが先か?
❷ 粘液減少を引き起こす環境要因
❸ 免疫グロブリンA は腸内細菌を制御する
❹ 小腸抗菌ペプチドが腸内細菌叢を決める
8 腸内細菌叢に影響する環境要因
❶ 食習慣は腸内細菌叢に影響する
❷ 都市化がヒト腸内細菌叢に影響する
❸ 使用している薬剤,大丈夫ですか?
1)抗菌薬を考える/ 2)プロトンポンプ阻害薬
❹ 拡散する化学物質
❺人工甘味料,食品添加物をめぐる議論
9 腸内細菌叢に影響する宿主遺伝子
❶ やせ菌の存在にも宿主遺伝子が影響する
❷ 母乳が支えるビフィズス菌の定着
❸日本人にビフィズス菌が多い理由は?
❹ビタミンD 受容体遺伝子と腸内細菌叢
❺日本人腸内細菌叢に影響する宿主遺伝要因が明らかに
10 腸内細菌叢解析からその代謝物解析に
❶ 短鎖脂肪酸
1)酢酸/ 2)プロピオン酸/ 3)酪酸
❷ 乳酸
❸コハク酸
❹ 脂質代謝物
❺ポリアミン
❻トリメチルアミン(TMA) トリメチルアミンオキシド(TMAO)
❼ N-アシルアミド
❽ 胆汁酸
1)一次胆汁酸と脱抱合/ 2)二次胆汁酸/ 3)胆汁酸のプロファイル
❾ 4- クレゾール
❿トリプトファン代謝物
⓫ D-アミノ酸
第2章 腸内細菌叢と疾患研究でわかっていること,いないこと
1 炎症性疾患免疫関連疾患
❶ 炎症性腸疾患(IBD)
1)IBD のディスバイオーシス/ 2)IBD と酪酸産生菌/ 3)IBD は感染症?/ 4)粘膜治癒と腸内環境/ 5)現状と今後に向けて
❷アレルギー疾患
1)食物アレルギーと運動誘発アナフィラキシー/ 2)食物アレルギーと腸内細菌叢/ 3)母子コホート研究から見えてきた母子関係/ 4)出生児のコホート研究とアレルギー疾患
❸ 関節リウマチ
1)関節リウマチと腸内細菌叢/ 2)メタゲノムワイド関連解析による病態解析/ 3)腸内細菌代謝物と関節リウマチ
❹Clostridioides( Clostridium)difficile 感染症:CDI
1)CDI とcolonization resistance / 2)UC にCDI が合併しやすい理由は?
❺ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
1)ACE2 受容体の役割/ 2)IgA による予防の可能性/ 3)Gut-lung axis(腸肺相関)
2 代謝性疾患
❶ 糖尿病
1)糖尿病におけるディスバイオーシス/ 2)ディスバイオーシスは腸管バリア機能障害,炎症を誘導する/ 3)糖尿病治療薬メトホルミンは腸内細菌叢に効いている?/ 4)腸内細菌代謝物を糖尿病の薬に!/ 5)食物繊維は腸内環境を変え,糖尿病コントロールを改善させる
❷ 肥満症
1)肥満は腸内細菌で決まる?/ 2)やせ菌の発見/ 3)次世代善玉菌Akkermansia(アッカーマンシア)/ 4)日本人の肥満と腸内細菌/ 5)スタチンの効果と腸内細菌叢との関連が明らかに
❸ 脂肪肝脂肪肝炎
1)NAFLD の進展に消化管が関与/ 2)NAFLD のディスバイオーシス/ 3)NAFLD と抱合型胆汁酸/ 4)今後の展開
❹ 骨粗鬆症
3 がん腫瘍免疫
❶ 食道がん
1)食道がんとアルコール/ 2)非飲酒者の食道がん/ 3)食道がんと口腔内細菌
❷胃がん
1)胃がんの原因はピロリ菌です/ 2)ピロリ菌除菌後にも胃がん対策/ 3)除菌後胃がんと粘膜関連細菌叢(MAM)
❸ 大腸がん
1)増加する大腸がんとFusobacterium(フソバクテリウム)/ 2)大腸がんに対するメタゲノムメタボローム解析/ 3)硫酸還元菌に注目/ 4)腸内細菌叢を標的にした大腸がん予防〜食を考える〜/ 5)大腸がんと胆汁酸/ 6)コリバクチン産生大腸菌と大腸がん
❹ 肝がん
1)肥満,糖尿病と肝がん/ 2)肝発がんと発がん促進因子
❺ 膵がん
1)増加する膵がんと口腔内細菌/ 2)膵がんに対するメタゲノム解析/ 3)膵がんの原因は真菌?
❻ 免疫チェックポイント阻害薬と腸内細菌叢
1)抗腫瘍効果と腸内細菌/ 2)抗腫瘍効果を予測するAkkermansia(アッカーマンシア)
4 脳腸相関と精神神経系疾患
❶ 脳腸相関
1)脳腸相関研究がさかんになっています/ 2)ストレス応答と腸内細菌叢には密接な関連があります/ 3)無菌マウスのストレス応答で見えてきたもの/ 4)腸内細菌代謝物は“腸 → 脳シグナル”のメディエーター
❷うつ病,うつ状態
1)うつ病患者の腸内細菌叢の特徴/ 2)うつ病に対するプロバイオティクスの効果
❸ 抗加齢医学と腸内細菌叢
1)百寿者の腸内細菌叢の特徴/ 2)長寿地域の腸内細菌叢の特徴/ 3)早老症マウスのディスバイオーシスと糞便移植による寿命延長
❹ 多発性硬化症(MS)
1)ディスバイオーシス免疫炎症応答が関与する/ 2)MS のエンテロタイプ/ 3)MS におけるトリプトファン代謝
❺パーキンソン病
1)パーキンソン病と消化管疾患/ 2)パーキンソン病と腸内細菌叢/ 3)レボドパ製剤を分解する腸内細菌
❻ 筋萎縮性側索硬化症
❼ 自閉症関連疾患
1)行動異常と腸内細菌叢/ 2)自閉症スペクトラム(ASD)と腸内細菌叢
5 腎心血管系疾患
❶ CKD(慢性腎臓病)
1)CKD と腸内細菌代謝物/ 2)CKD とD- アミノ酸
❷ 冠動脈疾患
1)冠動脈疾患のディスバイオーシス/ 2)冠動脈疾患と食物繊維
❸ 動脈硬化
1)動脈硬化とトリメチルアミン/ 2)TMAO を標的にした治療法/ 3)ビフィズス菌製剤による動脈硬化予防
❹ 脳卒中
1)高血圧性脳出血とミュータンス菌/ 2)CADASIL の進展と腸内細菌叢
❺ 高血圧症
1)塩分摂取が腸内細菌叢を変える/ 2)塩分制限による降圧効果に腸内細菌の性差が関与する
6 機能性消化管障害
❶ 機能性ディスペプシア(FD)
1)自覚症状と腸内細菌には関連があるか?/ 2)粘膜内細菌叢と機能性ディスペプシア
❷ 過敏性腸症候群(IBS)
1)IBS と腸内環境/ 2)感染性腸炎後IBS / 3)IBS と腸内細菌叢/ 4)IBS とSIBO / 5)幼少時ストレスとIBS
❸ 慢性便秘症
1)ブリストル便性状スコアと腸内細菌叢/ 2)日本人腸内菌叢と慢性便秘症/ 3)新しい便秘治療薬の腸内細菌への影響/ 4)ノトバイオート研究からみた便秘メカニズム
❹ 慢性下痢症
1)BMI,エンテロタイプと軟便/ 2)下痢と腸内細菌叢
7 産婦人科疾患
❶ 不妊症
❷ 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
❸ 子宮内膜症
❹ 細菌性膣炎
8 スポーツ疲労不眠
❶スポーツ
1)アスリートの腸内細菌の特徴/ 2)パフォーマンスを向上させる菌/ 3)スポーツと栄養の今後
❷ 慢性疲労症候群
1)ME/CFS とは/ 2)ME/CFS と腸内細菌叢
❸ 不眠
1)時計遺伝子の支配を受ける腸内細菌の日内運動/ 2)腸内細菌による概日リズムの制御
第3章 腸内細菌叢を標的にした治療にはどんなものがあるか
1 医薬品としてのプロバイオティクス
❶ 臨床医が知っておくべき薬の分類
❷プロバイオティクスとは
❸ 耐性乳酸菌製剤
1)ビオフェルミンR® / 2)エンテロノン®-R散/ 3)ラックビー®R散
❹ビフィズス菌製剤
1)ビオスミン® 配合散/ 2)ビオフェルミン® 錠剤/ 3)ラックビー® 錠,微粒N
❺ 酪酸菌製剤
1)ミヤBM® 錠,散/ 2)ビオスリー® 配合錠,配合散,配合OD錠
❻プロバイオティクスの今後の活用
2 診療ガイドラインメタ解析からみたプロバイオティクスの位置づけ
❶ 慢性便秘症
❷ 過敏性腸症候群(IBS)
❸Clostridioides( Clostridium)difficile 感染症:CDI
❹ H.pylori 除菌療法
❺ 炎症性腸疾患(IBD)
❻ 小児急性胃腸炎
❼ 乳児壊死性腸炎
❽ 気道感染症
❾アトピー性皮膚炎
3 乳酸菌とその機能性
❶ 保健機能食品の分類
❷ 乳酸菌研究から新知見が得られています
1)Lactobacillus casei strain Shirota(Shirota 株)/ 2)Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus OLL1073R-1 / 3)Lactobacillus gasseri OLL2716 / 4)Lactobacillus gasseri SBT2055 /5)Lactobacillus acidophilus L-92 / 6)Lactobacillus gasseri PA-3 / 7)Lactobacillus rhamnosus/ 8)Lactobacillus paracasei KW3110 / 9)Lactobacillus pentosus ONRIC b240 /10)Lactococcus lactis subsp. lactis / 11)乳酸菌研究の今後
❸ 発酵と植物性乳酸菌
1)乳酸菌による発酵食品の歴史/ 2)漬物から単離されたLactobacillus brevis / 3)L.brevis KB290による腸管炎症抑制効果/ 4)L.brevis KB290 の下痢型IBS 様症状に対する効果
4 ビフィズス菌とその機能性
❶ビフィズス菌の概要
❷ Bifidobacterium bifidum
❸ Bifidobacterium breve
1)B.breve A1 を用いた高齢者の認知機能に対する効果/ 2)B.breve を用いた小児セリアック病に対する効果
❹ Bifidobacterium longum subsp. longum
❺ Bifidobacterium longum subsp. infantis
❻ Bifidobacterium longum BB536
1)潰瘍性大腸炎の寛解導入に対する効果/ 2)就学前児童の下痢上気道炎症状に対する効果/3)IBS のうつ症状に対する効果
❼ 加熱処理したビフィズス菌が有効?
5 酪酸菌とその機能性
1)酪酸菌を含む医薬部外品,OTC 医薬品/ 2)Clostridium butyricum を用いた下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)に対する効果
6 機能性表示食品の新展開
❶ 機能性表示食品の展開
❷アレルギー症状を軽減する
1)Gluconacetobacter hansenii GK-1 / 2)アトピー性皮膚炎に対するプロバイオティクスの有効性に対するメタ解析
❸ 尿酸値の上昇を抑える
❹ 免疫機能の維持改善
1)IgA とプロバイオティクス/ 2)感染症とプロバイオティクス/ 3)ワクチン抗体価とプロバイオティクス/ 4)免疫機能をサポートする機能性表示食品
❺ 肌の保護
❻ 骨密度を高める
7 次世代善玉菌
❶フェカリバクテリウム(Faecalibacterium prausnitzii)
❷アッカーマンシア(Akkermansia muciniphila)
1)肥満や糖尿病とのかかわり/ 2)代謝免疫応答への関与のしくみ/ 3)ポリフェノールとの相互作用
❸ロゼブリア(Reseburia)
❹ロイテリ菌(Lactobacillus reuteri)
1)口腔内細菌への作用/ 2)ロイテリ菌のさまざまな効果
❺ミックスプロバイオティクス
8 糞便微生物移植療法の新展開
❶ C. difficile 感染症(CDI)に対するFMT
❷ 炎症性腸疾患(IBD)に対するFMT
❸ 機能性消化管障害に対するFMT
❹ 移植片対宿主病(GVHD)に対するFMT
❺ FMTの現状
1)スーパードナーの便の研究の必要性/ 2)便の非細菌要素/ 3)FMTドナーの安全性
9 高発酵性食物繊維による腸内環境改善策
❶プレバイオティクス
❷ 高機能性オリゴ糖
❸ 高発酵性食物繊維
1)グアーガム酵素分解物(PHGG)/ 2)アラビノキシラン(小麦ブラン)/ 3)β - グルカン(スーパー大麦)/ 4)レジスタントスターチ
❹日米で異なる食物繊維
❺シンバイオティクス
10 ファージセラピーの臨床
❶ファージと腸内細菌
❷ファージセラピーの効果
❸ビッグデータの応用
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書籍情報
- ISBN:9784758123693
- ページ数:335頁
- 書籍発行日:2021年3月
- 電子版発売日:2021年4月23日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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