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そうだったのか! この1冊でスッキリわかる! リウマチ・膠原病の 薬物療法の考え方・選び方・使い方

  • ページ数 : 202頁
  • 書籍発行日 : 2021年6月
  • 電子版発売日 : 2021年7月2日
4,400
(税込)
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商品情報

内容

こんなときみんなどうしてる? これで合ってる? リウマチ・膠原病の薬物療法をわかりやすく解説!

本書では、研修医や内科専攻医をはじめとした初学者や、日常的にリウマチ診療を行っている整形外科医を対象として、リウマチ膠原病の治療について解説しました。これからリウマチ膠原病内科の道を志す医師、ローテーションや内科専門医試験対策で勉強する医師にも有用な内容です。非専門医でも専門医へ紹介するにあたって、リウマチ膠原病の治療の知識を持っておくと役立ちます。

関節リウマチだけでなく、その他のリウマチ類縁疾患や一部膠原病まで含めたリウマチ膠原病の薬物療法に関する正しい知識(考え方・使い方)、そして疾患ごとの選択肢(メリット・デメリット)などをまとめました。

リウマチ膠原病に対する誤った知識、偏見、誤解、苦手意識が払拭され、正しい道筋をつかむことができるでしょう。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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序文

はじめに


前著『こんな対応はNG !非専門医のためのリウマチ膠原病診療』は、おかげさまで多くの反響がありました。ご購入いただきました方々、そして関係者の方々には、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。


前著は「非専門医」を対象とした内容であることを意識した内容といたしました。その結果、リウマチ膠原病の「治療」に関する内容はそれほど多くはありませんでした。なぜなら、リウマチ膠原病の「治療」の多くは「専門治療」となるため、非専門医を対象とするには慎重を要するものと考えたからです。しかし、実際にはステロイド治療をはじめ、治療薬自体の知識は必ずしも専門医でなくても必要だと思います。


そこで今回は、研修医や内科専攻医をはじめとした初学者や、日常的にリウマチ診療を行っている整形外科医を対象として、リウマチ膠原病の治療について執筆する機会をいただきました。これからリウマチ膠原病内科の道を志す方のみならず、ローテーションや内科専門医試験対策にも有用だと思います。また、非専門医であっても専門医へ紹介するにあたって知識として持っておくと役に立つと考えます。


内容は可能な限り最新の情報に基づいたものとなっておりますが、2021年は多くのガイドラインが改定されることが予想されますので、本書の中にはやや古い内容が含まれるかと思います。そこでQRコードを作成して最新の情報をアップデートしていく試みを行うことといたしましたので、ぜひご活用いただければと思います。


重ねてではありますが、本著執筆に専念できる環境を提供いただきました医局の先生方には大変感謝しております。


本著が明日への診療に少しでもお役に立てられて、そして一人でも多くの患者さんが救われることを、心から願っております。


埼玉医科大学リウマチ膠原病科
和田 琢

目次

第1章 リウマチ膠原病の薬物療法の概要

その1 関節リウマチの薬物療法の基本的な考え方

その2 関節リウマチ以外の膠原病の薬物療法の基本的な考え方

その3 副腎皮質ステロイドの基本的な考え方

その4 副腎皮質ステロイドの副作用とその対策

その5 免疫抑制療法中の感染症対策と発症時の対処法

その6 周術期のステロイドカバーと免疫抑制薬

その7 妊娠・授乳に対する薬物療法の基本

その8 高齢者に対する薬物療法の基本

第2章 各薬剤の使い方、注意点、副作用

その1 メトトレキサート(MTX)(リウマトレックスⓇ)

その2 免疫調整薬としての従来型経口抗リウマチ薬(csDMARDs)

その3 生物学的製剤(bDMARDs)

その4 JAK阻害薬

その5 その他の免疫抑制薬

その6 肺高血圧症治療薬

その7 膠原病領域で使用するその他の治療薬

第3章 関節リウマチ以外の膠原病の薬物療法

その1 脊椎関節炎(乾癬性関節炎、強直性脊椎炎など)

その2 膠原病によるレイノー現象

その3 シェーグレン症候群

その4 全身性エリテマトーデス

その5 全身性強皮症

その6 多発性筋炎/ 皮膚筋炎

その7 混合性結合組織病

その8 血管炎症候群

その9 ベーチェット病

その10 成人スティル病

COLUMN

バイオの時代だからこそMTX の使い方が重要

イグラチモドの功績、免疫調整薬こそ今後のリウマチ診療に必要な薬剤

なのでは?

生物学的製剤は「必要な症例に対して選択する」薬剤

経口薬という気楽さに要注意

もっと保険適用が拡大してほしい

肺高血圧症診療に循環器内科医との連携は非常に重要です

治療薬の進歩よりも重要なこと


索引

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書籍情報

  • ISBN:9784765318709
  • ページ数:202頁
  • 書籍発行日:2021年6月
  • 電子版発売日:2021年7月2日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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