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- 症状と患者背景にあわせた頻用薬の使い分け第3版
商品情報
内容
あわせて読む → 類似薬の使い分け第3版 ~症状に合った薬の選び方とその根拠がわかる~
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序文
第3版の序
処方される頻度の高いカテゴリーの薬ほど多くの類似薬があり,同じ疾患に対する治療薬でも作用機序の異なる薬や同じ系統の類似薬が数多く存在しています.その結果,「多くの類似薬からどの薬を選べばよいか判断が難しい」,という意見が臨床の現場から数多く寄せられるようになりました.薬を適正に使用するためには患者さんの病態に合わせて,適切な薬を選択する必要があり,そのためには各々の薬の特徴をしっかり把握する必要があることは言うまでもありません.そこで,日常診療で患者さんがしばしば訴える症状を選び,それらの症状を治療するために用いる薬の使い分けを解説した「頻用薬の使い分け」を2010 年(とり上げた症状は13),次いで改訂第2版を2015 年(とり上げた症状は19)に出版しました.初版および改訂第2 版では,日常診療でよく用いる頻用薬を対象にし,個々の患者さんの病態や合併症を考慮した適切な薬の使い分けを,多くの症例を用いながら,その根拠も踏まえて具体的にわかりやすく解説しました.
改訂第2版の発行よりすでに5 年が経過し,その間に多くの新薬が登場し,さらに各種ガイドラインが改訂されたことより,薬物治療の内容も変わってきました.そこで改訂第2 版の内容を最新の情報に改め,さらに治療の対象となる症状を20 に増やし,より充実した改訂第3 版を発行することにしました.執筆者はいずれも臨床経験の豊かな医師であり,個々の患者さんに対する頻用薬の使い分けについて現場の状況に沿った内容になっています.臨床の場では,薬の有害反応が少なからず起きており,医師にはより適切に薬を使うことが求められています.本書が薬を適正に使用するときの情報源となり,安全な薬物療法が行われることを期待しています.最後に,本書の企画・編集にご協力いただきました羊土社編集部の秋本佳子様にお礼申し上げます.
2021年6月
藤村昭夫
目次
第1章 解熱鎮痛薬【小倉央行,遠山直志,和田隆志】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第2章 外用消炎鎮痛薬【高徳賢三】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第3章 頭痛薬【安藤 仁】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第4章 しびれ・めまい・制吐薬【嶋崎晴雄】
症状の概要と系統間での使い分け〜しびれ
症状の概要と系統間での使い分け〜めまい
症状の概要と系統間での使い分け〜悪心・嘔吐
第5章 便秘薬【井野裕治】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第6章 止痢薬【小手川 勤】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第7章 胃薬【鷹取 元,金子周一】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第8章 睡眠薬【鈴木真由美】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第9章 感冒薬【南 建輔,畠山修司】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第10章 抗不安薬【三瀬順一】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第11章 鎮咳薬(咳嗽治療薬)【坂東政司】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第12章 去痰薬(喀痰治療薬)【坂東政司】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第13章 止痒薬【山田 浩】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第14章 利尿薬(浮腫)【今井利美】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第15章 抗インフルエンザ薬【見坂恒明】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第16章 排尿障害の治療薬【鷲野 聡】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第17章 アレルギー性鼻炎治療薬【山内智彦】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第18章 アレルギー性結膜疾患治療薬【福島敦樹】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第19章 ED治療薬【井手久満】
症状の概要と系統間での使い分け
各系統での類似薬の使い分け
第20章 帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛治療薬【浅田秀夫】
症状の概要と系統間での使い分け
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書籍情報
- ISBN:9784758123778
- ページ数:336頁
- 書籍発行日:2021年8月
- 電子版発売日:2021年8月3日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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