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- 心エコー 2022年7月号(23巻7号)外科医が教える弁膜症手術!~完全保存版 解剖・術式アトラス
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内容
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序文
外科医が教える弁膜症手術!
完全保存版 解剖・術式アトラス
弁膜症の治療は,薬物治療よりも手術による介入が中心です.カテーテル治療が導入され,さらに介入方法の選択肢が増えてきました.
手術をするかどうか?どのような手術をするか?これは患者さんの運命を大きく変えうることであり,患者さんにとって一世一代の決断となります.弁膜症患者の手術適応とそのタイミング,術式を適切に決定することは,弁膜症の診療において最も重要なポイントですが,単に弁膜症治療のガイドラインのフローチャートに沿って決めていけばすべてが解決するというものではありません.手術をするかどうかを決定するには,どんな術式になるのか?その術式だとどの程度のリスクになるのか?手術した場合としなかった場合のリスクを天秤にかけ,患者さんごとに決めていくことになります.そんな過程で,外科治療の術式を,内科医がきっちり理解しておくことは,非常に重要な要素となります.
さらに,内科医が外科治療の術式を理解しておくことは,術後のフォローアップエコー検査のクオリティにも影響を及ぼします.ちょっと気になるエコー画像,術式を正確に知っているか知っていないかで,異常をピックアップできる能力に違いが生じます.
学会で外科の先生方から術式の説明や手術ビデオを提示してもらうことで,内科医は術式を理解していくわけですが,時間の限られた発表の中で,「わかったようでわからないこと」のモヤモヤが積み重なってしまっているのではないでしょうか?ここをもうちょっと聞きたかった…,この部分はどんなふうになっているんだろう…,と.
弁膜症患者さんを診療する内科医にとって,そのモヤモヤを少しでも晴らすことができればと思い,今回の企画を考えました.今回の特集号はすべての項目の執筆者が“日本のTop Surgeon”という,今までにない特別企画です.実際の手術を一度も見たことがない内科医にもわかるように,とお願いし,どれも力作ばかりです.
ぜひ,本誌を何度も手にとって見ていただき,解剖や術式の理解を深めることにお役立てていただければ幸いです.
泉 知里
目次
【特集】
【特集】
大動脈弁・大動脈基部の解剖……上田裕一
僧帽弁複合体の解剖……真鍋 晋
三尖弁の解剖……松宮護郎
これで納得!大動脈弁形成術・自己弁温存基部置換術……國原 孝
もう一度見直そう!一次性MRに対する形成術……清水 篤・高梨秀一郎
まだまだ奥深い!機能性MRに対する術式……坂口太一
MAC症例の僧帽弁手術……福嶌五月
三尖弁手術─弁輪形成術と新たな形成術式……江石惇一郎・尾長谷喜久子・江石清行
【症例問題】[WEB連動企画]
冠動脈バイパス術後に突如出現した右室内構造物……大森奈美・天野雅史
【COLUMN】
【COLUMN】
報告記◆日本心エコー図学会第33回学術集会を開催して……山本一博
【投稿】
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書籍情報
- ISBN:9784011102307
- ページ数:92頁
- 書籍発行日:2022年7月
- 電子版発売日:2022年7月6日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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