Urologic Surgery Next 3 エンドウロロジー

  • ページ数 : 182頁
  • 書籍発行日 : 2018年9月
  • 電子版発売日 : 2019年3月20日
13,200
(税込)
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商品情報

内容

泌尿器科医が手術を安全に確実に完遂するための必携の書

エンドウロロジーは泌尿器科を代表する手術であり,手術を安全に確実に完遂できることが,泌尿器科医を泌尿器科医たらしめているといっても過言ではない。本書では泌尿器科の日常診療で最も遭遇する尿路結石,前立腺肥大症の手術から,腎盂尿管癌に対する経尿道手術,腎癌に対する経皮的局所療法など,悪性腫瘍に対する最新のエンドウロロジー技術までをエキスパートが解説。 泌尿器科医にとって欠かせないエンドウロロジーの手技習得のために必携の書である。

■泌尿器科手術の進歩を踏まえて,新たに『Urologic Surgery Next』を刊行
<Urologic Surgery Next>
1 腹腔鏡手術
2 ロボット支援手術

序文

エンドウロロジーは泌尿器科を代表する手術であり,開腹手術よりも,腹腔鏡手術よりも,泌尿器科医が泌尿器科医たる所以でもあると言っても過言ではない。そしてロボット手術や腹腔鏡手術と同様に,エンドウロロジーはこの10 年間でさまざまなハイテクノロジーを取り込みながら目覚ましい進歩を遂げ続けている。 ハイテクノロジーのひとつはホルミウムレーザーを代表とするレーザー技術であり,ループ電極で一片一片切除していたTURPまたはTURBTは,それぞれ前立腺核出術(HoLEP)または膀胱腫瘍一塊切除術(TURBO)へと一変した。また高出力KTP レーザーが開発されPVP(光選択的前立腺レーザー蒸散術)もハイリスク症例における低侵襲手術 として広く普及している。

ホルミウムヤグレーザーは尿路結石治療にも欠かせないアイテムであるが,広可動域の腎盂尿管軟性鏡の導入によりf-TUL が一般的治療となり,経皮的にのみアプローチ可能であった腎結石が経尿道的アプローチによって砕石される時代となった。さらには,サンゴ状結石もTUL/PNL一期的手術(ECRIS)の開発により短期間での治療が可能となり,tubeless PNLやmini PNLなどの細径トラクトでの経皮的砕石も試みられている。さらに,本書では,膀胱癌における光力学診断(PDD),腎盂尿管癌に対する経尿道的手術,腎癌に対する経皮的局所療法など,悪性腫瘍に対する最新のエンドウロロジー技術も各分野のエキスパートにより解説いただいている。

これらの科学技術の進歩と革新の根底にあるキーワードは「より安全で低侵襲な技術」である。本書により,エンドウロロジーエキスパートの最先端の熟練した技術が,より広く普及することを願ってやまない。

2018年8月

山本新吾

目次

I エンドウロロジーにおける手術機器の基本操作:Do and Do Not

II エンドウロロジーにおけるトラブルシューティング

III 結石の手術

TUL

PNL

修正Valdivia体位によるPNL+TULの一期的手術

経尿道的膀胱砕石術

IV 上部尿路の手術

経皮的腎瘻造設術

上部尿路腫瘍に対する経尿道的手術

腎癌に対するFocal Therapy

V 下部尿路の手術

膀胱瘻造設術

膀胱癌の手術

確実なstagingと再発を減らすTURBTの基本手技

経尿道的膀胱腫瘍一塊切除術(TURBO)

蛍光膀胱鏡によるTURBT

膀胱憩室の手術

膀胱水圧拡張術

前立腺肥大症の手術

TURP

HoLEP

TUEB

PVP

前立腺癌の手術:HIFU

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書籍情報

  • ISBN:9784758313322
  • ページ数:182頁
  • 書籍発行日:2018年9月
  • 電子版発売日:2019年3月20日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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