• m3.com 電子書籍
  • 画像診断 2020年2月号(Vol.40 No.2)MRI再入門 -放射線科医のためのマストアイテム- Part1

画像診断 2020年2月号(Vol.40 No.2)MRI再入門 -放射線科医のためのマストアイテム- Part1

  • ページ数 : 128頁
  • 書籍発行日 : 2020年1月
  • 電子版発売日 : 2020年2月5日
2,750
(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 150pt ( 6 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

日常診療における読影の際に,理解しておくべき必要最小限のMRIの原理や撮像法を,領域毎に具体的症例を用いてわかりやすく解説.その領域における一般的な検査プロトコールと読影手順を目的別に整理し,初学者からベテランまでに役立つ特集.

>『 画像診断』最新号・バックナンバー・増刊号はこちら

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

序文

序説

本号と次号の2回に分けて「MRI再入門」と題し,MRIの理解に必要な最低限の基礎的事項から,全身の各領域にわたる検査施行のためのプロトコール,および検査や診断のための注意点・重要点についての特集を組ませていただいた.MRIの分野は,新しい技術や手法の開発が目覚ましく,新技術がすぐに臨床機に搭載され,新たな知見の蓄積に役立っている.さらに,放射線診断領域ではそれらの知見を整理して読影バイアスをできるだけ排除したシステム化の動向もみられ,読影の標準化に寄与することが期待されている.

まず,MRIの技術については,金澤裕樹先生に基本的な原理と撮像シーケンスに加え,新たに臨床機に搭載されるようになった圧縮センシングやマルチバンドといった先端技術も含めて解説していただいた.臨床の日常診療にもMRIの専門用語が既に使用されるようになっているため,MRIにあまり馴染みのない読者の方にも知識として知っておいていただくことも大切と思う.

さらに各部位ごとに,その領域のエキスパートの先生方に,MRI検査のプロトコールを立案するための必要なシーケンスの組み合わせと,その際の注意点や必要事項についてまとめていただいた.各項目の後半には実際の症例画像を通して,撮像方法のノウハウが理解できるように工夫していただいた.

最近では,MRI検査で採用されるシーケンス数が増加し,検査時間が延びる傾向が著しくなっている.一方で,各診療科におけるMRIの必要性は益々高まり,放射線科医は検査依頼数の増加に悩まされることに加えて,医療経済を取り巻く環境の厳しさや病院経営の面からも,検査数の増加を要望されることが多い.MRIの検査時間は,プロトコール策定が最も影響を及ぼし,診断に必要十分なシーケンス数に限定した検査プロトコールの立案が重要である.一方で,"abbreviated MRI"という考え方が提唱されているが,どこまで簡素化が可能かについては,十分なコンセンサスが広く得られているわけではない.そのような現状において,いわゆる○○-RADS(Reporting and Data System)と呼ばれる読影のシステム化が提唱され,領域によってはかなり普及が始まっている.abbriviated MRIについても,この診断システムと併せて考えることによって,普遍性の高いMRIプロトコールの簡素化が可能となる可能性がある.そこで,このような読影システムが提唱されている疾患については,できるだけ紹介していただくようにした.

本特集では人工知能(AI)は対象ではないが,MRIではどのような撮像法をAI診断に用いるかでかなり精度が異なることが予想される.また同じ撮像法でも,撮像パラメータや処理方法によって画像情報の質と量が異なってくる.本特集が,AI診断の前段階に放射線科医が直接関与するための必要最低限なMRI知識を整理した内容として,今後のAI診断においても重要な意義をもつと考えている.本特集が多くの放射線科医と技師,およびMRIに関連する方々のお役に立つことを祈っている.


原田 雅史

目次

序説

MRIの原理と各種撮像シーケンス

頭部MRI:脳血管障害

頭部MRI:脳腫瘍と脱髄・炎症疾患

頭頸部MRI

乳房MRI

心臓MRI

MRIの安全性

【連載】

すとらびすむす

Face to Face

『画像診断』40周年に寄せて

時時の初心忘るべからず

画像診断と病理

腎芽腫

ここが知りたい!

画像診断2019年9月号特集

「血管壁を意識した脳血管障害の画像診断」

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

肺線維症

CASE OF THE MONTH

Case of February

The Key to Case of December

General Radiology診断演習

私はこれを知っていますか?

Refresher Course

嚢胞性肺疾患のCT診断

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:14.9MB以上(インストール時:32.9MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:59.6MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:14.9MB以上(インストール時:32.9MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:59.6MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784780905250
  • ページ数:128頁
  • 書籍発行日:2020年1月
  • 電子版発売日:2020年2月5日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。