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- ビジュアル基本手技シリーズ 確実に身につく!縫合・局所麻酔
商品情報
内容
意外と難しい「縫合・局所麻酔」の基本手技を、写真・イラストで1つ1つ丁寧に解説した入門書!適切な針・糸の選び方とともに、結紮が緩む・結び目が捻れる等のトラブルに陥らないためのコツも伝授!
初心者はもちろん指導医にもおすすめの一冊。
序文
2004年から卒後臨床研修必修化が始まった.厚生労働省が定めた到達目標によると,皮膚縫合・局所麻酔は「Ⅱ経験目標 A.経験すべき診察法・検査・技術(4)基本的手技」に定められており,経験のみでなく習得も望まれる手技の1つになっている.
従来,若い外科医・研修医が外来で日常的に遭遇する小さな創傷に対する外科的な対処は,目の前にいる外傷患者に対して局所麻酔・出血のコントロール・汚染創の処置をして,外来小手術用の適切な器具や針・糸を選んで縫合をするという一連の操作が緊急に行われていた.そのため,これらの一連の操作を系統的に教えるというよりも,実際の現場において指導医が行う処置を見よう見まねで覚えてゆくのが常であった.しかし,若い外科医・研修医がそのようにして臨床の現場で実地に体験したことを,書物によって再確認することがその処置法の習得をより確実なものにする.
しかし,残念ながら分かりやすい解説書は少なかった.羊土社が実施したアンケートにおいても,縫合・局所麻酔に関する分かりやすい解説書を希望する声が多数寄せられている.そこで本書は若い外科医・研修医を対象として,実際の写真やイラストを多用して系統的で分かりやすい内容を目指し,大学病院で医学生・研修医の教育に軸足をおいている外科医(清水先生)と,新しい創傷治癒理論に基づいた治療法を実践している形成外科医(吉本先生)が中心となって企画・作成したものである.外来の小外科に対応する若い外科医・研修医に必須の好著となった.
2009年 3月
千葉大学名誉教授,三愛記念そが病院消化器病センター長
落合武徳
目次
PARTⅠ 縫合
§1 基礎
1 皮膚の解剖
2 創傷治癒
3 縫合の基礎
4 縫合糸の種類
5 針の種類
6 縫合に使う器械
7 結紮(糸結び)
8 抜糸
§2 実践
1 浅い創の縫合
2 深い創の縫合
3 汚染創の縫合
4 特殊な創の縫合
5 デブリードマン(創郭清)
6 出血のコントロール
7 縫合創の管理
§3 応用
1 閉腹
2 縫合創の感染
3 擦過傷の扱い方,外傷性刺青
PARTⅡ 局所麻酔
§1 基礎
1 局所麻酔の長所と短所
2 局所麻酔薬の分類
3 麻酔法の種類
§2 実践
1 浸潤麻酔
2 伝達麻酔
3 局所麻酔の副作用
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書籍情報
- ISBN:9784897063386
- ページ数:141頁
- 書籍発行日:2009年3月
- 電子版発売日:2013年3月22日
- 判:A4判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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