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- 画像診断別冊 KEY BOOKシリーズ 頭頸部の画像診断 改訂第2版
商品情報
内容
※都合により，紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます（p.177 表2，p.182 表，p.187 表，p.258 表，p.264 表2，p.273 表1，p.279 表，p.281 表，p.283 表，p.315 表，p.437 表，p.459 表3，図1,p.465 表，p.467 表は未収載となっております）
序文
第2版の序
初版の発行から16年が経ち，この間にCT，MRIの撮像技術の進歩，PET/CTの普及など，画像診断において大きな変化があった．HPV（humanpapillomavirus）やEBV（Epstein-Barr virus）の頭頸部癌への関与が明らかになり，遺伝子診断が進んだ．頭頸部領域でも疾患概念の変化が起こり，また病期分類の改訂が行われた．
このような流れに対応すべく，刊行以来，好評をいただいていた『画像診断別冊 KEY BOOKシリーズ 頭頸部の画像診断』を全面改訂することとなった．初版出版時には頭頸部の教科書は少なかったが，近年，国内外で様々な頭頸部画像診断の教科書が出版され，さらに最近はWebベースのものも増えている．そのように時は流れても，正確な局所解剖の理解を基本とする頭頸部画像診断の本質は変わらない．しかし，撮像技術の進歩によって，より有用な画像が得られるようになった現在，その恩恵を最大に活用するべく画像診断を進めていくことが一層重要となった．医療や学問に近道はないが，情報量が膨大な今日においては効率の良い学習が求められる．この改訂第2版でも初版と同様，読者が頭頸部画像診断をより身近なものに感じられるよう，そして苦手科目を得意科目に変えられるよう，企画・編集を行った．
改訂第2版でも，編者がよく存じ上げている頭頸部画像診断の第一線でご活躍の先生方に執筆をお願いした．単なる情報や知識の羅列ではなく，臨床に直結する重要な内容が，限られた誌面に凝縮されている．放射線科，耳鼻咽喉科，頭頸部外科，歯科・口腔外科，眼科，脳神経外科，形成外科，研修医，一般臨床医，開業医を主な読者対象としているが，長年頭頸部疾患の診療に従事している先生方にとっても，画像診断の知識の整理に役立つものになったと自負している．また，放射線科や耳鼻咽喉科の専門医試験の準備にも最適な1冊である．
学研メディカル秀潤社 画像診断編集室のご尽力により，初版よりも多くの症例と画像を掲載することができ，大変充実した内容に仕上がった．頭頸部画像診断が多くの人々にとって学びやすいものとなり，本書で得た知識が日々の診療に大いに役立つことを願っている．
2018年9月
酒井 修
目次
第1章 側頭骨
第2章 頭蓋底
第3章 眼窩
第4章 鼻腔・副鼻腔
第5章 唾液腺
第6章 咽頭・喉頭
第7章 口腔
第8章 顎骨
第9章 舌骨上頸部間隙
第10章 甲状腺・副甲状腺
第11章 リンパ節
第12章 小児
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書籍情報
- ISBN：9784059178019
- ページ数：533頁
- 書籍発行日：2018年10月
- 電子版発売日：2020年6月19日
- 判：B5判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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