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- 脊椎脊髄ジャーナル32巻9号 脊椎内視鏡手術の進歩
商品情報
内容
特集にあたって・・・高橋敏行
頸髄症に対する脊椎内視鏡手術―その適応と限界・・・南出晃人
頸椎経皮的椎間孔拡大術 (PEKF) ・・・船戸貴宏, 他
ほか
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序文
特集にあたって
藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター 高橋敏行
さまざまな低侵襲手術が脚光を浴びる中,脊椎内視鏡手術は究極の低侵襲神経減圧術であり,早急な社会復帰や復職が要求される場合や体が資本となるアスリートなどの職種,高齢社会において手術や麻酔に伴う侵襲を極力少なくしたい症例にとって,特に有効な外科治療となっています.脊椎内視鏡手術の進歩は,鮮明な内視鏡画像の改良と種々の機器開発が大きく関与しており,社会の要求にも対応し飛躍的に普及しつつあります.また,内視鏡画像をアシストとし,より小さな創部より従来の開窓術に準じた手技を行う方法から,経皮的にすべての手術手技を灌流下で行うfull endoscopic spine surgeryまでバリエーションは豊富となっており,神経減圧術や生検のみならず脊椎固定術まで現在進行形で応用範囲が拡大しています.
一方,限られたスペース,手術器具にて行う内視鏡手術は通常のopen surgeryとは異なる感性や技術を要し,アクセスや病変摘出範囲を正確に決めるための画像読影から手術適応の良否判定,難治性出血や髄液漏発生時の対応,手術におけるエンドポイントの判断など,施術者にとっては内視鏡ならではの気苦労もあることと思います.安定した術者となるには十分なlearning curve が必要となり,一定の訓練システムや認定制度が手術手技の維持向上や安全性確保には欠かせません.本特集執筆者の尾原先生のご指摘にあるように,いかに術中視野が近接し鮮明であっても全体像を理解し把握していなければ戦略的な手術とはいえません.また,特有の合併症やヘルニア再発,神経減圧不足による回復不良例の発生頻度など内視鏡治療の問題点も整理しておく必要があります.
今回,脊椎内視鏡手術が,どのような脊椎疾患や病態にどの程度まで応用可能であるか,現時点での到達点および限界について,多くの読者に理解していただけるよう本特集を企画いたしました.この分野のスペシャリストである多くの先生方に手術適応から実践的かつ詳細な手術手技,今後の脊椎内視鏡機器の開発に向けた展望まで,実りある論文を投稿していただき,深謝いたします.本特集がさらなる脊椎内視鏡手術の普及に寄与できれば幸甚です.
目次
■特集 脊椎内視鏡手術の進歩
特集にあたって・・・高橋敏行
頸髄症に対する脊椎内視鏡手術―その適応と限界・・・南出晃人
頸椎経皮的椎間孔拡大術 (PEKF) ・・・船戸貴宏, 他
腰椎椎間板ヘルニア摘出術 (MED) ・・・佐藤雄亮, 他
経皮内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術 (PELD) ―経椎弓間到達法・・・尾原裕康
腰椎椎間板ヘルニア摘出術―経皮的内視鏡経椎弓アプローチ (PETA) ・・・出沢 明
腰椎椎間板ヘルニア摘出術 (PELD) ―Transforaminal approach・・・西村泰彦, 他
腰椎椎間孔拡大術 (TELF) ・・・寺井智也, 他
単根症状を主症状とする腰椎変性側弯症への経皮的内視鏡下腰椎椎間孔開放術 (PELF, FELF) ・・・南 学, 他
経皮的内視鏡下腰椎椎体間固定術―PETLIF (ペトリフ) 手術手技と臨床成績・・・長濱 賢, 他
脊椎内視鏡手術に関わる開発事業・・・北浜義博
胸椎胸腔鏡視下手技 (胸椎VATS) の変遷とその応用の拡がり・・・竹内一裕, 他
脊椎感染症における経皮的後側方鏡視下手術―早期感染症から重症感染症まで・・・伊東 学, 他
■Nomade
脊椎雑感/ナビゲーションと自動運転・・・曽雌 茂
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書籍情報
- ISBN:9784013003209
- ページ数:98頁
- 書籍発行日:2019年8月
- 電子版発売日:2021年3月5日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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