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- 形成外科 2014年9月増刊号【特集】形成外科医のための手外科の基本
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序文
序
日常診療で救急患者を扱うことの多い形成外科医にとって,手の外傷・熱傷は顔面の外傷・熱傷に次いで頻度の高い疾患です。そして,外傷・熱傷では一次治療に留まらず,治療後の残存変形や機能障害などに対してもしばしば追加治療が必要とされます。また,従来より,手の先天異常は形成外科医が主として扱ってきましたが,悪性腫瘍切除後の広範囲組織欠損の再建なども,マイクロサージャリーによる組織移植が適応となることが多く,形成外科医が治療に携わる機会が少なくありません。
一方,手は,人間にとって「第2の眼」といわれるほど,精緻な動き・微細な感覚を有している特殊な器官です。言い換えれば,多数の関節・筋腱から成り,繊細な神経がそこに複雑に入り交じって,多彩な動きを織りなすと同時に,鋭敏な知覚を有することが可能となっています。したがって,手の疾患の治療には専門的技能が必須であり,これまでも手・腕の解剖に精通し上肢の疾患の治療経験が豊富な,整形外科医と形成外科医が主体となって「日本手外科学会」が運営され,日々進歩する知識と技術の習得・普及に努めてきています。
その努力が実り,2013年7月から手外科専門医制度が日本専門医制評価・認定機構より,整形外科学会および形成外科学会のsubspeciality領域として認められました。
そこで,本書では,手外科専門医を目指す形成外科医にとって必要な手外科の基本について,この領域のスペシャリストの先生方にご執筆をお願いしました。本書が,日常の診療および専門医取得へのお役に立てれば幸いです。
『形成外科』編集委員会(編集責任:中塚貴志)
目次
1.新鮮外傷の診断 (河村健二ほか)
2.屈筋腱損傷の診断と治療のポイント (岸邊美幸ほか)
3.伸筋腱損傷の診断と治療のポイント (白石知大)
4.手指における骨・関節損傷の治療の要点 (川上亮一ほか)
5.神経損傷の診断と治療 (坪川直人)
6.皮弁による指体部再建術―各種皮弁の比較― (岩澤幹直)
7.指尖部再建―再接着 vs 保存的治療― (長谷川健二郎ほか)
8.切断指再接着術の限界と機能予後 (権太浩一ほか)
9.Degloving injuryを含む重度挫滅損傷 (宮本 洋)
10.手の新鮮熱傷治療の現状と問題点 (井田夕紀子ほか)
11.手指の瘢痕拘縮に対する治療 (小川 令)
12.手部の悪性骨・軟部腫瘍の診断と治療 (松本誠一ほか)
13.悪性腫瘍切除後の再建 (亀井 譲ほか)
14.多合指症の治療 (朴 修三)
15.その他の先天異常の治療 (松浦愼太郎)
16.遊離皮弁による爪と指尖部の再建 (木村直弘ほか)
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書籍情報
- ISBN:9784014105713
- ページ数:152頁
- 書籍発行日:2014年9月
- 電子版発売日:2021年3月3日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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