総合診療医がみる「性」のプライマリ・ケア

  • ページ数 : 258頁
  • 書籍発行日 : 2022年3月
  • 電子版発売日 : 2022年2月21日
4,180
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商品情報

内容

性の問題をかかえる患者さんをどう理解しどう対処すべきか?

本書では都市型総合診療クリニックでプライマリ・ケアを実践する著者が性に関して問題を抱えた患者を診る際のノウハウを豊富な具体例を交えて解説します。

そもそも、医療に携わるうえで多様化した昨今の「性」について正しい理解ができているでしょうか? 総論では多様な「性」について解説しており、外来を受け持つ医師はもちろんのこと、すべての医療従事者が知っておくべき多様な「性」やそれに付随した問題を解説します。 各論ではより具体的な性感染症について、豊富な経験と具体例を交えて疾患ごとの対処法などを紹介します。

プライマリ・ケアにおいては「性」について、単純に性感染症についての知識を得るだけでは十分と言えず、患者の精神症状や社会背景、さらには「差別」などへの理解も必要となり、患者を診る際に「性」の観点を持つことが重要となってきます。

本書を通じて是非新たな視点を身に着けてください。

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序文

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目次

はじめに

Part 1 「性」に対する理解を深める

1.セクシャルマイノリティとはなにか?―「性」の多様性を俯瞰する―

2.sex worker(SW:セックスワーカー)―「性」を仕事にする人々とその実情を知る―

3.緊急避妊と避妊薬(OC/LEP)―緊急避妊はGP(プライマリ・ケア)の仕事である―

4.様々な依存症―「性」に潜む依存の諸問題を知る―

5.性暴力の被害者と加害者―心身の症状に対するケアを担う―

Part 2 性感染症の診かた・考えかた

1.HIV(検査・診断から告知・治療まで)

2.HIV(プライマリ・ケアにおける留意点)

3.HBV(B型肝炎ウイルス)

4.HCV(C型肝炎ウイルス)

5.梅毒

6.HPV

7.性器ヘルペス

8.淋菌・クラミジアなど

9.性感染症に含まれる様々な感染症

あとがき

Column

医療者はアウティングに注意

内診台はこんなに便利

同性愛者の許されない罪

世界の同性婚、3人親とasexual(アセクシュアル)

レイプしても結婚で罪が帳消しになる国とstealthingが有罪の国

こんなにも重宝する顕微鏡

「HIV恐怖症」という病

HIVのHAND

故・大国剛先生から学んだこと

オスカー・ワイルドとカレン・ブリクセン

急増するノンバイナリー

性別適合手術が日本で普及する日はくるか

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