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- 対話形式Q&A プライマリ・ケアに活かすがん在宅緩和ケア
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内容
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目次
はじめに
著者略歴
第Ⅰ章 在宅でしばしば出会う緩和が困難な患者
事例1 痛みが強くなり再入院したAさん(60歳代女性)
事例2 動作の工夫で,トイレに行けるようになったBさん(70歳代女性)
事例3 膀胱留置カテーテルでQOLが向上したCさん(70歳代女性)
事例4 “在宅ならでは”の介護で,痛みが緩和した認知症のDさん(80歳代男性)
事例5 呼吸法で,息苦しさが緩和したEさん(80歳代女性)
事例6 消化管通過障害で吐き続けていたFさん(80歳代男性)
事例7 死前喘鳴が問題になったGさん(70歳代男性)
Q00 在宅でしばしば出会う症状緩和が困難な患者について,第Ⅰ章の事例から共通して学ぶべき点は何でしょうか?
事例8 家族の介護を期待しないと決めて痛みが緩和したHさん(60歳代女性)
第Ⅱ章 在宅がん患者の“痛み”に関わる
Q01 延命治療の効果が期待できなくなった患者に対して行われる「緩和ケア」は何を目指しますか?
Q02 がんの痛みはどんな特徴がありますか?
Q03 「耐えがたい痛み」の対応をどう考えれば良いのでしょうか?
Q04 がん患者は亡くなる1週間前にひどい痛みに苦しむのでしょうか?
Q05 2018年のWHOがん疼痛治療ガイドラインの改定(WHO2018)で,何が変わったのでしょうか?
Q06 痛みの心理社会的な要因に,プライマリ・ケア医(かかりつけ医)はどのように関われば良いのでしょうか?
事例9 「痛い」は家族に向けたSOSだったIさん(80歳代男性)
第Ⅲ章 亡くなる前,1週間の“ひどい痛み”について
Q07 がんの最終段階の“ひどい痛み”は,どのように起こるのでしょうか?
Q08 “ひどい痛み”が起こる割合が,療養場所によって異なるのはなぜでしょうか?
Q09 がんの“最後の痛み”に対応するためには,どのような視点が必要でしょうか?
エピソード1 がんの痛みについて患者遺族20人にインタビュー
エピソード2 看護師に任せてみたら
Q10 身体機能が低下した患者の生活を立て直すには,どうしたら良いでしょうか?
事例10 家に戻ることで生活の力を取り戻した1人暮らしのJさん(80歳代男性)
Q11 患者の前向きな気持ちを保つためには,どのような支援が必要でしょうか?
Q12 “踊り場理論”とは,どのようなものでしょうか?
Q13 医療者不在の在宅で,がんの“最終段階のひどい痛み”は緩和できるのでしょうか?
Q14 プライマリ・ケア医は,がんの“最終段階のひどい痛み”に対応できるでしょうか?
事例11 検診で胃がんが見つかったKさん(70歳代男性)
第Ⅳ章 在宅緩和ケアの実際
医師が抱きがちないくつかの不安について
Q15 一般医療とは異なる緩和ケアの視点は何でしょうか?
Q16 頻回の往診要請に,どのように対応すれば良いのでしょうか?
事例12 痛みによる往診要請が急に増えたLさん(70歳代女性)
Q17 在宅緩和ケアにおける訪問診療の意味は何でしょうか?
Q18 多職種によるチームケアは,どのように考えれば良いでしょうか?
がんの症状緩和の実際
痛み
Q19 医療用麻薬の使い方について,どのように進めれば良いでしょうか?
①前医の処方を引き継ぐ場合の注意点
②在宅移行後に初めて医療用麻薬処方する場合の手順
③速放剤の調整方法
④徐放剤の調整方法
⑤医療用麻薬の投与に関する問題
⑥内服困難時の対応
Q20 薬物療法にもNarrative Based Medicine(NBM)は,活かせますか?
Q21 医療用麻薬の副作用の予防と対処は,どこまでできるでしょうか?
〔嘔気・嘔吐/便秘/眠気/せん妄・幻覚/呼吸抑制/口腔内乾燥および排尿困難〕
Q22 がん疼痛緩和のロードマップとは,どのようなものでしょうか?
呼吸困難
Q23 呼吸困難のある患者には,どのように対応すれば良いでしょうか?
事例13 「苦しいから酸素吸入はしたくない」と言った肺がんのMさん(70歳代男性)
Q24 呼吸困難の原因となる病態には,どのように対応すれば良いでしょうか?
Q25 “息苦しい”という感覚に対する治療は,どのように考えれば良いでしょうか?
Q26 酸素吸入・薬物療法の効果的な使い方は,どのように考えれば良いでしょうか?
Q27 プライマリ・ケア医は,呼吸困難に対応できるでしょうか?
事例14 卵巣がんの末期に息苦しさの形で“気がかり”を伝えた中国人のNさん(70歳代女性)
事例15 呼吸法で息苦しさを緩和できたがん性胸膜炎のOさん(80歳代男性)
そのほかの身体症状
Q28 嘔気・嘔吐のある患者に,どのように対応すれば良いでしょうか?
(消化管通過障害:上部消化管・下部消化管に分けて解説)
Q29 喀血・吐血・下血のある患者に,どのように対応すれば良いでしょうか?
(喀血・吐血・下血・血尿)
Q30 皮膚表面からの出血がある患者に,どのように対応すれば良いでしょうか?
事例16 自壊した腫瘍からの出血で救急搬送されたPさん(60歳代女性)
精神の症状
Q31 うつなどの精神的な問題は,どのように考えれば良いでしょうか?
Q32 精神の症状がある患者に,どのように対応すれば良いでしょうか?
Q33 “せん妄”は,どのように考えれば良いでしょうか?
Q34 “せん妄”の症状がある患者に,どのように対応すれば良いでしょうか?
事例17 在宅緩和ケアでよくある,いわゆる“せん妄”の5事例
第Ⅴ章 在宅緩和ケア実践で知っておきたい7つのこと
Q35 がんの在宅緩和ケアの開始時には,どのような特徴があるでしょうか?
Q36 がんの在宅緩和ケアの開始時には,どのような準備が必要でしょうか?
Q37 家族の介護負担を軽減するために,介護保険の利用は有効でしょうか?
Q38 24時間365日の医療・ケア提供体制は必要でしょうか?
Q39 急変時は,どのように対応すれば良いでしょうか?
Q40 嚥下機能の低下には,どのように対応すれば良いでしょうか?
事例18 誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していたVさん(70歳代男性)
Q41 臨終の時期の予測や,臨終に向けては,どのように対応すれば良いでしょうか?
おわりに
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書籍情報
- ISBN:9784787880130
- ページ数:184頁
- 書籍発行日:2022年4月
- 電子版発売日:2022年5月13日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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