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- うっかりやりがちな 新型コロナ感染対策の間違い15
商品情報
内容
◆感染対策ポータルサイト「感染対策Online Van Medical」で2020年6月～7月に連載し，大好評を得た新型コロナうっかり間違いシリーズに，加筆・修正を加えついに待望の書籍化！
◆「レジのビニールカーテン」や「ランニング時のマスク」など，日常生活の新型コロナ感染対策の間違いを“感染対策のエキスパート”がわかりやすく解説。
◆さらに，書籍のみ収録のコンテンツ「新型コロナ感染対策の正解15」で，より理解を深められ，いつでも確認できる構成！
あわせて読む → 「新型コロナ感染対策」シリーズ
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序文
はじめに
新型コロナウイルス感染症の流行にともなって、人々の感染予防についての意識が高まってきました。これまで感染対策は病院の中で実施され、一般の人々はあまり興味を持っていませんでした。しかし、100年ぶりの重大な感染症によって、病院だけでなく、すべての人々が感染対策を徹底しなくてはならなくなりました。
感染対策は有効なものでなくてはなりません。形式的な感染対策は効果がないばかりでなく、経済やマンパワーを消耗し、有効な感染対策の実施を困難なものにします。例えば、海外での報道を見ていると、道路や商店街に消毒薬を噴霧している状況が映し出されることがあります。新型コロナウイルスが道路から感染することはありません。商店街のガレージなどから感染することもないのです。このような対策はウイルスの封じ込めに全く効果がないばかりでなく、多大な経済とマンパワーを消耗します。そのような経済とマンパワーを有効な感染対策に振り分けることが大切なのです。このようなことは日常的な感染対策でも行われています。すなわち、一見正しいように思われているが、そうではない感染対策が頻回に行われているのです。
本書では「うっかりやりがちであるが、考え直す必要がある感染対策」について取り上げてみました。読者の皆様がコロナとともに生活していく上での参考になれば幸いです。
最後に、このような企画を提示していただいた（株）ヴァンメディカルの伊藤一樹氏に心から感謝の意を表します。
2020年8月吉日
浜松医療センター
院長補佐兼感染症内科部長兼衛生管理室長
矢野邦夫
目次
はじめに
根拠に基づいた感染対策とは
新型コロナ感染対策の間違い
①レジのビニールカーテン
②手指温風乾燥機の使用禁止
③ビニール手袋のつけっぱなし
④窓を開けっぱなしでのエアコン
⑤消毒薬の身体への吹き付け、噴霧
⑥自宅の消毒
⑦洗濯と食器洗い
⑧食品、宅配便の消毒
⑨ランニング時のマスク
⑩一般人の高性能マスク
⑪手洗いとアルコール手指消毒
⑫濃度不明のアルコール手指消毒薬
⑬ＰＣＲ陽性の意味
⑭コロナ太り、コロナ骨折、コロナ転倒、そして
⑮救急外来への躊躇
新型コロナ感染対策の正解
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書籍情報
- ISBN：9784860921392
- ページ数：80頁
- 書籍発行日：2020年8月
- 電子版発売日：2020年8月26日
- 判：B6判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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