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- 最新ガイドラインに基づく 循環器疾患診療指針 2021-'22
商品情報
内容
ガイドラインに則った専門医の診療の実際と処方を解説!
循環器疾患診療に携わるすべての医師に必携の一冊!
あわせて読む → 「最新ガイドラインに基づく診療指針」シリーズ
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序文
序 文
循環器内科医が診断・治療にあたる循環器疾患や病態は,冠動脈疾患,心不全,不整脈,弁膜症,先天性心疾患など多種多様である.筆者の専門は,循環器疾患の中でも不整脈であり,それ以外の循環器疾患については,一通りの知識や経験はあるが,最新の知識・エビデンスが常にリマインドできているかというと,必ずしもそうとは言えない.それだけ,各種の循環器疾患の診断や治療レベルは日進月歩しているのである.
古くは,循環器疾患の診断や治療は,経験豊富な循環器内科医の経験や技量に基づいて行われていた.しかし,エビデンスに基づいた診断・治療,すなわちEvidence based medicine(EBM)が行われるようになって久しい.そして,この膨大なエビデンスを集積し,有益な情報を抽出し,これを考察して,患者にとって最も有効でかつ安全性の高い診断・治療法の指針を示すのが,ガイドラインである.もちろん,ガイドラインがすべてではないが,ガイドラインに沿って診断・治療にあたっていれば,大きな間違いをすることはない.
日本循環器学会が監修する循環器疾患のガイドラインは,これまで各領域に複数のガイドラインが存在し,総数として50以上もの多くのガイドラインが存在していた.そこで,例えば不整脈なら不整脈といった各領域で,ガイドラインの数をしぼり,推奨表やフローチャートなどを多く取り入れて,わかりやすいコンパクトなガイドライン作りが数年前から行われている.また,毎年多くのエビデンスが次々と発表されるため,5年に1度の改訂では,最新のエビデンスを提供し続けることはできない.これを補うため,最近では,フォーカスアップデート版の発表も毎年のように行われている.この他に,海外にも各種のガイドラインが存在する.
この「最新ガイドラインに基づく 循環器疾患診療指針 2021─’22」では,循環器疾患の各領域の第一線の臨床医に,ここ数年来に発表された内外のガイドラインまたはフォーカスアップデート版に基づいた最新の診断・治療法について,ご執筆・ご解説していただくようお願いした.本書を読む研修医から循環器専門医,あるいは循環器非専門医の先生方の日常臨床の一助となることを祈念する.
2020年10月
日本医科大学大学院医学研究科 循環器内科学分野 大学院教授
清水 渉
目次
I.冠動脈疾患
ST上昇型心筋梗塞
非ST上昇型急性冠症候群
労作性狭心症
陳旧性心筋梗塞、多枝冠動脈疾患
無症候性心筋虚血
冠攣縮性狭心症
II.心不全
急性心不全
慢性心不全―LVEFの低下した心不全(HFrEF)
慢性心不全―LVEFの保たれた心不全(HFpEF)
心臓移植
緩和ケア
III.不整脈
洞不全症候群
房室ブロック、脚ブロック、心室内伝導障害
心房細動
心房粗動・心房頻拍
発作性上室頻拍
心室期外収縮、特発性心室頻拍
器質的心疾患に伴う心室不整脈
QT延長症候群
J波症候群(Brugada症候群、早期再分極症候群)
その他の遺伝性不整脈 (CPVT、QT短縮症候群、PCCD、ARVC)
小児の不整脈
IV.弁膜症
僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁狭窄症
大動脈弁閉鎖不全症
大動脈弁狭窄症
三尖弁閉鎖不全症
人工弁置換術後
V.心筋症・心筋炎・心膜疾患・心臓腫瘍
拡張型心筋症
肥大型心筋症
心臓サルコイドーシス
心アミロイドーシス
その他の二次性心筋症
急性心筋炎・急性心膜炎・心臓腫瘍
VI.先天性心疾患
心房中隔欠損症
心室中隔欠損症
川崎病
ファロー四徴症
修正大血管転位症
フォンタン循環
VII.生活習慣病
高血圧
糖尿病と心血管病
脂質異常症と動脈硬化
VIII.大動脈疾患
大動脈解離・真性大動脈瘤—内科治療
大動脈解離・真性大動脈瘤―外科手術・ステントグラフト手術
炎症性大動脈疾患
遺伝性大動脈疾患
IX.末梢血管疾患
末梢動脈疾患
静脈血栓塞栓症
癌関連血栓塞栓症
下肢静脈瘤・静脈血栓後症候群
X.その他
睡眠呼吸障害と心血管疾患
甲状腺機能と心血管疾患
妊娠と心血管疾患
慢性腎不全と心血管疾患
XI.心肺蘇生術・集中治療・管理
BLS/ACLS
循環器集中治療
補助循環
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書籍情報
- ISBN:9784883787241
- ページ数:384頁
- 書籍発行日:2020年11月
- 電子版発売日:2020年11月6日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:2
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