炎症性腸疾患――診療と研究の最新情報 企画：渡辺　守（東京医科歯科大学高等研究院） ・潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される炎症性腸疾患（IBD）は日本における患者数増加が著しく，これを専門としない消化器医も診療する機会が増え，診断・治療について，よく理解しなくてはならない疾患となっている． ・本特集...

投稿論文掲載号 巻頭言：麻酔の歴史と麻酔科学の魅力 （垣花泰之） 原著：カリウム吸着フィルタの残血回収によるカリウム流出の検討 （清水貞則ほか） 講座：統計ノート-10　分布の正規性の確認（1） （浅井　隆） ≫ 「麻酔」最新号・バックナンバーはこちら ※本製品はPCでの閲覧も可能です。 製品のご購...

投稿論文掲載号 巻頭言：麻酔科医から周術期管理医へ―Anesthesiologist as a Dr. Joker― （鈴木昭広） 原著：本人の申告なく痛みを自動判断する方法開発の試み―より不快感の少ないAβ線維を標的とした電気刺激による困難な検証― （岸本千恵ほか） 講座：統計ノート-6　データの...

聖路加国際病院の16年間にわたる診療の質指標（Quality Indicator：QI）の経年変化、その間に行われた改善の試みがこの一冊に!! 病院で提供される「医療の質」を表すQuality Indicator(QI)。近年、国レベルでの変化・発展が続いており、厚生労働省は、全国の病院を視野にQI...

リハビリテーション医学・医療のすべて 芳賀 信彦（東京大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学） 　　障害者のための医療・福祉の活動を総合的に「リハビリテーション」とよぶようになったのは20世紀初頭の欧米においてであり，20世紀半ばにこの言葉が日本に伝わってきたとされている．それから約70年が経...

臨床医と研究者が共に創る循環器病学の未来へ 循環器疾患領域では発症機序・分子病態の解明が進み，未来医療を導くような基礎研究も進展しているが，それらの知見は臨床医にはまだ十分に理解・活用されていない． 「脳卒中・循環器病対策基本法」も成立し，大きく変わる循環器診療のなかで，本書では，30テーマの第一人...

糖尿病治療・研究の最前線2021 企画：戸邉一之（富山大学医学部第一内科） ・最近の糖尿病学は，病態の解明・薬剤や機器の開発，さらには療養指導法の進歩など，飛躍的に発展している．同時に高齢糖尿病の増加と老年症候群の合併，若年高度肥満糖尿病の増加など，臨床的課題は増加している． ・糖尿病の成因について...

セラピストが関わる様々なリハビリシーンのフィジカルアセスメントの実践を紹介．第1部では，17の症例を取り上げ，各事例の評価やその後の対処・対応において，何を観察し，推察し，どの診療技術を用いて，どのように解釈し，判断したのかといった臨床推論の過程をベテランセラピストが紐解く．第2部ではフィジカルアセ...

その数300万人以上ともいわれる すべての「心臓弁膜症」患者さんのバイブル！ 若々しさと健康が自慢の山田タカ子．まもなく傘寿を迎える彼女が，近所に開院した柘植のクリニックで「大動脈弁狭窄症」と診断を受けます．体調異変から検査・診断，そして手術成功までの６ヵ月間のストーリーを軸に，心臓弁膜症のすべて，...

はじめて心臓カテーテル検査を行うときに役立つ基礎知識とテクニックが満載！　術前・術後の予習・復習にも対応 心臓カテーテルを新たにはじめる若手医師に向けた実践的入門書。どんな検査があるのか，どんな機器や物品が必要なのか，具体的な器具のセットアップ方法や使い方など，実臨床で最低限必要となる基礎知識から，...

薬剤師必携本！　大阪府立病院機構で実施している講習を書籍化！ 大阪府立病院機構では、医療情報共有プラットフォームを構築しており、その活用にあたり、大阪府立病院機構に所属する病院薬剤師と、関連薬局薬剤師に向け、講習会を行っています。講習会では、先進医療についても紹介し、医療情報の取扱いに加え、大阪府立...

特集テーマは「糖尿病合併症や併存症を見据えた治療戦略の最前線」．記事として，［総説／糖尿病診療のガイドラインの最新動向］糖尿病診療ガイドライン2019の活用ポイント，［この症例から何を学ぶか］長期間のインスリン製剤使用により注射部にinsulin-induced lipohypertrophyが形成...

Evidence Update 2021 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する 特集にあたって（名郷 直樹） 2020年論文ベスト・テン（名郷 直樹） 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の注目論文（浦上 宗治） 薬剤師介入の最新エビデンス（木村 丈司） エキスパートが注目する最新エ...

改訂スターリングの法則に欠かせないグリコカリックスから考える輸液の根拠 百聞はグリコカリックスに如かず。改訂スターリングの法則の主役である血管内皮グリコカリックスに注目し，超微形態生理学という観点から急性期輸液の根拠をまるごと総ざらい。臓器別毛細血管ごとの違いをとらえ、DIC，ARDS，AKIといっ...

特集テーマは，「不整脈～知りたかった現在および近未来の治療スタンダード」．［座談会］今後の不整脈に対する治療のあり方について考える，［この症例から何を学ぶか］複雑な心房頻拍の診断に3次元マッピングシステムが有効であった1例，［One Point Advice］，［今月の話題］，［知っておきたいこと ...

循環管理について，最新のガイドラインを踏まえ，エキスパートはどのように病態を把握し診断を行い，どのように治療を行うのが適切であるかについて，わかりやすく解説しています． ≫ 救急・集中治療バックナンバー ≫ 救急・集中治療（2021年度年間購読）受付中！ ※本製品はPCでの閲覧も可能です。 製品のご...

ガイドラインだけでは解決できない日々の診療の疑問… 循環器内科のエキスパートたちがそんな疑問に答えます！ ◆ 「検査、手技、疾患」それぞれの悩みどころとなる具体的な症例をあげ、エキスパートたちの現場での対応を解説。 ◆ 文章になかなか示されていない常識（＝暗黙知）を身につけ、循環器内科で決め手となる...

手袋？素手？おうちでは，そういうことも病院とは違ってきます 高度な医療を受けながら自宅で生活する人が増えているが，そのような人を支える医療技術は気管カニューレ交換の頻度一つとっても確立された方法はない．本書は，医療的ケア児・者の在宅生活を支えてきた診療所の長年の実践をまとめたマニュアルである．具体的...

姿勢制御機能の評価法，疾患に特有な姿勢とその改善のための理学療法，アスリートに求められる姿勢制御能力とその再獲得のための理学療法について，実例を挙げながら解説した．さらに各ライフステージにおけるヒトの姿勢制御の特徴や，生物の進化を通してヒトの姿勢制御を考えるべく動物の姿勢制御についても概説する． ※...

複数の疾患を持ち、慢性化しやすいとされる高齢患者において、生活上での障害を最小限にとどめQOLの低下を予防していくためには適切な評価を実施し個々人の全体像を把握することが必要不可欠である。 　本書では、疾病を含む高齢者個人の全体像をADLや認知機能、環境面等の総合的視点から適切に把握できるよう、項目...