救急・集中治療(30巻5号)エキスパートに学ぶ Sepsis 敗血症バンドル

  • ページ数 : 200頁
  • 書籍発行日 : 2018年10月
  • 電子版発売日 : 2018年11月16日
¥6,820(税込)
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商品情報

内容

敗血症による臓器傷害の進行を阻止するために!

ケーススタディとして,日本版敗血症診療ガイドラインの使い方を紹介。管理に必要な内容の基礎編と、敗血症管理のポイントをバンドルとして理解するための実践編に分けて解説していきます。

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序文

敗血症(Sepsis)は,感染症により,炎症と臓器傷害が進行する病態です.この敗血症の定義は,菌血症と同義ではなく,感染症により全身性炎症が進行する病態として,1992年にSepsis-1,2003年にSepsis-2の定義と診断が公表されました.そして,2016年,敗血症はSepsis-3として,感染症により臓器不全が進行する病態と変更され,重症度は従来の重症敗血症の区分がなくなり,敗血症と敗血症性ショックの2区分となりました.Sepsis-3では,敗血症は感染症により生命を脅かす重篤な臓器傷害が進行する状態と定義され,Sepsis-1およびSepsis-2の重症敗血症にあたるものです.また敗血症性ショックは,輸液と血管作動薬に反応しない急性循環不全として,乳酸値≧2mmoL/Lの細胞障害および代謝異常であると定義されました.

世界保健機構は,2017年5月26日のWorld Health Assembly(世界保健総会)で,敗血症を当面の解決すべき重要な医療課題として議決しました.そして,2018年5月5日より,毎年,5月5日を手指衛生の日,クリーンハンドの日として,接触感染予防策の徹底として手指衛生キャンペーンを実施する方針を示しました.この敗血症の管理では,敗血症の早期発見と早期治療が必要です.早期発見のためには,感度の高いSepsis-1の定義である全身性炎症反応症候群の概念は重要です.その上で,qSOFAは感染症による臓器不全や生命予後の危険に対する特異度を高めたものです.治療においては,敗血症病態の進行を後追いをするのではなく,未然に防ぐための管理ポイントをバンドル(診療の束)として理解しておくことが必要です.

日本版敗血症診療ガイドラインは,このような敗血症診療を支えるものとして作成され,2016年に診療エビデンスに基づくものとして改定されています.本書では,まず,ケーススタディとして,日本版敗血症診療ガイドラインの使い方を紹介して頂きました.そして,管理に必要な内容を基礎編として整理しました.実践編として,敗血症管理のポイントをバンドルとして理解して頂きたいと考えています.そして,最後に,敗血症に関する有用な情報としてのホットラインとしてトピックスをまとめました.敗血症による臓器傷害の進行を阻止するために,本書および日本版敗血症診療ガイドライン2016をお役立て下さい.


特集編集 松田直之
名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野

目次

日本版敗血症診療ガイドライン2016の使い方

Guidelines Now

日本版敗血症診療ガイドラインの使い方

・ケーススタディ1 劇症型肺炎球菌肺炎の一例

・ケーススタディ2 汎発性腹膜炎の一例

・ケーススタディ3 尿路感染症による敗血症性ショックの一例

基礎編 敗血症の病態概念と管理システム

・敗血症の病態生理

・敗血症の定義と診断

・敗血症の重症度評価

・敗血症におけるRapid Response System

実践編 敗血症の管理ポイント

・バイタルサインのモニタリング

・感染防御策の徹底

・抗菌薬の選択・変更・中止と微生物検査

・敗血症における鎮痛・鎮静

・敗血症の初期蘇生

・敗血症における呼吸管理

・敗血症における腎機能管理と血液浄化法

・敗血症における播種性血管内凝固の管理

・敗血症における栄養管理のポイント

・敗血症におけるリハビリテーション

・小児の敗血症で気をつけること

・エコーのベッドサイドでの積極的利用

トピックス編 敗血症ホットライン

・敗血症のバイオマーカー

・敗血症に対するステロイド療法

・免疫グロブリン

・中心静脈カテーテルの医療安全:安全な挿入と管理

・展望 敗血症のグローバリズム--Global sepsis Allianceの役割--

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書籍情報

  • ISBN:9784883785582
  • ページ数:200頁
  • 書籍発行日:2018年10月
  • 電子版発売日:2018年11月16日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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