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パーキンソン病における下部尿路機能障害診療ガイドライン

  • ページ数 : 113頁
  • 書籍発行日 : 2017年4月
  • 電子版発売日 : 2018年1月5日

目次

パーキンソン病における下部尿路機能障害の診療アルゴリズム

1.神経内科医・一般医家用アルゴリズム

2.泌尿器科医用アルゴリズム

序章

1.「パーキンソン病における下部尿路機能障害診療ガイドライン」の定義と目的

2.作成の経緯と主体

3.ガイドラインの種類と対象

4.作成の原則

5.文献検索の方法

6.エビデンスのレベル

7.推奨度(推奨グレード)について

8.文献の記載方法

9.改訂

10.作成の資金源について

11.ガイドライン作成に参考となる書籍

12.CQの作成について

13.文献データによるガイドライン作成の限界

第1部 Clinical Questions

CQ1: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,下部尿路症状質問票は推奨されるか.

CQ2: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,生活の質(QOL)の評価は推奨されるか.

CQ3: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,排尿日誌(頻度・尿量記録)は推奨されるか.

CQ4: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,認知機能の評価は推奨されるか.

CQ5: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,残尿測定は推奨されるか.

CQ6: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,尿流動態検査は推奨されるか.

CQ7: パーキンソン病の運動障害に対する治療薬によって,下部尿路機能障害は改善するか.

CQ8: 過活動膀胱を合併したパーキンソン病に対し,末梢性抗コリン薬は推奨されるか.

CQ9: 過活動膀胱を合併したパーキンソン病に対し,β3アドレナリン受容体作動薬は推奨されるか.

CQ10 : 過活動膀胱を合併したパーキンソン病に対し,ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法は推奨されるか.

CQ11 : 前立腺肥大症を合併したパーキンソン病に対し,α1アドレナリン受容体遮断薬は推奨されるか.

CQ12 : 前立腺肥大症を合併したパーキンソン病に対し,前立腺肥大症手術は推奨されるか.

CQ13 : 腹圧性尿失禁を合併したパーキンソン病に対し,尿失禁手術は推奨されるか.

第2部 下部尿路機能障害に関わるパーキンソン病の概論

A.下部尿路症状とは

はじめに

1.蓄尿症状

2.排尿症状

3.排尿後症状

4.神経疾患での下部尿路症状問診における注意点

B.ウロダイナミクスとは

はじめに

1.尿流測定

2.残尿測定

3.膀胱内圧測定

4.内圧尿流検査

5.外尿道・肛門括約筋筋電図検査

6.その他のウロダイナミクス

C.パーキンソン病の診断

はじめに

1.診断基準

2.病期診断

3.鑑別診断

4.歴史・疫学

5.症候

6.病理・薬理

7.画像

8.遺伝子

9.運動症状・非運動症状の治療

D.パーキンソン病における下部尿路機能障害の基礎的検討

はじめに

1.下部尿路の神経機能

2.大脳基底核と排尿反射

3.パーキンソン病における高位排尿中枢ネットワーク

E.パーキンソン病における下部尿路機能障害の脳画像

はじめに

1.健常者の排尿反射に関与する脳賦活部位

2.特発性過活動膀胱(OAB)の機能的脳画像と前脳の排尿メカニズムの推定

3.パーキンソン病患者の下部尿路障害のメカニズム

4.パーキンソン病患者における排尿筋過活動(DO)発現時の脳画像

5.視床下核深部脳刺激療法(STN-DBS)に伴う排尿症状の変化と機能的脳画像

F.パーキンソン病における下部尿路機能障害の臨床: ウロダイナミクス検査を中心に

はじめに

1.下部尿路症状

2.下部尿路機能障害の頻度(ウロダイナミクス検査)

G.パーキンソン病における下部尿路機能障害に対する行動療法

1.過活動膀胱(OAB)に対する行動療法

H.パーキンソン病における下部尿路機能障害に対する薬物療法

はじめに

1.パーキンソン病の運動障害治療薬と排尿機能〜ドパミン系薬剤の下部尿路への影響

2.抗コリン(抗ムスカリン)薬による治療

3.β3 アドレナリン受容体(AR)作動薬: ミラベグロン

4.その他の薬剤

I.パーキンソン病における下部尿路機能障害に対するその他の治療

はじめに

1.パーキンソン病に合併した前立腺肥疾患に対する外科的治療

2.経尿道的A型ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法

3.経皮的後脛骨神経電気刺激法などの神経刺激療法

4.脳深部刺激法の下部尿路機能障害への効果

5.反復経頭蓋磁気刺激療法の下部尿路機能障害への効果

6.その他の治療

■コラム1 Detrusor hyperactivity witth impaired contractile function(DHIC)

■コラム2 パーキンソン病での起立性低血圧治療薬の下部尿路機能障害への影響

■コラム3 パーキンソン病の膀胱に対して,L-ドパが短期的に亢進(増悪)・長期的に抑制(改善)の2相性効果を出す理由は?

■コラム4 パーキンソン病の蓄尿障害〜膀胱知覚過敏の関与

■コラム5 中枢性抗コリン薬(トリヘキシフェニディルなど)の下部尿路機能に対する影響

索引

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商品情報

内容

パーキンソン病患者の下部尿路機能障害(神経因性膀胱)を,エビデンスに基づいてまとめた本邦初の診療ガイドライン。

神経内科医・一般医家むけ,泌尿器科医むけの2種類を掲載した「パーキンソン病における下部尿路機能障害の診療アルゴリズム」を公開。Clinical Questionsでは,広く臨床家にとって有用な情報を提供します。

序文

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目次

パーキンソン病における下部尿路機能障害の診療アルゴリズム

1.神経内科医・一般医家用アルゴリズム

2.泌尿器科医用アルゴリズム

序章

1.「パーキンソン病における下部尿路機能障害診療ガイドライン」の定義と目的

2.作成の経緯と主体

3.ガイドラインの種類と対象

4.作成の原則

5.文献検索の方法

6.エビデンスのレベル

7.推奨度(推奨グレード)について

8.文献の記載方法

9.改訂

10.作成の資金源について

11.ガイドライン作成に参考となる書籍

12.CQの作成について

13.文献データによるガイドライン作成の限界

第1部 Clinical Questions

CQ1: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,下部尿路症状質問票は推奨されるか.

CQ2: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,生活の質(QOL)の評価は推奨されるか.

CQ3: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,排尿日誌(頻度・尿量記録)は推奨されるか.

CQ4: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,認知機能の評価は推奨されるか.

CQ5: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,残尿測定は推奨されるか.

CQ6: パーキンソン病の下部尿路機能障害の診療において,尿流動態検査は推奨されるか.

CQ7: パーキンソン病の運動障害に対する治療薬によって,下部尿路機能障害は改善するか.

CQ8: 過活動膀胱を合併したパーキンソン病に対し,末梢性抗コリン薬は推奨されるか.

CQ9: 過活動膀胱を合併したパーキンソン病に対し,β3アドレナリン受容体作動薬は推奨されるか.

CQ10 : 過活動膀胱を合併したパーキンソン病に対し,ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法は推奨されるか.

CQ11 : 前立腺肥大症を合併したパーキンソン病に対し,α1アドレナリン受容体遮断薬は推奨されるか.

CQ12 : 前立腺肥大症を合併したパーキンソン病に対し,前立腺肥大症手術は推奨されるか.

CQ13 : 腹圧性尿失禁を合併したパーキンソン病に対し,尿失禁手術は推奨されるか.

第2部 下部尿路機能障害に関わるパーキンソン病の概論

A.下部尿路症状とは

はじめに

1.蓄尿症状

2.排尿症状

3.排尿後症状

4.神経疾患での下部尿路症状問診における注意点

B.ウロダイナミクスとは

はじめに

1.尿流測定

2.残尿測定

3.膀胱内圧測定

4.内圧尿流検査

5.外尿道・肛門括約筋筋電図検査

6.その他のウロダイナミクス

C.パーキンソン病の診断

はじめに

1.診断基準

2.病期診断

3.鑑別診断

4.歴史・疫学

5.症候

6.病理・薬理

7.画像

8.遺伝子

9.運動症状・非運動症状の治療

D.パーキンソン病における下部尿路機能障害の基礎的検討

はじめに

1.下部尿路の神経機能

2.大脳基底核と排尿反射

3.パーキンソン病における高位排尿中枢ネットワーク

E.パーキンソン病における下部尿路機能障害の脳画像

はじめに

1.健常者の排尿反射に関与する脳賦活部位

2.特発性過活動膀胱(OAB)の機能的脳画像と前脳の排尿メカニズムの推定

3.パーキンソン病患者の下部尿路障害のメカニズム

4.パーキンソン病患者における排尿筋過活動(DO)発現時の脳画像

5.視床下核深部脳刺激療法(STN-DBS)に伴う排尿症状の変化と機能的脳画像

F.パーキンソン病における下部尿路機能障害の臨床: ウロダイナミクス検査を中心に

はじめに

1.下部尿路症状

2.下部尿路機能障害の頻度(ウロダイナミクス検査)

G.パーキンソン病における下部尿路機能障害に対する行動療法

1.過活動膀胱(OAB)に対する行動療法

H.パーキンソン病における下部尿路機能障害に対する薬物療法

はじめに

1.パーキンソン病の運動障害治療薬と排尿機能〜ドパミン系薬剤の下部尿路への影響

2.抗コリン(抗ムスカリン)薬による治療

3.β3 アドレナリン受容体(AR)作動薬: ミラベグロン

4.その他の薬剤

I.パーキンソン病における下部尿路機能障害に対するその他の治療

はじめに

1.パーキンソン病に合併した前立腺肥疾患に対する外科的治療

2.経尿道的A型ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法

3.経皮的後脛骨神経電気刺激法などの神経刺激療法

4.脳深部刺激法の下部尿路機能障害への効果

5.反復経頭蓋磁気刺激療法の下部尿路機能障害への効果

6.その他の治療

■コラム1 Detrusor hyperactivity witth impaired contractile function(DHIC)

■コラム2 パーキンソン病での起立性低血圧治療薬の下部尿路機能障害への影響

■コラム3 パーキンソン病の膀胱に対して,L-ドパが短期的に亢進(増悪)・長期的に抑制(改善)の2相性効果を出す理由は?

■コラム4 パーキンソン病の蓄尿障害〜膀胱知覚過敏の関与

■コラム5 中枢性抗コリン薬(トリヘキシフェニディルなど)の下部尿路機能に対する影響

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