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図解 薬害・副作用学 改訂3版

  • ページ数 : 612頁
  • 書籍発行日 : 2023年4月
  • 電子版発売日 : 2023年3月3日

目次

1章 総論

1. 薬害の歴史的変遷

Ⅰ 薬害とは

Ⅱ ペニシリンによるアナフィラキシー・ショック死(ペニシリン事件)

Ⅲ サリドマイドによる胎児先天異常(サリドマイド事件)

Ⅳ クロロキンによる網膜症(クロロキン事件)

Ⅴ キノホルムによるスモン(スモン事件)

Ⅵ 非加熱血液製剤によるHIV 感染症(薬害エイズ事件)

Ⅶ フィブリノゲン製剤によるC 型肝炎(薬害C型肝炎事件)

Ⅷ ソリブジンとフルオロウラシルとの相互作用(ソリブジン事件)

Ⅸ ヒト乾燥硬膜によるクロイツフェルト・ヤコブ病(医原性CJD 事件)

Ⅹ ゲフィチニブによる間質性肺炎(イレッサ事件)

Ⅺ ワクチンによる有害事象(予防接種禍事件)

コラム:HPVワクチン副反応のアジュバント説と心因反応説

Ⅻ 被害者の立場からの薬害論

2. 医薬品の安全性評価

Ⅰ 医薬品開発と安全性評価

Ⅱ 健康被害救済制度

Ⅲ 大規模臨床副作用データベースと安全性評価

3. 副作用の種類と発症メカニズム

Ⅰ 薬物中毒

Ⅱ 薬物アレルギー

Ⅲ 発がん性

Ⅳ 催奇形性(胎児毒性)

Ⅴ 薬物依存

Ⅵ 薬物耐性

4. 薬物相互作用

Ⅰ 薬物動態学的相互作用

Ⅱ 薬力学的相互作用

5. 副作用発現に影響を及ぼす要因

Ⅰ 個人的素因(トキシコゲノミクス)

Ⅱ 後天的要因

コラム:ポリファーマシー(多剤服用)の問題

2章 臓器における代表的副作用

1. 薬剤に対する過敏症

1 アナフィラキシー

2 血管性浮腫,咽頭浮腫

3 蕁麻疹

4 インフュージョンリアクション,過敏反応

2. 薬剤性血液障害

1 無顆粒球症,顆粒球減少症

2 再生不良性貧血

3 血小板減少症

4 血栓症,血栓塞栓症

5 薬剤性貧血

6 血栓性血小板減少性紫斑病

7 播種性血管内凝固症候群

8 ヘパリン起因性血小板減少症

9 出血傾向

3. 薬剤性腎・泌尿器・生殖器障害

1 急性腎障害

2 糸球体障害

3 尿細管間質性腎障害

4 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群

5 尿路機能障害(蓄尿障害,排尿困難)

6 出血性膀胱炎

7 腫瘍崩壊症候群

8 急性腎盂腎炎

9 腎性尿崩症

10 卵巣過剰刺激症候群

11 低カリウム血症

4. 薬剤性精神障害

1 悪性症候群

2 薬剤惹起性うつ病

3 セロトニン症候群

4 アカシジア

5 幻覚・妄想,せん妄

6 新生児薬物離脱症候群

7 その他(睡眠障害,薬物依存・習慣性)

5. 薬剤性神経障害

1 末梢神経障害

2 遅発性ジスキネジア

3 薬剤性パーキンソニズム

4 けいれん

5 白質脳症

6 急性脳症,インフルエンザ脳症,ライ症候群

7 ギラン・バレー症候群

8 無菌性髄膜炎

9 急性散在性脳脊髄炎

10 運動失調

11 めまい

12 頭痛

13 その他(抗菌薬関連脳症)

6. 薬剤性循環器障害

1 不整脈

2 心不全

3 虚血性心疾患

4 降圧に伴う代償反応

5 薬剤誘発性高血圧

7. 薬剤性消化器障害

1 消化性潰瘍

2 偽膜性大腸炎

3 イレウス(腸閉塞)

4 口内炎

5 重度の下痢

コラム:NSAIDs誘起消化管障害の現状と対策

8. 薬剤性肝胆膵障害

1 薬剤性肝障害

2 薬剤性膵炎

9. 薬剤性呼吸器障害

1 間質性肺炎

2 好酸球性肺炎

3 喘息発作

4 肺胞出血

5 肺水腫

6 急性呼吸窮迫症候群

7 胸膜炎,胸水貯留

8 空咳

10. 薬剤性代謝・内分泌障害

1 偽性アルドステロン症

2 甲状腺機能低下症

3 甲状腺中毒

4 高血糖

5 低血糖

6 乳酸アシドーシス

7 高プロラクチン血症

11. 薬剤性感覚器障害

1 緑内障

2 視覚障害(緑内障以外)

3 聴覚障害

4 手足症候群

5 味覚障害

12. 薬剤性皮膚障害

1 接触皮膚炎

2 Stevens-Johnson症候群,中毒性表皮壊死融解症

3 薬剤性過敏症症候群

4 急性汎発性発疹性膿疱症

5 薬剤性光線過敏症

6 その他(満月様顔貌,酒さ様皮膚炎)

13. 薬剤性筋・骨格障害

1 横紋筋融解症

2 ミオパシー(ミオパチー)

3 骨粗鬆症

4 特発性大腿骨頭壊死症

5 顎骨壊死

6 悪性高熱症

3章 薬剤による副作用

1 中枢神経系に作用する薬

2 自律神経系に作用する薬

3 知覚神経系・運動神経系に作用する薬

4 循環器系に作用する薬① 心・血管系用薬

5 循環器系に作用する薬② 降圧薬

6 呼吸器系に作用する薬

7 内分泌系に作用する薬

8 消化器系に作用する薬

9 血液・造血器系に作用する薬

10 代謝系に作用する薬

11 炎症・アレルギーに作用する薬

12 抗悪性腫瘍薬

13 抗菌薬

14 抗ウイルス薬

15 抗真菌薬・抗原虫・寄生虫薬

16 漢方薬,健康食品

4章 がん化学療法の副作用とその対策

1. レジメンに特徴的な副作用

1 肺がん

2 乳がん

3 食道がん

4 胃がん

5 結腸・直腸がん

6 膵がん

7 肝がん

8 婦人科がん

9 泌尿器がん

10 皮膚がん

11 造血器腫瘍

2. 副作用対策と支持療法

1 悪心・嘔吐

2 末梢神経障害

3 発熱性好中球減少症

4 皮膚障害

5 免疫チェックポイント阻害薬による副作用

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内容

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序文

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目次

1章 総論

1. 薬害の歴史的変遷

Ⅰ 薬害とは

Ⅱ ペニシリンによるアナフィラキシー・ショック死(ペニシリン事件)

Ⅲ サリドマイドによる胎児先天異常(サリドマイド事件)

Ⅳ クロロキンによる網膜症(クロロキン事件)

Ⅴ キノホルムによるスモン(スモン事件)

Ⅵ 非加熱血液製剤によるHIV 感染症(薬害エイズ事件)

Ⅶ フィブリノゲン製剤によるC 型肝炎(薬害C型肝炎事件)

Ⅷ ソリブジンとフルオロウラシルとの相互作用(ソリブジン事件)

Ⅸ ヒト乾燥硬膜によるクロイツフェルト・ヤコブ病(医原性CJD 事件)

Ⅹ ゲフィチニブによる間質性肺炎(イレッサ事件)

Ⅺ ワクチンによる有害事象(予防接種禍事件)

コラム:HPVワクチン副反応のアジュバント説と心因反応説

Ⅻ 被害者の立場からの薬害論

2. 医薬品の安全性評価

Ⅰ 医薬品開発と安全性評価

Ⅱ 健康被害救済制度

Ⅲ 大規模臨床副作用データベースと安全性評価

3. 副作用の種類と発症メカニズム

Ⅰ 薬物中毒

Ⅱ 薬物アレルギー

Ⅲ 発がん性

Ⅳ 催奇形性(胎児毒性)

Ⅴ 薬物依存

Ⅵ 薬物耐性

4. 薬物相互作用

Ⅰ 薬物動態学的相互作用

Ⅱ 薬力学的相互作用

5. 副作用発現に影響を及ぼす要因

Ⅰ 個人的素因(トキシコゲノミクス)

Ⅱ 後天的要因

コラム:ポリファーマシー(多剤服用)の問題

2章 臓器における代表的副作用

1. 薬剤に対する過敏症

1 アナフィラキシー

2 血管性浮腫,咽頭浮腫

3 蕁麻疹

4 インフュージョンリアクション,過敏反応

2. 薬剤性血液障害

1 無顆粒球症,顆粒球減少症

2 再生不良性貧血

3 血小板減少症

4 血栓症,血栓塞栓症

5 薬剤性貧血

6 血栓性血小板減少性紫斑病

7 播種性血管内凝固症候群

8 ヘパリン起因性血小板減少症

9 出血傾向

3. 薬剤性腎・泌尿器・生殖器障害

1 急性腎障害

2 糸球体障害

3 尿細管間質性腎障害

4 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群

5 尿路機能障害(蓄尿障害,排尿困難)

6 出血性膀胱炎

7 腫瘍崩壊症候群

8 急性腎盂腎炎

9 腎性尿崩症

10 卵巣過剰刺激症候群

11 低カリウム血症

4. 薬剤性精神障害

1 悪性症候群

2 薬剤惹起性うつ病

3 セロトニン症候群

4 アカシジア

5 幻覚・妄想,せん妄

6 新生児薬物離脱症候群

7 その他(睡眠障害,薬物依存・習慣性)

5. 薬剤性神経障害

1 末梢神経障害

2 遅発性ジスキネジア

3 薬剤性パーキンソニズム

4 けいれん

5 白質脳症

6 急性脳症,インフルエンザ脳症,ライ症候群

7 ギラン・バレー症候群

8 無菌性髄膜炎

9 急性散在性脳脊髄炎

10 運動失調

11 めまい

12 頭痛

13 その他(抗菌薬関連脳症)

6. 薬剤性循環器障害

1 不整脈

2 心不全

3 虚血性心疾患

4 降圧に伴う代償反応

5 薬剤誘発性高血圧

7. 薬剤性消化器障害

1 消化性潰瘍

2 偽膜性大腸炎

3 イレウス(腸閉塞)

4 口内炎

5 重度の下痢

コラム:NSAIDs誘起消化管障害の現状と対策

8. 薬剤性肝胆膵障害

1 薬剤性肝障害

2 薬剤性膵炎

9. 薬剤性呼吸器障害

1 間質性肺炎

2 好酸球性肺炎

3 喘息発作

4 肺胞出血

5 肺水腫

6 急性呼吸窮迫症候群

7 胸膜炎,胸水貯留

8 空咳

10. 薬剤性代謝・内分泌障害

1 偽性アルドステロン症

2 甲状腺機能低下症

3 甲状腺中毒

4 高血糖

5 低血糖

6 乳酸アシドーシス

7 高プロラクチン血症

11. 薬剤性感覚器障害

1 緑内障

2 視覚障害(緑内障以外)

3 聴覚障害

4 手足症候群

5 味覚障害

12. 薬剤性皮膚障害

1 接触皮膚炎

2 Stevens-Johnson症候群,中毒性表皮壊死融解症

3 薬剤性過敏症症候群

4 急性汎発性発疹性膿疱症

5 薬剤性光線過敏症

6 その他(満月様顔貌,酒さ様皮膚炎)

13. 薬剤性筋・骨格障害

1 横紋筋融解症

2 ミオパシー(ミオパチー)

3 骨粗鬆症

4 特発性大腿骨頭壊死症

5 顎骨壊死

6 悪性高熱症

3章 薬剤による副作用

1 中枢神経系に作用する薬

2 自律神経系に作用する薬

3 知覚神経系・運動神経系に作用する薬

4 循環器系に作用する薬① 心・血管系用薬

5 循環器系に作用する薬② 降圧薬

6 呼吸器系に作用する薬

7 内分泌系に作用する薬

8 消化器系に作用する薬

9 血液・造血器系に作用する薬

10 代謝系に作用する薬

11 炎症・アレルギーに作用する薬

12 抗悪性腫瘍薬

13 抗菌薬

14 抗ウイルス薬

15 抗真菌薬・抗原虫・寄生虫薬

16 漢方薬,健康食品

4章 がん化学療法の副作用とその対策

1. レジメンに特徴的な副作用

1 肺がん

2 乳がん

3 食道がん

4 胃がん

5 結腸・直腸がん

6 膵がん

7 肝がん

8 婦人科がん

9 泌尿器がん

10 皮膚がん

11 造血器腫瘍

2. 副作用対策と支持療法

1 悪心・嘔吐

2 末梢神経障害

3 発熱性好中球減少症

4 皮膚障害

5 免疫チェックポイント阻害薬による副作用

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